お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
boku no nemuri wo samasu hito
いきなりだが、この頃の奈良千春さんの絵はいかにも小説の挿絵っぽくて大好きだったのだが、そんな表紙で購入した本でした。
なかなかに際どいところが丁度窓枠で隠れるというムフフ表紙のひとつデスw
キーワードにもあるように二重人格モノです。
攻めの病み具合、激しい歪んだ執着。
受けの流され具合が結構好みで、ドSとドMのカプが好みの作品です。
また、エロ描写も攻め方にしろ、受けの反応が実に良くていやらしい雰囲気がそそられます。
主人公・雪弥はまるで感情が薄く、出来事に無関心な人間として描かれているのですが、管轄で起きた事件現場で昔自分を襲っていなくなってしまった幼馴染に再会したことからだんだんと変化していきます。
この再会した幼馴染・燿が二重人格だったんですね。
優しい面を持つ皓と、意地悪な燿。
雪弥の知っている燿はこの意地悪な燿。
彼に拉致されて監禁されてエロエロな目にあわされるわけです。
この二人には色々諸事情があり、雪弥の生い立ちとか、燿が変わってしまった理由とか、それらがあってどうして雪弥は優しい皓ではなくて、意地悪な燿でなくてはならないのか、ガッテン行く展開になってますv
飲食店の戸を一枚隔てただけの個室で、隣室に団体がいるのに雪弥はあれやこれやされて、、、その緊迫エロエロ感。
拉致されている間、食卓で責められる雪弥は、下の口と上の口の両方にそれぞれ違う肉を味わわされて、、、
そんな飲食を伴うエロはイヤラシサがUPします!
燿は好きだから苛めたいまるでジャイアンでした。
雪弥はさしずめドSののび太くんww
あれでもアメリカでMBAを取得して会社の社長をやっている人なのか!?というくらいに雪弥といる時は子供っぽく、しかも雪弥に再会するためにとる手段が実は雪弥の警察で追っていた事件と関係あるのですが、正直子供の思考です!
二人きりでいる時の姿は本当に二人とも、昔の子供時代に戻っているようでした。
燿が雪弥に優しくしてやれなかった後悔から生まれたはずの皓なのに、激しく皓に嫉妬する燿の姿。
同じ自分なのに、そこんとこの収集がちょっと皓がカワイソウだったかもww
でも、雪弥がいれば皓は必要ないんですよね。
結構お仕事的にはヌるい感じがありますが(警察や、社長なのに)、二人の関係物語としては、とても面白く楽しめました。