真紅の背反

shinku no haihan

真紅の背反
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×211
  • 萌12
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
7
得点
106
評価数
31
平均
3.5 / 5
神率
16.1%
著者
和泉桂 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
円陣闇丸 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
電子発売日
価格
¥686(税抜)  
ISBN
9784576200576

あらすじ

この美しくも淫らな人が自分だけのものになればいい
幼き日に再会を約束した年下の抵抗組織の幹部×上官に身も心も支配されている美しき将校

絶対忘れない、また会おう――。少年時代、旅先で偶然出会った兄弟との約束を胸に秘め、ドイツ国防軍陸軍将校のイリヤはパルチザンへの潜入捜査を試みる。しかし皮肉にも再会を誓ったアレクサンドルは敵組織の幹部候補だった。彼の兄ドミートリィの非業の死に関わったイリヤは、復讐心と愛憎に囚われたアレクサンドルに激しく犯される。しかしイリヤの肉体は潜入を命じた上官のクラウスによってすでに開発され、今なお支配されていて…。

表題作真紅の背反

イリヤと敵対国の幹部候補
ドイツ国防軍陸軍中尉

同時収録作品 真紅の背反

ドイツ国防軍臨時司令官
ドイツ国防軍陸軍中尉

レビュー投稿数7

間男クラウスの存在が強!

美麗な表紙に惹き込まれて手に取りました♪
幼き日々の出会いと未来への再会の約束が、こんな悲劇的な再会になってしまうとは…時代背景を上手く組み込んで物語が動いていて、読んでいて彼らは幸せになれるのだろうかと不安に感じましたが、ちゃんと幸せになれて良かったです(๑´∀`๑)

間男・クラウスがこんなに印象が強くてイリヤとアレクサンドル2人を掻き乱しているのが、いいスパイスになっていました。
最初はイリヤの全てを肉体で支配している悪い奴だと最低だと思っていたのに…最後のアレはズルいなぁ…憎めないキャラじゃないですか。

面白かったです!!

0

上官副官軍服とパルチザン、ミリタリー欲が満たされる

舞台であるww2時代の歴史が大好きなので一気に読んでしまいました。

当時の民族的アイデンティティ、アプヴェーア上層部が反体制派だったことまで絡められており、創作物として扱いづらいであろう時代にもかかわらず細かな描写が光っています。
軍服は各々で仕立てていたというのも史実ですので、間男さんの毛皮のコートというディテールの細かさにもぐっときました。
金髪美人と軍服の組み合わせも最高です……

パルチザンのサーシャと国防軍人イリヤのハッピーエンドでしたが、どうにも食えない間男クラウスの存在感が際立っていてそれもまた良かったです。
上官と副官の密な関係性が大好きなので、本命二人と同じくらい心惹かれる組み合わせでした。
通行証を与えたクラウスの憎めないキャラもとても好きです。

後書きで「歴史ファンタジーとして書いた」と述べられていたように、歴史物要素は詳しくなくても楽しめるようになっていて、物語の本筋はハッピーエンドで終わります。
しかし、M/M作品のような重苦しさのある歴史物としてのBLもぜひ読んでみたいです。
軍服、軍人、ミリタリー欲が存分に満たされると前置きした上で、この作者様によるさらなる歴史物BLに期待してしまいます。

余談ですが、参考文献で有名タイトルが挙げられておりしっかりと調べられた作品であることにも感動しました。

2

相反する想いを抱えて

今回は東欧の地下レジスタンスとドイツ国防軍陸軍中尉のお話です。

幼い誓いを大切にしていた2人が大戦下で巡り会い、敵対者として憎悪
しつつも、再びお互いの手を取るまで。

受様は実業家の父が旅先から連れて戻った赤子です。その後父は今の
母と結婚して妹が生まれますが、目に障害のある妹にかかりきり、厳格
な父も受様にはひどく冷淡でした。

ある年に一家は妹の眼の治療を受けるために、隣国ウィーンに滞在する
ことになります。とはいえ、両親は妹にかかりきりで、受様は残された
ホテルで暇を持て余していました。

