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大ファンの人気俳優・裕也の隠し子を 育てることになった和真のドキドキはとまらない!!
ninkihaiyu to baby
人気俳優×大ファンの一般人という組み合わせの子育てものです。
鈴倉温先生の可愛らしいイラストが相性抜群!
ちびっ子のお世話をするドタバタ感と甘さが楽しめるコミカルな作品かなと思います。
以下、ざっくりとしたあらすじと感想です。
絵本作家を目指して美大に入ったけれど、なかなか芽が出ずにそのまま卒業し、人並み以上に就職活動をしたものの絶賛就職浪人中の和真。
実家暮らしをしながら引き続き就職活動をする傍らで、姉の甥っ子を世話をしています。
ある日、芸能事務所を運営する叔母から「仕事を探しているのなら頼みたい仕事がある」との連絡を受け事務所へ向かうと、そこには所属タレントで大人気実力派俳優の嵩美裕也と幼い赤ちゃんの姿が。
驚き戸惑う和真に告げられた仕事内容は「裕也の家に住み込む形でのベビーシッター」というもので…?と、続きます。
和真が非常に熱心な裕也のファンなので、憧れの人気俳優との夢の同棲生活!となりそうなところなのですが、赤ちゃんの大翔くんを交えての子育て大奮闘記といった印象でした。
事務所の前に「嵩美さんの子供です」と書かれた手紙と母子手帳と共に置き去りにされていた大翔。
本当に裕也の隠し子なのか?大翔の母親はどこへ?など、謎はラスト付近まで引っ張られます。
しかし、そちらに関しては序盤で展開が読めてしまいますね。
当て馬的なキャラクターも登場しなければ大きな問題や障害も出て来ません。
裕也のマンションという閉鎖的な空間からあまり移動もしないので、ただただ憧れの俳優にきゅんとしたり愛でられたりしながら共に育児に奮闘する頑張り屋な和真の姿を微笑ましく見守る感じでしょうか。
お相手の裕也も子煩悩で、赤ちゃん可愛い!自分もやりたい!というタイプですので、ワンオペ育児にもならず終始甘々な子育て描写が続きます。
ハイハイが出来るようになった大翔くんに「俺が帰ってくるまで立っちゃだめだぞ…」なんて声をかけながら名残惜しそうに仕事へ向かう裕也に笑ってしまう。
今作の魅力はなんと言っても大翔くん(8ヶ月)の溢れんばかりの愛らしさでしょう。
あ〜あ〜う〜う〜言うちびっ子の天使のような可愛さにメロメロにされつつ翻弄される大人2人も可愛らしいです。
初めは四苦八苦していた育児に関して、めきめきとスキルを上げていく2人の姿が頼もしい…パパ2人の成長も見どころのひとつでしょうか。
もちろんラブもありますが、6,7割が育児かなと。
その代わり、ベッドシーンでは裕也が和真をいい子だねとなだめながら結構ねちっこく溺愛しています。
と、全体的に甘く可愛らしいお話でした。
和真のファン心理が恋愛としての好きに変化していくのは分かるけれど、裕也はいつ好きになったの?トントン拍子にストーカーじみたファンに盗聴されてしまっていた件はどうするの?など、やや粗っぽさが気になる設定もちらほらと見られるのですが、細かな部分を気にしなければさらっと丸く収まって楽しめる癒し系ほのぼの育児作品だと思います。
逆に育児描写がリアルなので、その辺りが苦手な方には積極的にはおすすめ出来ないかも。