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kinhyoou to kosodate recipe
表紙から受ける印象どおりの、甘くて可愛い子育てもの、+モフBLになります。
こちら、「幸せレシピ」とある通り、「手料理」や「家族と囲む食卓」と言うのがテーマなんですよね。
失礼ながら、ストーリーとしてはありがちと言いますか、それほど意外性なんかは無いのです。
ただ、このテーマがしっかりしていて、最後まで貫き通されている。
そして、とても生かされてもいる。
その為、すごくあたたかくて優しい気持ちにさせて貰えるのです。
そう、一番大切なのは、愛ですよ! 愛!!
あと、個人的ツボにですね、攻めが受けの絶対的味方と言うのがございまして。
何が起ころうと、攻めは受けを1ミリたりとも疑ってはいけないし、愛が揺らいじゃダメなのです!
今回、まさにそんな王子様的攻めでして、彼のやたら甘い言動にも、ニヤニヤしちゃいましたよ。
内容ですが、金豹の若き国王・ウィルバート×町の料理人・ノエルによる、子育てBLで西洋風ファンタジーになります。
馬車宿の料理人として働くノエル。
森で迷子になっていた幼子・トリスタンを助けた所、叔父である青年貴族から、お礼として王都に招かれるんですね。
実は彼等の正体は王族で、料理の腕を見込まれたノエルは、王宮の料理番として働く事になりー・・・と言うものです。
こちら設定がですね、なかなか複雑でして。
この国の王族ですが、人間の姿の他に金豹の姿も持つ、聖なる存在なんですね。
で、現王・ウィルバート(攻め)の亡き兄王子の息子がトリスタンなのですが、披露目の儀式が近付いているにも関わらず、(豹姿の)毛並みが悪く、食も細い。
しかし、ノエルの料理だとよく食べ、しかも少なかったマナ(豹に変化させる聖なる力)が大量に溜まる為、急遽、料理番を依頼された。
プラス、ここにノエルの複雑な家族事情ー。
って所でしょうか。
実はこれ、ちょいゴチャゴチャしてる印象と言いますか、個人的には「この設定はいらないんじゃ無いかなぁ」ってのもあったりするんですよね。
詰め込み過ぎて、せっかくの設定が生かしきれずに終わっちゃってる気がするなぁ的に。
と、ちょっぴり引っ掛かる部分はあるものの、今作の一番の魅力は、主役二人の甘酸っぱい関係!
そして、あたたかい家族愛の部分。
えーと、今回の攻めですが、こうやたら受けに甘いと言いますか、グイグイ距離を縮めてくると言いますか。
そもそもですね、出会い時から「(あまりに愛らしくて)森に住む妖精かと思った」と歯の浮くようなセリフをかまし、一緒に食事をすれば、ノエルの口許に付いたパン屑を取ってあげ、そのまま食べちゃったりする。
いや、そんな事をされて、当然ノエルは恥ずかしがったりドギマギするんですよね。
おおおーーい! 二人だけの世界かーい!!
みたいな、甘酸っぱい空気がたまらんがな!と。
またこれ、世の90%の攻めは、受けを手に入れるべく計算ずくでやってる事なのです。←(私の勝手な統計です)
ところがですね、ウィルバートの恐ろしいのは、なんと素でやってる所なのです!
そう、彼は、その時その時の自分のしたい事に素直に従い、普通に行動してるだけみたいなんですよね。
その結果が、(ノエルに対する)ベタ甘な態度。
いや、毒気を抜かれる超爽やかな好青年来たわ。
まさに王子様だわ。
私は腹黒攻め好きですが、これはこれで楽しくて仕方ないじゃんかよ!と。
と、ここに、料理番としてトリスタンの為に心を砕く、ノエルの奮闘なんかが語られるんですね。
ノエルはしがない町の料理人でしかない為、他の料理人達から反発をかい、一人浮いちゃうのです。
それでも、自分に出来る事を真摯に頑張り、嫌がらせにも負けない。
また、そんな彼をウィルバートがしっかり守るのも、うっとりしちゃうんですよ。
いや、王様なのにしょっちゅう厨房を訪れてて、この国大丈夫なんかなぁとか、チラッと不安にはなったけど。←(ちゃんと納得の理由がありました)
あと、ノエルの姉ですが、実は貴族の青年と駆け落ちしています。
で、それに伴って、驚きの事実が分かるー。
更に、トリスタンが毒に倒れた事から、ノエルが犯人だと捕らえられ・・・と、緊迫の展開。
こちら、繰り返しになりますが、手料理や皆で囲む食卓と言うのがテーマになってます。
これが最初から最後までちゃんと通してありますし、また、オチ自体と密接に関わってくるのが上手い。
あれをこう持って来るか!的に、思わずニヤリとしちゃうんじゃないでしょうか。
あと、しつこいですが、ウィルの愛が揺るぎない!