そんな時に知り合ったのが、ウクライナから旅行に来たという兄弟でし
た。この兄弟の弟こそが後の攻様になります♪ 攻様達と知り合って以降、
受様は楽しい日々を過ごせるようになります。

しかし受様一家は一足早く帰国する事となります。受様は兄弟に土産物
屋で買った銀のメダルを渡し、15年後の夏にこのホテルで再会しようと
約束して別れるのです。

輝かしく夏の日を思い出していたその年の冬、受様は眉目秀麗ながらも
猛禽のような鋭い瞳をもつ名門貴族の青年と知り合います。青年は両親
の遺産を食いつぶす放浪者だと名乗り、受様一家と親しくなります。

受様は何度も家を訪れるようになった青年から様々な影響を受けるよう
になります。そして14才の夏休みに彼の別荘に招かれます。受様は青年
と2人きりで過ごせる事を無邪気に喜びますが、青年は受様の魂は自分に
近いと受様を強引に組み敷くのです!!

青年を恐れながらもその手を離せなかった受様は秘密を抱える事となり、
数年後に華やかな礼装で訪れた青年によって士官学校へと導かれます。
受様は自分は生涯彼から逃れられないと悟るのでした。

彼はその才知によって今や国防軍臨時司令官である大佐となり、中尉と
なったある受様は彼の指揮の下、攻様の故郷であるウクライナへと招集
されます。

地下の広大な採掘跡に潜むバルチザンの対抗は根強く、受様はその殲滅
作戦に投入されるための着任でしたが、受様についた早々、バルチザン
の医師となっていた攻様の兄を拘束することになり、結果彼の命を奪っ
てしまうのです。

受様はせめても攻様だけは救おうと誓い、ドイツ軍人である事を隠して
パルチザンに接触を図ります。

果たして受様は今度こそ誓いを護れるのか!?

恐怖により抑圧されたナチス・ドイツの席捲する世界大戦下を背景に、
幼い頃の約束を支えに生きてきた2人が、敵対する組織に所属する者同士
として再会することによって始まる歴史ファンタジーになります♪

受様は出生から自身に対するトラウマを抱えており、そんな受様に目を付
けた青年貴族によって更なるトラウマを植え付けられて彼の駒となる抱き
人形と化すことになります。

策略に嵌った受様は彼の手から逃れる事ができないままに踊らされ、彼が
支配するウクライナのオデッサでレジスタンス活動をするパルチザン殲滅
の潜入捜査を命じられるのです。

片や攻様は大学生という隠れ蓑を被りつつパルチザンのメンバーとして活
動していました。厳しくなる戦況に兄もパルチザン入りを決意しますが、
その結果、ドイツ軍により不慮の死を遂げる事となります。

攻様は兄の死に攻様が関わっている事を知り、ロシア人のジャーナリスト
として接触してきた受様への復讐の機会を窺いながら、何も知らないよう
な素振りを装うのです。

それぞれが戦争を終わらせたいという気持ちは同じなのに、それぞれが
属する国の違い、家族との仲間との関係が敵対関係を生み、それぞれが
自分の信じる勝利を目指して策を練り、罠を仕掛けます。

受様を捕えている腹黒大佐の思惑がなかなか見えず、彼に踊らされる受様
と攻様の関係もなかなか進展せず、ハラハラが止まりません!! 和泉先生ら
しい壮大な世界観と国や軍の利権が絡まり合った展開で、楽しく読ませて
頂いきました (^O^)/

ただ個人的には受様が流されすぎで詰めが甘すぎる感じがしてあまり好み
じゃなかったです。受様には攻様より凛々しくあって欲しいのですよね。

複雑な情勢と利権が絡まる中、受様も祖国のために軍部を欺きますが、
それも可愛いものと泳がされてるし、それぞれの思惑がわかった最終局面
でも結局は受様を可愛がってた大佐と受様に惚れてた攻様によって何とか
なった感が否めず「萌」評価としました。

