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俺たちは今以上に親密になる必要があると思うんですよね
suki mo tsumoreba koi to naru
見合いを断る為についた、「ゲイ」だと言う嘘ー。
そこから始まる、甘くて可愛くてとても幸せなラブストーリーになります。
個人的ツボにですね、受けの事が大好きな、一途で健気な年下攻めと言うのがあるんですけど。
また細かいですが、この場合、受けは攻めの事を恋愛対象として見ていてはダメなのです。
ただの、頼りになる後輩みたいな。
そんな後輩から、これでもかと「好きだ」とストレートに愛情をぶつけられ、一途に求められて、いつしか好意が恋愛としての好きに変わってゆくー。
このパターンが死ぬほど好きなのです。
いやこれ、攻めが超一途なんですけど、意外と策士でしたたかでもあるんですよね。
見ているだけでいいと思っていた相手を、思いがけず手に入れられそうな千載一遇のチャンス到来に、全力で落としにくるのが男らしい!
また、基本的に人が良くて、付け入る隙だらけの受けな為、気がつけばキスして一緒にお風呂に入ってと、端から見たらラブラブカップルみたいになっちゃってるのも楽しい。
ノンケである受けは色々悩んだりもするんですけど、まぁ、ここまで許してる事自体、どう考えたって攻めの事が好きだからじゃん?
くっ・・・!
この二人の恋愛、可愛すぎるんだけど!
キュンキュンしどおしなんだけど!!
個人的に、川琴先生の年下攻めがめちゃくちゃ好きなんですよ。
これ絶対、「妄愛ショコラホリック」や「あなたを無性に恋してる」が好きな方はハマると思うんですけど。
で、ザックリした内容です。
上司から見合いを強引に進められて、困っていた主人公・継海。
断る為に自身がゲイだと皆の前で嘘の宣言をすると、ただの後輩である清史郎が「自分が恋人です」と名乗り出るんですね。
で、皆に恋人だと納得させる為、二人は同棲をする羽目に。
すると、自分を庇う為に恋人宣言をしてくれたんだと思っていた清史郎から、本気で好きだと告白されてー・・・と言うものです。
こちらですね、ストーリーとしては取り立てて派手な展開は無いんですよね。
メインになるのが二人の同棲生活で。
が、この同棲生活がとにかく甘くて可愛くてですね。
新居の用意を清史郎が全てしたのですが、ベッドはクイーンが一つだけ、パジャマは色違いのお揃い、そして食器は夫婦茶碗!
いや、繰り返しになりますが、攻めである清史郎がとにかく一途なのです。
ついでに意外と策士なのです。
何だろう・・・。
こう、同棲を渋る継海にですね、「俺は好きな人と同棲出来て、豊平(受け)さんは嘘に信憑性を持たせられて、今後も『お見合い』なんて面倒くさい事に巻き込まれない。互いに利害は一致しています」的に滔々と語る。
また、同棲したら家事全般やります。俺は尽くします!と、自己アピールにも余念が無い。
もうこれね、すっごいド直球なんですよ。
「あわよくば豊平さんの心を動かしたい」と下心まで正直に語っちゃう。
その上で、全力で口説きに行く。
いや、男らしいよ。
どさくさ紛れで手に入れようと下心満々なのに、何故か爽やかだよ!!
また、清史郎ですが、いい意味で年下の未熟さがあると言いますか。
あれだけ自信満々に「家事全般やります!」とか言ってたくせに、実は料理が全然出来なくてですね。
引っ越し初日に何故かロールキャベツを献立に選び、一時間も掛けてようやくタネを作る。
ついでに、米を炊き忘れる。
これ、結局は継海が料理を作る羽目になるワケですが、モタモタしながらも一生懸命料理を作ってる清史郎が可愛いのです。
いや、このパターンだと、完璧な料理をテキパキ作って「お前何でも出来るんだな」ってのを想像するじゃんね。
でも、全然出来ないのに一生懸命作ってる方が、なんかいじらしくてキュンキュンしちゃうじゃんね。
で、一緒に料理をし、同じベッドで眠り、お風呂にも共に入る。
しつこいですが、清史郎が策士なのです。
何だかんだと上手い事言いくるめられて、あれよあれよとエッチな事までする仲になっちゃってるのにニヤニヤしちゃうんですよね。
と、そんな日々を過ごすうち、清史郎との時間に安らぎを覚える継海。
しかし、これが恋なのか、それともただ楽をしたくて甘えているだけなのか、自分の気持ちが分からなくて迷うんですね。
更に、自身を狙う取引相手から薬を盛られとピンチに陥った時、自分が本当に頼りする相手ー、また望んでいる事に気付き・・・と続きます。
う~ん・・・。
今回、一番の魅力が、攻めのスパダリぶりでは無く、ちょい情けない部分にあると思うのです。
清史郎と言うのは仕事が出来、家事もテキパキこなしとデキる男なのです。
言葉巧みで、グイグイ押しまくりと、とても強気に見えるのです。
それが、料理となると超初心者だったり、余裕ぶった姿の裏の、ちょいカッコ悪い本音ー。
年下攻めがですね、受けに好きになってもらおうと、精一杯背伸びしたり必死になってるのが、なんかめちゃくちゃいじらしくてキュンキュンしちゃうんですよ。
カッコ悪くて情けない姿の方に、心を打たれちゃうんですよ。
ああああ、可愛い!
