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asahinabengoshi no hirusagari no jouji
「愛されて」シリーズに続いて、佐久本弁護士事務所繋がりで、相変わらずなホモ連鎖を繰り広げています(笑)
『悪い男』の佐伯は、この作品にもしっかり登場していました。
今回は、「昼下がり〜」と「真夜中〜」の全く違うカップルもので、2作品続きます。
実はこのシリーズ、ほとんどが、まだ知り合ったばかりの相手に、無理矢理関係を強要する…
しかも、過去が関係していて、実は再会ものだった…みたいなパターンが多いかも。
グローバル・ファミリー・役員・エドワード × 佐久本法律事務所弁護士・朝比奈の年の差&年上攻&再会もの。
『アイスドール』と異名をとる、佐久本弁護士事務所に所属する弁護士の朝比奈。
留学間近にも関わらず、将来への打算のために、大きなプロジェクトを引き受けます。
クライアントはアメリカの大企業。
そして、担当者としてやってきたのがエドワード。
何故か、初対面から馴れ馴れく接っしてくるエドワード。
エドワードの挑発にのり、大切な依頼主の機嫌を損ねてしまった朝比奈…。
なんとか仕事を続けさせてもらうために…
「その体で、私を満足させれば契約は続行しよう」という、
エドワードの条件を飲むことに!
それから、毎昼打ち合わせで会っては体を強要される朝比奈。
アイスドールもエドワードの前では全く通用しません。
嫌がりながらも…エドワードには感情を剥き出しにぶつかってばかり。
でも、エドワードは朝比奈の過去をしっているようで…。
実は、朝比奈は小学生の時、目の前で両親を亡くしたことで、記憶を失ってしまっているんです。
感情を表す事でさえ、苦手になってしまい…
その結果『アイスドール』なんて呼ばれるように…
このくだりを知ると、せつなくなりました。
過去にエドワードに会ったかもしれないのに思い出せない朝比奈…。
エドワードとの昼下がりの情事を重ねていく中で、見え隠れする記憶。
いったい彼と過去どんな約束をしたのか…⁉
過去に出会い〜再会の約束…
そして忘れられた記憶…再び再会を果たす2人。
仕事上の駆け引きで始まった二人の関係は、微妙で複雑な思いに包まれたまま!
でも、強引で傲慢なエドワードに惹かれて、体だけでなく、心も溶されていきます。
エドワードはダンディタイプ。
目のあたりのしわが色っぽくてら、たまりませんでした。
そんなダンディな男が、すぐ嫉妬して機嫌が悪くなったり、
最初こそ、強引で傲慢な男だったのに、最後には、子供みたいになってしまった姿には笑えました。
題名にもなっている昼下がりの情事が、エロ満載で!
シリーズの中でも、一番濃かった様な気がします。
特に、エドワードが甘い甘い♡
エドワードの腕の中で、色っぽく変わっていく朝比奈にも、結構そそられました。
可愛かったです!
働く男達の昼下がりの情事!
この文字だけで、怪しげで萌ますよね(笑)
多少、話のゆるさも感じますけど、スーツ姿もカッコ良くて楽しめました。
結構好きな作品でした。
受けが美人さんなエリート弁護士の朝比奈で、
攻めは米国大企業のエリート会社員なエドワード。
朝比奈はちょいツン系で記憶を無くした影あり。
エドワードが朝比奈に焼餅を焼いた事から始まって、
そんな経験のない朝比奈が命令として抱かれる事に。
と強姦ではないけど無理強いなので程よく萌えます。
途中までかなり俺様なエドワードが時々見せる優しさがあって、
あれ?と思ってると朝比奈が両親を亡くした話を聞いて、
包むような優しさを見せたシーンがとても良かったです。
エドワードはダンディタイプで私の好みではないのですが、
時々子供っぽい所があってそこはツボでした。
もうページが残り少ないというのに(笑)
エドワードが朝比奈を捨てて帰国しそうになって焦りました。
ちゃんとハッピーエンドで甘々で終わってましたが。
昼下がりの情事は濃厚な割にキレイで良かったです。
毎回、下調べがしっかりしていらっしゃるのか、
相変わらずこういう職業物の雰囲気を出すのはお上手です!
今回は(今回も?)弁護士、それも企業買収系ということで、
なかなか大変そうなお仕事です。
しかし、いくらBLとはいえ、
いきなりパワハラにはびっくりです。
正直ちょっと引いちゃったんですけれどね。
まぁ、でもそれもエドワードの嫉妬故で、
さらに早い段階で朝比奈さんもほだされちゃってますからね。
その後の展開は、誤解とすれ違いではらはらし通しですが、
その割に意外とあっさりとくっついてしまうので、
先輩がらみでもう一つ二つ波乱があっても良かったかなと。
前半の殺伐とした関係から、
後半は意外と甘々ラブラブな感じで読み終えたので、
評価は「萌×1」で!