円陣さんの軍服イラスト及び絡みシーンの色っぽさは絶品でした♡

1

クラウス推し

表紙買い。攻め受けは今一つ?だったのですが、当て馬?ヒール役?のクラウスがめっちゃ好きだったので萌にしました。彼のお話を読みたい・・・本編280P弱+あとがき。シリアスよりな話がお好きな方向けかな。

1943年、黒海に面したオデッサは、ナチス・ドイツ&ルーマニアの連合軍占領下にあり、アレクサンドルはパルチザンの資金面担当として活動を続けていましたが、ある日同じくパルチザンに参加していた兄ドミートリィが海から死体であがります。その兄の墓を訪れると、昔知り合ったイリヤに似た後ろ姿のドイツ軍人を見かけ・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
クラウス(イリヤの上官&開発者)、ドミートリィ(攻めの兄)、タラス、ボリス等、パルチザンの仲間少々、ヴェローニカ(受けの妹)ぐらいかな。

**以下内容に触れる感想

「年下熱血よりパルチザンさん」と「既に開発されまくった美人軍人さん」の再会ものと言えばよいかな。お話はさらっと読めてしまったのですが、何より気になってしようがないのが、クラウス。「なんなんこの腹黒満点ショタ好き、あんたは光源氏か!」という方。

イリヤを開発した方がクラウスなのですが、円陣先生の挿絵の効果もあってか、「何考えてんだかさっぱりわからん腹黒」にしか見えないです(誉め言葉)。
最高です。お願いですから、この方の戦後の人生を読ませていただきたい・・・「イリヤがいなくなって呆然としたところに、イリヤを彷彿とさせる方と出会う」でも、「まったく違うタイプの方に出会う」でもよいので、このクラウスが振り回されるお話を読みたいです!(攻めざまあ大好き)

肝心の攻め受けですが、攻めが割合単細胞、良く言えば熱血純情まっすぐ青年でして。幼い頃に出会ったイリヤを一途に思っているのはよいのですが、個人的にはクラウスの方が3段ぐらい上に感じました。イリヤは薄幸美人さんに分類されるかと思いますが、クラウスによってド淫乱な様子を見せるところが私はあまり好きではなかったです。どちらかというと、歯を食いしばりながらクラウスに抵抗し気絶しながらいっちゃうぐらいの美人さんの方が好きだなと思いました。

私としては攻め受けより、腹黒クラウスをおススメしたいです・・・

3

色っぽい軍服美人

軍服は乱されてこそ素晴らしい…という先生のインタビューを見てすぐ欲しくなり購入。第二次世界大戦中のサラサラ金髪の美しいドイツ人将校の受けが主役です。歴史ファンタジー楽しいです。実際の地名の写真とか見てイメージ膨らませられて。今回の舞台となったオデッサのカタコンベという地下基地も「こんな所かあー」とネット写真で見ました。

でもこのお話はクラウスという軍の上司の間男が強い存在感を出してます。何しろ攻めよりも受けへのエッチ回数とかねちっこさのシーンが多いですから。一回り位年下の受けを14歳の時にかどわかして性的に支配してその後愛人にするって…犯罪者レベルの変態なんですが、円陣さんのイラストでは男前すぎるのです。罪なイラストだ(笑)

受けは唯一の美しい思い出を共有していた幼馴染みの年下の攻め(ウクライナ人)に敵として再会したため、憎しみをぶつけられながら激しく陵辱されます。受けが敵地に潜入するスパイというエロい設定ですから。昼は年上の上司に抱かれ、夜は年下の幼馴染みに抱かれ…と細身の受けの体が持つのか?というエッチの激しさが見どころです。

エロエロ歴史ファンタジー、堪能しました。

5

敵対する者同士の再会ラブ

第二次世界大戦当時のナチス・ドイツとソ連のレジスタンスという、対立する立場にある男たちの戦場BLです。
ソ連のパルチザンを描きたかったようで、史実に創作を加えた歴史ファンタジーになっています。

