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shinku no pheromone
久しぶりに吸血鬼モノを読みました。
やっぱ吸血鬼モノというのは、BLの人気ジャンルのひとつなんですねー。
設定は作家さんによって微妙に変えてますが、吸血シーンのエロさはどの作品にも共通してますね。
で、この作品ですが、最初は面白かったんですが、盛り上がるはずの後半になるにつれて「アレ?」みたいな。
血の交換をしなきゃ相手が死んじゃうっていう大事なときに、へんなことで迷ってグズグズしてる主人公に萎えて。さらに勘違いで逃げ出そうとする主人公に萎えて。
血を吸われてパートナーになることを迷って相手を拒否ってた主人公が、後半でイケイケになるのをワクテカしながら待ってたので、最後まで自発的な行動をしない主人公にガッカリしました。
吸血鬼って神秘的でいいですよね。
また作家さん独自の設定の違いを楽しむ題材としても面白く、ある程度はずれ少なくて楽しく読めます。
しかしその分あらゆる吸血鬼モノが出てて一定以上のレベル越えが難しいファンタジーではないかと思います。
突然現れた怪しいけどカッコイイ男に、言い寄られ~パターンでした。
そのうちキスが原因で主人公の身体に少しずつ異変が出てきて・・・?
わりとよくある展開だけどそれが楽しかったりして結構素直にドキドキして読めました。
この手の話、主人公が誘惑というか快楽に弱いのが必須なのか、やっぱりそんな感じで流されちゃってます。
ちょっと後半物足りなく。
主人公の悩みどころがもう少しインパクトある事件か何かにしてほしかったかな~。意外とあっさりでした。
けど教会のエピソードとかちょっとゴシックを連想させる場面とかはらしさがあって良かったです。