もうさ、BL界、こんな攻めばかりだと、安心して読んでられるんですけどねぇ。
それとですね、ノエルはノエルで、頑張り屋で思いやりが深く、また芯が強い。
ウィルが惚れちゃっても違和感の無い、とても良い受けでしたよ。
ところで、ノエルの手料理でマナが溜まると言う部分のオチ。
これが若干、強引な気がしなくもないんですけど。
いや、愛は偉大だって事で、いいっちゃいいんだけど。
まぁそんな感じで、ちょっぴり引っ掛かる部分はあるんですけど、全体的にはとても好みの作品でした。
トリスタンのオチにも、感動しましたよ。
うん、愛が一番大事。
今回は金豹に変わる若き国王と天涯孤独な料理人のお話です。
攻様が甥のための料理人にと受様を望んだことで
王宮内に蔓延っていた要人の暗躍と血統主義に一石を投じるまで。
受様は万病に効くという伝承の泉に近い町の馬車宿で料理人として働い
ています。受様は料理が唯一の趣味で、休みの日には森や川で食材に
なりそうなものを探して料理を作っています。
今日も茸をお目当てに森に入りますが、森で迷子らしい男の子を保護し
ます。白金の髪に白い肌、紫がかった青い瞳の可愛らしい男の子は、
保護者と泉にきたようです。お腹を空かせている男の子にサンドイッチ
を差し出しますが、知らない人からは受取れないらしくしょんぼりさせ
てしまいます。
とりかく保護者を探そうと泉に向かっていると、ほどなく金髪に緑の瞳
の貴族らしい美丈夫とその従者が馬を駆ってやってきます。この美丈夫
こそ今回の攻様になります♪
男の子は攻様の甥で、泉の水を汲んでいる最中にはぐれたらしく慌てて
馬を借りて探していたと、とても感謝されます。攻様にはぜひ礼をと
言われますが、貴族とあまり関わりたくない受様は固辞してしまいます。
受様は両親を早くに亡くし、薬師助手で10才上の美しく優しい姉に育て
られますが、6年前に姉は貴族の青年と駆け落ちしてしまいます。この
国では身分違いの恋は禁忌とされていた為、残された受様は村人に有形
無形の嫌がらせを受け、夜逃げ同然で村を出る事になります。
その後は掃除人や下働きなど何でもやり、やっと今の宿屋で料理人とな
れました。今は掃除人をしていた時に出会い、人間の言葉がわかるかの
ように賢く、人と同じ料理を求める不思議な灰色猫とつましく暮らして
います。
淋しいけれど静かな生活を送る受様でしたが、甥を助けられた攻様は
受様を放って置いてはくれませんでした。実は攻様は金色の豹に変わ
るこの国の現国王で、甥っ子は兄王子の遺児だったのです。
何も知らず呼び出しに応じるしかなかった受様は過分な贈り物を断り、
一緒に食事をしたいと望みます。高官達はやんやの反対を受けますが、
攻様は料理人らしいと受様の望みをかなえます。
しかも受様の料理を食べた王子は聖なる力マナが増幅します。実は王
子は豹姿の毛並みが悪く、攻様はなんとか1ケ月後に控えている披露目
式までに甥が立派な毛並みになるような策を模索していたのです。
貴族とさえ関わりたくないのに王子に仕えるなんて考えられず必死に
断りますが、王子が変身したちび豹の獣毛は細く寝ていて、恥ずかし
気に笑う王子に胸が痛くなり、引受ける事になります。
果たして受様はちび豹をもふもふのふかふかにできるのか!?