年下攻め、可愛すぎるなー!!
まぁそんな感じで、とにかく年下攻めの良さを堪能出来、更に等身大の恋愛をじっくり楽しめる素敵な作品だと思います。
それと、継海がですね、誠実で正直です。
自分のズルさや迷いなんかも、誤魔化す事なく打ち明ける。
そしてテレる事なく、素直な気持ちをちゃんと言う。
そう、彼もまた、年上受けの良さを存分に味わわせてくれました。
冷静さとグイグイの塩梅が絶妙な大好きなタイプの歳下攻めでした!!
おひとり様を謳歌してた継海が仕事のパートナー兼後輩・清史郎と同棲するはめになって、こいつ以上の男っていない?幸せを感じるのもこいつだから?ってなるまでの流され具合は可愛くて、グダグダしても締めるとこは締める継海の男らしさも良い!
普段はリードしてる先輩が絆されて甘えて甘やすようになるの堪らんです!!
清史郎は、選ぶ余地を与えているようで選ばざるを得ない状況に持ち込む!ずるい!可愛い!些細な幸せ噛み締めてるのも可愛い!
さらっとしてるのに内心一生懸命なのも、押すべきとこ汲み取るとこの塩梅も、腹の中はエロいこといっぱいなのも100点満点です!!
偽造同棲を疑われないために清史郎が作った距離感縮めるリストが可愛くて策士で、それを元に少しづつ進展してくのが微笑ましい。継海が受け入れたのも、ちゃんと向き合えるようになってくのも清史郎の"僅かな可能性に賭ける固執系変態"努力と愛の賜物~あとがきにも書かれてた、"破れ鍋だろうとお構い無しに蓋をする"清史郎、推せる!
裏リストも共感しかない!!生意気で口達者な人をただただ喘がせたい、酔うと無意識で甘える継海が泥酔したらどこまで淫れるのか見たい…見たいです………
そんな裏リストは知らないけど、清史郎を歓ばせてやりたいと継海は継海で考えてるのも愛だなって胸があたたかくなるも、なかなかエッチ度高くて継海も推せる!!興奮する言葉をいっぱい言ってやる、驚かせたいからって縛ってみるとか?って!恥じらい超えて積極的になるのも良いですね。
気持ちが通じあって心を預けあえるからこその願望!ごちそうさまでした!!
