朝比奈弁護士の昼下がりの情事

asahinabengoshi no hirusagari no jouji

朝比奈弁護士の昼下がりの情事
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
12
評価数
4
平均
3 / 5
神率
0%
著者
ふゆの仁子 

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イラスト
陸裕千景子 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
価格
¥514(税抜)  
ISBN
9784044505042

あらすじ

将来への打算からアメリカ大企業の依頼を引き受けた弁護士の朝比奈は、クライアントであるエドワードの挑発に乗り、早々に仕事を降ろされることに。
「その体で私を満足させれば契約は続行しよう」―弁護士としての名誉の為、エドワードの出した条件をのむ決意をした朝比奈だが、エドワードは仕事よりも何よりも自分を優先することを強要し、毎昼ごとにその体を嬲る。
しかし、なぜかエドワードが朝比奈の過去を知っていることがわかり…?貴方が与えるのは、夜よりも淫猥な真昼の情事―極上ロマンスをどうぞ。

表題作朝比奈弁護士の昼下がりの情事

大企業グローバル役員
弁護士,28歳

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数3

昼下がりの情事にムフフ♡

「愛されて」シリーズに続いて、佐久本弁護士事務所繋がりで、相変わらずなホモ連鎖を繰り広げています(笑)
『悪い男』の佐伯は、この作品にもしっかり登場していました。

今回は、「昼下がり〜」と「真夜中〜」の全く違うカップルもので、2作品続きます。

実はこのシリーズ、ほとんどが、まだ知り合ったばかりの相手に、無理矢理関係を強要する…
しかも、過去が関係していて、実は再会ものだった…みたいなパターンが多いかも。

グローバル・ファミリー・役員・エドワード × 佐久本法律事務所弁護士・朝比奈の年の差&年上攻&再会もの。

『アイスドール』と異名をとる、佐久本弁護士事務所に所属する弁護士の朝比奈。
留学間近にも関わらず、将来への打算のために、大きなプロジェクトを引き受けます。
クライアントはアメリカの大企業。
そして、担当者としてやってきたのがエドワード。
何故か、初対面から馴れ馴れく接っしてくるエドワード。
エドワードの挑発にのり、大切な依頼主の機嫌を損ねてしまった朝比奈…。
なんとか仕事を続けさせてもらうために…
「その体で、私を満足させれば契約は続行しよう」という、
エドワードの条件を飲むことに!
それから、毎昼打ち合わせで会っては体を強要される朝比奈。
アイスドールもエドワードの前では全く通用しません。
嫌がりながらも…エドワードには感情を剥き出しにぶつかってばかり。
でも、エドワードは朝比奈の過去をしっているようで…。

実は、朝比奈は小学生の時、目の前で両親を亡くしたことで、記憶を失ってしまっているんです。
感情を表す事でさえ、苦手になってしまい…
その結果『アイスドール』なんて呼ばれるように…
このくだりを知ると、せつなくなりました。

過去にエドワードに会ったかもしれないのに思い出せない朝比奈…。
エドワードとの昼下がりの情事を重ねていく中で、見え隠れする記憶。
いったい彼と過去どんな約束をしたのか…⁉

過去に出会い〜再会の約束…
そして忘れられた記憶…再び再会を果たす2人。
仕事上の駆け引きで始まった二人の関係は、微妙で複雑な思いに包まれたまま!
でも、強引で傲慢なエドワードに惹かれて、体だけでなく、心も溶されていきます。

エドワードはダンディタイプ。
目のあたりのしわが色っぽくてら、たまりませんでした。
そんなダンディな男が、すぐ嫉妬して機嫌が悪くなったり、
最初こそ、強引で傲慢な男だったのに、最後には、子供みたいになってしまった姿には笑えました。

題名にもなっている昼下がりの情事が、エロ満載で!
シリーズの中でも、一番濃かった様な気がします。
特に、エドワードが甘い甘い♡
エドワードの腕の中で、色っぽく変わっていく朝比奈にも、結構そそられました。
可愛かったです!

働く男達の昼下がりの情事!
この文字だけで、怪しげで萌ますよね(笑)
多少、話のゆるさも感じますけど、スーツ姿もカッコ良くて楽しめました。
結構好きな作品でした。

0

美人ちゃんと駄々っ子

受けが美人さんなエリート弁護士の朝比奈で、
攻めは米国大企業のエリート会社員なエドワード。
朝比奈はちょいツン系で記憶を無くした影あり。

エドワードが朝比奈に焼餅を焼いた事から始まって、
そんな経験のない朝比奈が命令として抱かれる事に。
と強姦ではないけど無理強いなので程よく萌えます。

途中までかなり俺様なエドワードが時々見せる優しさがあって、
あれ?と思ってると朝比奈が両親を亡くした話を聞いて、
包むような優しさを見せたシーンがとても良かったです。
エドワードはダンディタイプで私の好みではないのですが、
時々子供っぽい所があってそこはツボでした。

もうページが残り少ないというのに(笑)
エドワードが朝比奈を捨てて帰国しそうになって焦りました。
ちゃんとハッピーエンドで甘々で終わってましたが。

昼下がりの情事は濃厚な割にキレイで良かったです。

0

スパダリのハズなのに!

毎回、下調べがしっかりしていらっしゃるのか、
相変わらずこういう職業物の雰囲気を出すのはお上手です!
今回は(今回も?)弁護士、それも企業買収系ということで、
なかなか大変そうなお仕事です。

しかし、いくらBLとはいえ、
いきなりパワハラにはびっくりです。
正直ちょっと引いちゃったんですけれどね。
まぁ、でもそれもエドワードの嫉妬故で、
さらに早い段階で朝比奈さんもほだされちゃってますからね。

その後の展開は、誤解とすれ違いではらはらし通しですが、
その割に意外とあっさりとくっついてしまうので、
先輩がらみでもう一つ二つ波乱があっても良かったかなと。

前半の殺伐とした関係から、
後半は意外と甘々ラブラブな感じで読み終えたので、
評価は「萌×1」で!

0

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