嘘と本音としょっぱいキス

嘘と本音としょっぱいキス
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
2
得点
6
評価数
3
平均
2.3 / 5
神率
0%
著者
桜木ライカ 

作家さんの新作発表
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イラスト
樹要 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
発売日
価格
¥860(税抜)  
ISBN
9784813011125

あらすじ

可愛いけれど自覚が足りない高校生、早稲田聖の目下の悩みは、隣の家の幼馴染み、庄内宗則に無視されること。いったい、どうして!? 一緒に遊んで、一緒にお風呂に入って、一緒に寝て、これまでずっと一緒にいたのに。聖が傷つく一方で、露骨な無視にもめげずに自分を追いかけてくる聖に宗則も困惑していた。宗則にしても好きで無視しているわけではない。むしろ聖のためを思って少ない理性を総動員しての行動だったのだ。けれどある夜、聖の無邪気な一言に宗則がキレてしまって!?

表題作嘘と本音としょっぱいキス

少ない理性を総動員してたのにキレちゃう高校生
可愛いけれど自覚の足りない高校生

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  • GAME de × game

レビュー投稿数2

せっかく我慢してたのに!

 可愛いけれど自覚が足りない高校生・早田聖とガタイの大きくなった無愛想な高校生・庄内宗典は、隣の家に住む幼なじみ。宗典の3つ年上の兄・久志と3人、兄弟のように育ち、聖は末っ子だった。
 ところが、最近、宗典が聖を避け始めた。いつまでも昔のまま、聖は「テン」と呼んで仲良くしたいのに、無視されてしまう。
 けれど、それには宗典の側にも事情があって……。
 一足先に、宗典は聖への恋心を自覚してしまい、少ない理性を総動員して、必死で聖から距離を取ろうとしていたのだ。
 もちろん、そんなことが聖が知る由もなく、また、宗典が聖に伝えられる訳もなくて、二人の距離は開くばかり。
 そんな時、聖の前に現れたのが、副担任の宮城。宗典に構ってもらえない淋しさからか、聖は宮城になついてしまう。
 それを知る宗典は、次第にいら立ちを募らせていくが、ある日、聖の些細で無邪気な嘘にキレてしまい、聖を押し倒してしまう……

 なんていうか、どうしてこう、最初から素直に言えないんだ!! と、思うけど、最初の距離が近ければ近いほど、なかなかその関係って壊しづらいものなんだよね……。
 でも、これで素直に言わなかったのは、多分、作者さんの趣味も多大に大きいのだと思いますが。だって、後書きに●姦萌え! って書いてあった。
 私も嫌いじゃないから、いいですけど。

 それでも、宗典に無理やり犯られちゃった後に、更に、全然関係ない二人に、もう一回犯られちゃったのはちょっと聖がかわいそうだったかも……と、思います。主人公がかわいそうなのが嫌な人は、やめておいた方が、いいと思います。
 本当は、BLの王道の展開であれば、最後までされちゃう前に助けが来るし、私もそれを望んでいたのですが……来ませんでした。
 それでも、写真撮られたのに、1回で済んだのは、よかったね! って言いたい。

 まぁ、普通のBLよりはちょっとシビアで、別にHの回数が多いわけじゃないですが、「濃いめ」って感じでした。

 最後はちゃんと、ハッピーエンドで。
 何のかんの言いながらも、ラブラブになってくれたので、よかったと思います。

2

嘘と本音としょっぱいキス

あらすじを読んで、幼なじみスキーとしては、これはっと思ったのですが、思ったような話じゃありませんでした。切ないお話とか、甘いお話を求めていたので拍子抜け。。

お互い一途なんだけど、素直になれなくて・・・っていう展開なのかと思ったら、最初と最後だけそんな感じなものの、聖は宗典にかまってもらえない間にふらふら教師と付き合い、キレた宗典に襲われ、なんかそのあとも学校で不良にレイプされちゃったり。。
いや、かわいそうだなーとは思うんですけど、あんまり聖を好きになれず、感情移入できなかったせいか、あららーという間に読み終わってしまいました。

なんであそこで●姦なんだ?と思ったら、あとがきに●姦萌え!って書いてあったので納得(笑)

一応、最後はラブラブになるのですが、なんかとってつけたような印象でした。

ダークなお話も好きですが、こちらはドタバタっぽいなかにダークさがちらほら、で、なんか中途半端でした。
絵は可愛いですね。

0

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