見合い話を断るためゲイだと嘘のカミングアウトをした受けに対して、その恋人として名乗り出た攻めと同棲することになり、実は密かに受けのことが好きだった攻めにぐいぐい迫られ時には優しく甘やかされ、最後は絆される話。
あらすじはもうすでに詳しくレビューされているので感想だけ。
とてもとても面白かったです。
こういう策士な攻めは大好きです。
初めは、仕事にかこつけた見合い話を持ってくる上司二人に、新しい会社の割になんつー前時代的なパワハラするんだと思いながら読んでいました。
見合いを打診された豊平継海(受け)はそれを断る口実についた起死回生(その時はそう思った)なカミングアウトに対して、それでも引かない上司にイラついた時颯爽と現れた白馬の王子・アシスタントの天宮清史郎(攻め)。
その後、とんとん拍子に進んでいく同棲話に「いい年なのに結婚しないのは」なんて言っていた上司たちが一転して「同性でも事実婚と同じ扱いになるから家賃補助出るし寮を出て一緒に住んだらどうか」ってちょっと違和感を感じないでもなかったのですが、チームの誰もが拍手でお祝いしてくれるという状況もあいまって、とりあえず継海にとって思っても見ない展開に進んでいくのが面白かったで
す。
そして、実は継海のことが好きだったという清史郎。
助けると見せかけて実は自分の方へと手繰り寄せる感じがすごく楽しい。
1%の確率に賭けたいという清史郎の必死さに継海視点にもかかわらず、清史郎の応援をしていました。
最初から清史郎はぶっ飛ばしまくってました。
二人で住むために部屋選びから頑張り、備品リストには継海が反対しないように微妙にぼかして書き、OKを貰ったが最後、夫婦茶碗やクイーンサイズのベッド・お揃いのパジャマなど恋人感いっぱいの部屋にしてしまう。
反対されたら、誰かが遊びに来た時のためなどしっかり反論。
継海の二人の姉に看破されそうになった時は、恋人らしくみえるようにと「同棲TODOリスト」なるものを作り、「お試し」を連呼してどんどん実行してしまう。
流されまくりな継海にも笑えます。
ちょっと健全な表リストとエロい裏リストがあるというのがまた面白い。
そして継海が受け入れられるぎりぎりを模索しながら着々と実行していくのが楽しくて楽しくて・・・
最後やっと両想いになったときは、清史郎のがんばりが報われてほんとよかったと思ってしまいましたよ。
継海もさっぱりしたタイプでうじうじしたろころもなく好感が持てました。
家事は全部すると言っておきながら全く料理ができない清史郎に、自分のためもあるとはいえなんだかんだで料理の仕方をレクチャーしたりと人がいい。
最後の方にゲスな当て馬が出てきましたが、清史郎が撃退するまでもなくちゃんと自分で撃退できるというのもよかった。
読んでいて清史郎に少し既視感があったのですが、同じ作者様の別レーベルの作品の変態蒐集ショコラティエにちょっと雰囲気が似ています。
あそこまでぶっ飛んでいませんがあのお話が大好きな私にはとても楽しい話でした。
帯の「俺たちは今以上に親密になる必要があると思うんですよね」という圧全開の台詞。
これぜったい私の好きなやつだぁ〜!と電子化を楽しみにしてました。
うん、面白かったです!
上司からの見合いデートを断るために、ゲイだとついた嘘をついた継海(受け)。
そのせいで後輩の清史郎(攻め)と同棲する羽目になるんだけど、なんとか回避したくて足掻く継海に対して「可能性は1%から『ある』ものだって俺は思っています」と言い切る清史郎。
……この子、強い!
この清史郎は策士なんだけど、腹黒ではないんですね。
そこがすごくいい。
はっきり好きだと伝えた上で、「今更、あれは嘘だったと皆に言うんですか?」と後には引けない感をチラつかせつつも、自分と同棲するとこんなメリットがありますよ〜!!と売り込み、「あわよくば豊平さんの心を動かしたい」とド直球を投げてくる。
年下の醍醐味の一つって、小賢しい真似をせず手持ちのカードを全て見せてくるというところだと私は思ってるんだけど、この清史郎はまさにそれ。
そしてかわいいなと思ったのは「家事はいっさいしなくていい」と力強く宣言してたのでさぞや完璧なスパダリかと思いきや、実は料理ド初心者だった清史郎。
だけど、この嘘つき野郎!とは思わないし、そこまでしても一緒に住みたかったんだねぇ〜と思ってしまうし、見かねた継海が作ったご飯を幸せそうに食べてる姿は幸せそのものって感じでかわいい。
そしていつのまにか本当にお料理上手になっているところも、伸びしろいっぱいな年下の良さ、年下の成長萌えが味わえました。
自分の願望を超〜もっともらしく説いて、なにか問題でも?みたいにシレッとしてる様子はまさに策士なんだけど、それだけではなく何かと継海と一緒にいられる幸せをポロポロこぼす姿がなんか心にジンときちゃうんですよねぇ。
どんだけ好きなの?感に溢れてて。
そして、お前の言ってること変じゃね?!と動揺しながらも全力で丸め込まれる継海のほだされ力!