料理人として天涯孤独に生きる受様が後継者として甥を育てる国王に
雇われる事から始まる恋物語でもふもふ子育てファンタジーです♪
攻様は兄が立太子していたので、第二王子として医学の道を目指して
いましたが、兄が早世して父である前国王が崩御した事で王位につい
ためか、考え方も柔軟です。
マナを高める効果があると言われる香草を使わせていましたが、自身
に料理の知識がなく、料理人に任せていたと言います。しかし、参考
にと渡されたレシピは子供の味覚を考慮されてはいませんでした。
どうやら王子の母親の身分が低く、王宮を取り仕切る大貴族の宮宰が
王子を疎んじている事から、厨房内でも王子の食事の改善には熱心で
無かったのです。受様は子供に優しく美味しい料理を目指します。
甥っ子王子の存在を挟みながら2人は急激に親しくなっていくのですが
やがて兄王子の伴侶だった女性が受様の姉であり、受様が王子の伯父
だと判明した事で、受様は微妙な立場になっていくのです。
そして2人の甥である王子は自らの血筋と権力を誇示し、そんな貴族に
おもねる人々によつて窮地に立たされるのです!!
宮宰の野望を打ち砕き、王子のお披露目式を無事に終え、2人がお互
いの手を取るまで楽しく読ませて頂きました♪
甥っ子君が健気で可哀想すぎるぞ (>_<)
王家の血筋を引くと豹姿をとれるという事で、前王太子の子である事は
疑われていなくても、邪魔者扱いというか、こいつさえいなければ的な
針の筵状態に健気に耐えてる姿が何とも切ないし、頑張る彼を助けたい
と攻様と受様も頑張るのも良かったですが
身分の差の恋が禁忌ゆえに兄夫婦が儚くなったことを思うと、国王の恋
はけっこう前途多難ぽいかな~という印象が否めません。幕引き後は
御伽噺と同じであえて追求しなくてもいいのでしょうが、そのあたりが
とても気になったので「萌」評価としました。
攻様の従兄弟だそうな近衛師団長と彼のお気に入りの宮廷医師の関係が
気になります。
今回は本作同様身分差もので櫛野ゆいさん『王子様は甘やかしたがり』
をおススメとします。こちらの受様もお料理上手です。
すれ違いがなくても切なくなくても良いお話できるんだ!と実感しました。
もう何を読んでも切なくてすれ違ってばかりでお腹いっぱいだったんです。そうじゃないお話ってないのかなあ?と思っていたところに巡り会えました。
料理人?料理ものはいいですね!
美味しくて滋養のあるものを食べさせてあげたい、美味しいと笑って欲しい、体調や成長を健やかにしてあげたい。
本当に奇跡の出会いでしたね。
姉の愛情や人柄がノエルを料理の道や食事を囲む幸せを教えてくれて。
ちびっ子もとっても可愛くて健気でウィルバートも偉ぶってなくて公平で気遣いの人で。
色々事件などもありましたが、ウィルバートお見事でした。
予告エッチもとっても幸せそうで素敵でした。
王様もそうだったの〜!こんなに詳しいのは医学のせいじゃないのでは…?
トリスタンも王太子になって跡継ぎ問題もないし、あとはたくさん食べて大きくなるんだよ!
みろくことこ先生の挿絵だし豹だしと思って購入。王道だなあと思うのと、めちゃくちゃ萌える要素が今一つなかったのですが、王様がすっごくジェントルだと思ったでので中立よりですが萌にしました。本編230Pほど+あとがき。
馬車宿で料理人として働くノエル。休みの日に自然の恵みを求めながら森を散策しているとどこかから泣き声のようなものが聞こえてきます。あたりを探すと小さな男の子で、りすを追いかけているうちにはぐれてしまったとのこと。訪れていたと思われる泉の方に戻り始めると、男の子を探していたと思われる美丈夫がやってきて・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
トリスタン(攻め兄の子)、アシュリー(猫、しゃべる)、メイベル(受けの姉、行方不明)、エルガー(料理長)、シャノン(給仕頭)、フェリックス(攻めの友人、貿易商)、オーウェン(宮内府長)、ハリエット(貴族の娘)ぐらいかな。トリスタンは良い子で可愛いもふもふです!
**攻め受けについて
攻めは第二王子だったから、庶民と机を並べて学問に勤しんだことのある、フレンドリーな方。なにより一番びっくりしたのは「ここで押し倒すやろ!」と思ったところでは最後までイタさないところ!わーお、すっげージェントルマンじゃん!と、とても驚きました。
受けはお料理得意な、健気な頑張り屋さんというところかな。攻め受けとも笑うところはなく、真面目なカップルで、アシュリーも笑いどころやツッコミ担当という感じでもなく・・・
ルビーさんらしい、小説初めてです!という若い方でも安心してお読みください!と思うお話だったです。
個人的にはもうちょっと何か萌えポイントが欲しいなあと思いました。ヒョウは好きなんだけどな。