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Koi ga Hajimaru
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
動物と恋人には甘いという見た目ヤクザ（強面）な男に萌えました
鷲崎天胤（強面で一見ヤクザの様だが…）×榛名依月（獣医 榛名３兄弟の次男）
※この作品は「恋」シリーズの１作目になります。榛名３兄弟の次男が主役です。
「はるなペットクリニック」は長男（院長）と次男が獣医、三男が獣医学科の学生で家族が助け合って病院を運営しています。ある日自分の車ではねてしまったと仔猫を抱えた男が病院に駆け込んできます。強面の外見や高級車に乗っていることから依月は男（鷲崎）がヤクザだと思い込みますが、わざわざ仔猫を助けようとしてくれたのはいい人だからと、その後も仔猫の見舞いに訪れる鷲崎と仲良くなり惹かれて行きます。
強面の男が動物と恋人にはメロメロ…この設定だけで結構な萌えなんですが、動物病院が舞台の話というのもなかなか興味深かったですし、実際楽しんで読めました。二人がお互いに恋愛感情を抱くようになるまではほのぼのムードで微笑ましかったのですが、このままだといつまでも先に進まなそうだぞ…と思ったところで、鷲崎の正体が明かされ依月との間に溝が出来てしまいます。鷲崎に対して激昂する依月に対し、強引に体を繋げて…という流れになってしまうのですが、この展開にはちょっとうんざりしてしまったというか、ちょっと冷めてしまった感じがありました（このパターンか…みたいな）。
恋愛に関するストーリー的には王道であまり意外なものではないのですが、鷲崎のキャラや動物病院での出来事（依月の獣医としての成長など）があったので楽しんで読めました。この先のシリーズでは榛名３兄弟が次々と主役になっていくようなので（兄弟皆ゲイ状態）、それぞれがどういう人とカップルになるのか!?楽しみにしたいと思います。
恐い見た目と弱気な？獣医さん
何故だろう、全然入り込めませんでした。
シリーズで新刊が出たことで、このシリーズがあることを知り、
購入しました。
怪我をした猫を病院に連れてきた、強面の男・鷲崎と
獣医として自信が持てない依月のお話。
強面であるため、依月は、鷲崎のことをヤクザだと思い込みつつも、
やさしい一面を知り、惹かれて行くのですが、
実は、鷲崎の正体は・・・
（大切な点かと思うので、ネタばれは辞めておきます。）
そのシリーズは男３兄弟がそれぞれ主人公としてシリーズ化しており、
３人で動物病院を経営しています。
しかし、依月は、昔、患者さんである
犬を助けてやれなかったことから、獣医として自信がなく、
兄である静己に頼ってしまう日々が続いていました。
そんな依月の成長物語でもありました。
読み手として、
土台はしっかりして、「こういうシリーズを作りたいのか」と理解もでき、
こういったシリーズ化は好きなはずなのですが、
入り込めなかったことが残念です。