タイトル通り「好きも積もれば恋となる」なんだけど、一方的に好き好き詰め寄るストーカーみたいなもんでもなく、思考力奪って囲い込むような腹黒策士でもなく、きちんと心に響く「好き」を積み重ねていくところがとても良かったです。
そしてこういう策士って、セックスも丸め込んで気づいたら挿入みたいな展開になるのかと思いきや、きちんとケジメを持ってる清史郎。
そこが一途で誠実な策士って感じで好感度大でした。
ーーーーーーーーー
ただ一点、強烈な違和感が。
継海の会社は「メイドインジャパン」に特化したアパレルということで、新宿3丁目にあるビームスジャパンみたいなのを想像したんですね。
いわゆるセンスとか細部への拘りを求められる仕事ですよね。
だからそういう会社のアパレル部門でアシスタントディレクターをやっている人間が、身なりに超無頓着というのが考えられなくて。
おしゃれはけっして義務ではなく息をするように自然なことで、第一そんなダサい格好でいる自分に耐えられないと思うんですよね……。
例え着心地と動きやすさ重視だとしても、オフィスサンダルやどうでもいいメガネで済ますのではなく、小洒落てるけれど楽チンでそれどこで買ったの?と言われるようなやつを絶対に見つけ出すはずだろうに……と思ってしまいました。
今回は日本製に拘るアパレルメーカーのアシスタントディレクターと
ディレクターのお話です。
受様が付いた嘘から始まる同棲生活から攻様の恋が実るまで。
受様は日本製にこだわり、高品質の商品を取り扱うアパレル企業で、
販売アイテムの企画、販促から宣伝計画までをトータルプロデュースす
るディレクターとしてチームを率いています。
ある日、受様は統括部長と課長から取引先のご令嬢とのお見合を勧めら
れてしまいます。取引先は自社ブランドの主力を担う売れ筋商品を生産
している工場で、彼女もいずれは重要な地位に就く人物です。
但、受様は仕事と先日行われた飲み会でしか関わったことがなく、その
飲み会でも死ぬほど気を使って接待していた位なのです。しかもそもそ
も受様は今までのお付き合いでも長続きした事がなく、1人が楽と思って
いたのです。
今回も心証を悪くして、取引先との関係を悪化させると面倒なので、
お見合いもデートもどきもしたくありません。しかしながら相手のプラ
イドや上司達の立場もわかります。そこで受様はふと思いついた案を
口にします。
実はゲイなので女性とデートも見合いも結婚もできません。
やむにやまれず、しかたなくの体で告げた受様でしたが、それでも過去
には女性と付き合っていたのだからと会うだけでもと追い打ちされて
キレかけた受様は思わず「付き合っている人がいる」とまで言ってしま
うのです(笑)
すると受様のアシスタントを務めている後輩社員が「自分こそが受様の
恋人だ」と名乗りを上げるのです。その結果、見合話は立ち消えるので
すが、なぜか常務には2人が社員寮をでて同棲を希望しているという話
で伝わり、受様は退路のない状況に追い込まれてしまうのです(爆笑)
目まぐるしい1日を終えた受様は現実逃避しそうになりつつも、自分と
恋人と言うことになった後輩社員の部屋を訪ねます。この後輩こそが
今回の攻様です♪
攻様は契約社員で入社後、能力と実力を評価されて正社員となった男で、
朴訥だけど痒い所に手が届くような絶妙なフォローをしてくれ、大雑把
な性格の受様とは「静と動のコンビ」と言われる頼れるアシスタント
ディレクターです。
今回も受様が限界に見えた攻様の絶妙なフォローによる恋人宣言で難を
逃れたはずでしたが、上司達が円滑に話を進めた結果、常務には同居を
望む同棲カップルと思われてしまったのです。
引くに引けない状況に受様はどう打開するかに頭を抱えていましたが、
攻様はむしろ同棲生活に積極的な発言をしてきて、受様はびっくりさせ
ます。と言うのも、実は攻様は受様に片想い中だったのです!!
攻様は嘘に信憑性を持たせ、かつお見合デートもしなくてよくなくなり、
攻様は家でも会社でも四六時中受様といられる、あわよくば受様の心を
動かしたいというお互いにとってのメリットを並べられてしまいます。
そうして受様は攻様に差し出された手を取りますが、果たしてこんな
状況で2人の同棲生活は上手くいくのでしょうか!?