幼なじみの再会ものであり、復讐ものでもあります。
まぁー、とにかく間男の存在感が凄かった!
主役の2人が、完全に食われちゃってましたね^^;


少年時代、旅先で会ったロシア人の兄・ドミートリィ(ミーチャ)と弟・アレクサンドル(サーシャ)、そしてドイツ人のイリヤ。
再会を誓って別れたものの、時は戦争の時代へと突入していきます。
成長したイリヤはドイツ軍の将校に、兄弟はソ連のパルチザンになっていてーー…

ナチス・ドイツの陸軍中尉として、ソ連のオデッサに呼び寄せられたイリヤ。
オデッサはミーチャとサーシャの故郷であり、イリヤは二人が所属するパルチザンに潜入捜査する命を受けます。
先にイリヤと再会したミーチャは、イリヤの上官・クラウスに見つかり捕らえられてしまいます。
庇いきれずミーチャを殺されてしまったイリヤは、サーシャだけは何があっても助けようと心に誓うのです。

この上官・クラウスが曲者。
幼いイリヤに付け入り、身体を蹂躙し、目の見えないイリヤの妹を盾にイリヤを屈服させます。
クラウスの本性に気付いた時にはもう遅い……という感じで、
心身ともにクラウスに支配されるイリヤ。
ただ、思い出の中のミーチャとサーシャだけは決して手放しませんでした。

クラウスが魅力的であるとともに、とても恐ろしかったです。
最後までクラウスの掌の上で踊らされていた印象が強かった^^;

ミーチャを殺したのはイリヤだと思っているサーシャは、
イリヤへの復讐心に囚われ、再会後はイリヤを激しく犯し続けます。
ここに愛はあるのかーー?という展開。

とても健気でありながら、身体はクラウスを求めてしまうという、淫乱イリヤ。
心と身体のギャップが大きくて、直ぐにクラウスに屈しちゃうんだよなぁ……
サーシャに抱かれるより、クラウスに抱かれている時の方が気持ちよさそうだったから、ここは逆が良かったなぁ……なんて思いました。

人知れずドイツ軍に反抗するイリヤでしたが、実はクラウスも軍を裏切っています。
裏切りに次ぐ裏切りーー
そして、オデッサから冤罪の罪を着せられそうになるサーシャ。

サーシャとイリヤはまたもや再会を誓い合って、それぞれ逃亡します。
共に追われる身となってしまい、一緒に逃げられなかったのが辛かったです。
同じ人間なのに、住む国や人種が違うだけで一緒にいる事すらままならない……
ふぅ〜、これが戦争。これが戦場ラブですよね。

再会して、愛を伝え合うラストにホッと胸を撫で下ろしました。
ただ、全体的にちょっと愛が足りなかったんだよなぁ……
愛情が愛憎をもっと上回って欲しかった。
そこに萌えがあるのに〜!

エロは多目でしたね。
NTRも3Pもなかったけど、むしろあっても良かったのかも。
あと、クラウスにザマァを用意してくれたら言う事なかったな。

表紙、挿絵は美しく、軍服には萌えました♡

10

切ない愛憎劇と間男の圧倒的存在感

表紙の圧倒的美しさは惚れ惚れしますね!
挿絵も色っぽいシーンが多めで眼福です(∩´///`∩)

ストーリー背景はナチ時代。
恐怖・抑圧・復讐に支配された一寸先は闇な情勢の中で
敵対する攻めと受けの愛憎や、間男の企みなどが絡み展開します。

私は歴史に無知なので細かい部分は除いて
萌え部分に重点を置いて感想を書こうと思います。

ストーリーは
思わぬ場所での再会から始まり、
幼き日に出会った時の美しい思い出を経て
現在の軋轢へと展開していきます。

攻め:アレクサンドル(愛称:サーシャ)
地上では大学生をしながらも、地下の運動に参加し、有能さを買われて将来の幹部候補とされています。兄・ドミートリィと2人で寄り添い生きてきて、大切なのは兄と幼い頃に出会った思い出の中のイリヤ。