受様に恋していた攻様が裏から出た同棲生活の中で受様に恋してもらう
ためにあれやこれや頑張るラブコメディになります♪
お話は2人の同棲生活の移り変わりを軸なのですが、受様が取引したい
と狙い続けているあるショップとの攻防が絡まって進むので、お仕事
シーンも程よく挟まって進みます。
受様は社交的に見えますが、実態はすぼらなインドア系です。それに業
を煮やしたビューティアドバイザーの姉2人が強引に美容室に連れ込ま
れ、黒眼鏡のダサモブキャラからキラキライケメンにモデルチェンジし、
そんな受様が好みど真ん中だった攻様がフォーリンラブ♡
攻様は正社員の話をもらった際にダメもとでアパレル部門を希望、見事
に発令を受けてディレクターとなった受様の下についた男という強運の
持ち主です。勿論、運任せではなく仕事にもチームにも早く馴染もうと
する努力を惜しまない男でもあります。
そんな攻様が受様との同居が偽同棲だとしても、受様と積極的に関わっ
て仲を進展していこうとするのはもう当然な既定路線で、そこがとても
楽しかったです♪
攻様は新居への引っ越しに当たり、家具から寝具まで一通り準備します。
受様が細かく言わないのをいいことに(笑)、ベッドはクイーンさいず、
色違いのペアパジャマ、夫婦茶碗等々、所々で同棲の醍醐味をプラス♡
やりたい事リストを作って次々と制覇していったりと、ものすごく積極
的な大好きアピールをする策士ぶりがもうお見事なのです。
しかも料理をした事がないのに受様に「家事一切は自分が」と請け負い、
受け様の入居1日目からアタフタして、実は料理上手だった受様に作って
貰っちゃってたのに、徐々にスキルアップしてお弁当まで作ってしまう
という頑張るワンコな姿もMYツボで萌え♡
そうした生活で徐々に受様も攻様に惹かれていくのですが、恋愛慣れし
ていない受様にはイマイチ自分の気持ちに自信が持てず、グルグルして
いて、そんな受様にもニマニマ笑いが止まりません (^m^)
受様が仕事をしたいと狙っていたショップ絡みでのひと悶着を超えて、
2人が恋人として結ばれるまでたいへん楽しく読ませて頂きました♪
今回は川琴さんの既刊から『ふれるだけじゃたりない』をおススメです。
こちらは受様の一目惚れから始まる恋物語です。
リーマンもの、先輩後輩、お仕事(アパレル)ということで、好きな要素しか見当たらなかったのというのと、川琴先生のテイラーものが面白かったので購入しました。期待通り面白かったです!
上司から強要された取引先のお嬢さんとの縁談から逃れる方便から始まった先輩後輩CPが、積年の片思いが募った後輩の巧みなプレゼンによって、先輩が全身全霊で絆されていくという流れ、冒頭はちょっと強引な展開の印象なのですが、二人が同棲をはじめて徐々に距離を縮めていく流れ、先輩が絆される過程が自然で、まさにタイトル”好きも積もれば~”がピタっとハマるラブストーリーでした。
1%の可能性にかけて好意を理詰めで表現するデキる後輩に対して、押されているようにみえて、締めるところではピシっと男気を発揮する、そしてちょっとオカンな先輩のコンビネーション絶妙でした。
嫌ならやめます、、とか言いつつ絶対諦めそうにない感じの後輩の執着が最高です。後半まで、ほぼ攻→受への”奉仕”に徹するエロも結構濃厚で腰にきました。
なにより素敵~!と萌えながら読んだのは、何気ない日常の描写でした。二人でスーパーに買い出しに行くだけのことがとても楽しそうなんですよね。食材節約するけど高級パンを買う!とキャッキャッする二人に、地味にキュンとしました。”愛情表現を受け入れること””生活を一緒に楽しんでいること”、シンプルだけど、とても大切な恋愛のセオリーにハッとさせられます。
ラストに向けてちょっとハラハラがありますが、努力が報われる攻と恋を知る受にホッとしました。ただ…、老舗皮革メーカーの二代目とその同級生の性格悪い同僚の件も回収してほしかったな~とちょっとだけスッキリしませんでした。。
上司の勧めるお見合いから逃れるために、ゲイだと嘘をつき、アシスタントの雨宮清史郎の付き合ってる設定に乗っかった継海。清史郎や周りに乗せられ、本当に同棲する事に〜というお話。
清史郎が策士で外堀の埋め方やToDoリストに感心するんだけど、根底に継海への熱い想いがあるので、その懸命な様子にきゅんとする。
対する継海も最初は罪悪感がありつつも清史郎といる心地良さや可愛さにときめいてく様子が可愛かった。清史郎の強引だけど、継海を大事に大事にしてる様子が素敵だった✧*。
嘘から始まる恋のお話です。
上司にお見合いを勧められて、断る為にゲイだと告げた継海。
それでも引かない上司に、継海の後輩の清史郎が「僕と付き合っています」と告げ
そこから同棲するまでに話が広がってしまいー…。
きっかけが嘘なのですが、この二人が少しずつ心の距離を縮めていくのが読めて良かったです。
ちょっとずつちょっとずつ動く恋心なので、
ずっときゅんきゅんしっぱなしでした(*´▽`*)
清史郎は元々継海の事が好きだったので
チャンスとばかりにアタックするのですが
そのアタックも強引さはないし、継海の気持ちをしっかりと考えてくれているので
清史郎がほんとに継海のことが好きなんだなぁと言うのが伝わります。
出来なかった料理も少しずつ出来るようになっていくのもいい…!!!
そんな二人にクソみたいな当て馬が出てきて
ほんとにクソなんですけどその人が良い働きをしてくれたおかげで
継海は自分の気持ちを自覚することが出来ます。
自分の気持ちを自覚して、結ばれてからの継海の可愛さったらっ…!!!!
素直な継海がこんなに可愛いとは思っていなくて動揺しました。
清史郎もすごく幸せそうで、こちらまで幸せな気持ちになりました。
素敵なお話を読めて良かったです。
まんまと清史郎の策略に嵌っていく継海にニヤニヤしながら読みました。
後ろから布団越しで抱きしめられても、キスされても嫌悪感を感じて無い時点で素質十分だろうと思いました。
ましてや段々とキスが気持ち良くなって身体の力が抜けている時点で清史郎が好きだろうって。笑
継海が清史郎より歳上ですが感情面では小学生レベルです。
蕨屋ってゲスい男が出て来ることで、例え清史郎が腹黒くとも継海には誠実に接していた事が分かります。
イケメン高身長で身体も最高で料理も作れるように努力するイケメン攻め最高でした。
「執着・年下攻め」ってワードを聞くだけで身悶えしてしまうぐらいこの設定が大好きなんですが、今作の攻め様、最高でしたー!!ヾ(*´∀`*)ノ
上司に見合い話を持ちかけられ、苦し紛れに「ゲイだから」と言い逃れをし、恋人がいますーなどと言ってしまったところ、隣席の後輩が「自分が恋人です」と助け舟を出してくれた。
…とほっとしたのも束の間、社内がおめでとうモードになり、あれよあれよと独身社員寮を出て後輩くんと2人暮らし(同棲!)を始めることになってしまいー!?
と続くお話。
ニセ同棲、ニセのお付き合いだと周囲にバレないためにもカップルらしくしよう、と「to doリスト」なるものを作り、バックハグ→キス→一緒にお風呂♡とグイグイ距離を詰めてくる後輩わんこ、清史郎。
なんか既視感あるな、と思ったら、同じ川琴先生の『妄愛ショコラホリック』の攻めのような攻めだわ、と気付きました。うん、とっても好きですこのタイプ( *´艸`)
グイグイくる押しの強さはあるんですが、受けが本気で嫌がる一線、ラインは見極めていて、そこを踏み越えてくることはしない。
ちょっとした継海からの言葉や態度の変化に喜び、見えない尻尾をバタバタさせてるのが見えるようで、リアルわんこもわんこ攻めも大好きな者としては萌えずにはいられませんでした( ̄∀ ̄)
とにかく、転がり込んできたこの奇跡のようなチャンスを逃すまい!!と必死なのが分かる攻めが、かわいすぎます◎
「家事全般任せてください!」と言っていそいそとロールキャベツを作り始めるも、実は本格的な料理はしたことがなく、結局継海がほぼ作る羽目になったり。
「継海さんは俺のこと、これくらいは好きですか?」と、親指人差し指で5センチ幅を作って聞いてきたり。
もう、読みながらキュンキュンでした…(〃∇〃)
こんな可愛い後輩くんと一緒にいたら居心地良くて楽しくて、そりゃ好きになっちゃうよね。
当て馬男も一瞬出てきたりはするのですが、2人の重なった想いは揺るがず、継海を助けに来る清史郎が輝いてました✨
最初から最後まで、萌えとハッピーな気持ちに包まれる楽しいラブコメでした❤︎