ある日ドミートリィがドイツ軍に殺されてしまう。しかもその殺しにはイリヤが関わっていると知り、幼き日の天使のようなイリヤに裏切られた憎悪を抱えるようになります。

受け:イリヤ
嵌められて自分の望まない形でドイツ軍人として生きています。軍に忠誠を誓ってはおらず、イリヤの願いは戦争を終わらせることと目の不自由な妹を守ること。そしてドミートリィに託された「サーシャを頼む」の言葉。

自分の芯に目標を掲げながらも、軍人になるキッカケを作った上官・クラウスに開発された体に対するおぞましさや羞恥を抱えていて、どうにもクラウスには弱腰な印象でした。(クラウスがおそろしく狡猾で何枚も上手な人物なので…;)怜悧な風貌ながらも中身はクールというよりやや危うい部分が垣間見えた気がします。

インタビュー記事にもありますが、
再会・スパイ・愛憎・間男・軍服が萌える方は是非…!

個人的には愛憎と間男と軍服が非常に萌えました。

まず愛憎萌え。
誤解してる方もされてる方もシンドイッッ。そもそもアレクサンドルは基本ベースは年下ワンコ系の好青年のハズなんですよ。けれど表紙の表情見て下さい。年下ワンコ?となりますよね。大好きだったからこそ憎さが何倍も膨れ上がってギラギラした目でイリヤを射るのがも~~~~~~萌えた…(∩´///`∩)(もちろんほのぼのしていられる時代背景でないのもありますが)

アレクサンドルが厳しい態度を取ってきてもイリヤが甘んじて受けるのも切ない。アレクサンドルに殺されても仕方ないとおもっているのですね。自分はそれだけのことをしたと。遣る背ない気持ちになります。

そんで間男萌え。
この本を語るに欠かせないほど存在感を見せるクラウス。嫌な男なんですよ。嫌な…嫌な……イイ男です。(クソゥ) 上にも書きましたが恐ろしく狡猾。勘が良くて、鼻が効いて、頭の回転が速く、人心掌握術を持っているんじゃないかというほどスルッとつけいるのが上手い。

幼い頃のイリヤは親から愛されずに淋しさを抱えていました。アレクサンドルとドミートリィと過ごした時間だけが大切な宝物で。そんなイリヤを欺し込むなんてクラウスにしたら余裕綽々なんですね。それからずっとイリヤはクラウスの手の中で操られる人形で。

イリヤを精神的に追い込んでエロを仕込むシーンはゾクゾクしましたね…。円陣さんの挿絵も恐ろしく美しくて私はクラウスに対してどういう感情を持って良いのか迷子になりました。(美しいって怖い…)

幼い日のイリヤを天使とするなら、クラウスは悪魔のような男。
なんですがね~~~~……。これらはすべてイリヤ視点で語られるクラウスの印象というのがポイントで。終盤にアレクサンドルがポロリとこぼしたクラウス像?はめちゃくちゃ萌えました。もしかしてただの不器用な男だったのでは…?だとしたら最高なんですけど!(狡猾さは地だと思いますが)

軍服萌えは言うに及ばずですねヾ(*´∀`*)ノ
イリヤの怜悧さを引き立てる軍服も良きですが、挿絵でクラウスの傲慢さが窺える軍服も良きなのですよ…!鬼畜攻め黒髪オールバックとの相性の良さが最高すぎて拝んじゃう。堪らん////表紙でイリヤが羽織ってるコート、円陣さんのニクイ演出が素敵////

さてさて。決して甘くない情勢の中の敵対関係からハッピーエンドに向かうには…?かなり残りページ少なくなってもまとまらないので大丈夫かな?とハラハラしました。なのでラストは少々急ぎ足だった気がしないでもないかな…?

なので萌え×2評価です。
イラストは神。表紙は飾りたいぐらい好き…!!!

13

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