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鈍感系主人公を拗らせ系ハイスペック勇者が絡めとる溺愛BL
tabi no yuusha wa yadoya no musuko wo nigasanai
Amazonで、たった一つの高評価レビューを読んで、興味を持ちました。
コミカライズも出ています。
円陣闇丸 先生の挿絵、新人支援しているのかよく読み込んでいて、内容とマッチした絵が素敵。
全くモテない前世から、憧れの美青年に転生する、SF系BL。
甘え上手な溺愛系勇者×鈍い包容力系宿屋の息子
1巻2巻はまだ途中。結末が見えないので、公開中のwebサイトで続きを購読。
21/06/15 に、約3年半かけた長編が完結、
二巻の後はこれから発刊になるのと思う。・・確かに、物凄く長い物語。
以下、感想。
・・・この作品が評価されにくいのは、短編や一巻完結が多いBL作品の中で、
人間関係と伏線の仕込みが続く長い展開で、結末の伏線回収のドンデン返しまでを読み、初めて面白く感じる構成だから。
要望できるなら、商業化版は文章校正をして、枝葉を切り落として短くしてほしい。
商業本よりウエブ版が面白く感じるのは、損だと思う。カクヨムと違って、ナロウは、閲覧数でインセンティブが入らない。
著者が、書きたい事を盛り込みすぎて、読み手を疲れさせてます。
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★twでの著者あとがき https://bit.ly/38IACZr
「勇者は世界を救うけど、勇者が救われることはあるのか?」
・・勇者が救われる物語を書きたい、という思いから生まれた物語
物語の主人公はルースですが、テーマとしての主人公はアレク
・・勇者を“救う”としても、ただ力で救うだけでは(勇者=最強の者であることの)意味がない・・一般人に近いルースが、勇者を救うことができたら面白いなと思い、物語を組み立てました
最後までルースに大きな能力がなかったのは、勇者を力で救わせないためでした。
・・
ウェブ版を読んでいる途中ですが、文章がとても読みやすくて、物語もちゃんとしているし、チョーおもしろいです。
世界観も緻密に練られていて、のめり込んでいく。
ただ、主役二人のラブがなかなか進展しないので、
ジレジレです。
第1章はハイスペの幼馴染(攻)アレクが勇者として都会に行ってしまい、残ったルース(受)が村の危機に立ち向かうお話。
アレクと入れ替わりで来てくれたアクシス(イケメン騎士)とのお話が多く、アレクとの絡みは少ない。
しかもウェブ版だと、初エッチは朝チュン・・・。
最後の方に少し絡みはあるものの、最後までは致さず。
第2章はミステリーのような感じで、最後の方のルースの危機に駆けつけて、やっとキターーー!って感じ。
第四章でやっと結ばれるんですが、まだまだ伏線があってどうなっちゃうの?とハラハラ。
一気に四章まで読んでしまいました。
けど、アレクとの絡みがもっと欲しい!
これからの展開にワクワクしてます。
長編好きさんには、ぜひおススメです。
Web版から読み、永久保存だなと購入。イラストが文章で描かれていたのがそのまま出てきたかのようで最高。
内容に関しては、無自覚ボケ担当のルースと、一途なアレクの進展がテンポよく進んでいて面白いし気持ちがいい。ルースに惚れていく人々と、それに気づかない本人の掛け合いも面白い。BL面だけでなく、異世界という要素もしっかりと充実していて、なかなかドキドキする。読者も、事件に巻き込まれるルースの不安を感じてドキドキハラハラできる。
とにかく、読むのが止まらなくなる話です。
笑いあり、冒険あり、もちろん萌えありって感じの、とにかく面白くて痛快な作品でした。
本当、最初から最後まで笑いっぱなしでしたよ。
いや、個人的にですね、互いの認識が明らかにズレてるのに、何故か上手いこと物事が噛み合っていっちゃうと言う、コントみたいなやりとりが大好きなんですよね。
絶妙にズレた解釈で誤解を重ねて行く主人公にも、そんな彼に振り回され続ける男二人にも、ゲラゲラ笑っちゃいましたよ。
勇者も騎士団長も、かわいそうに・・・!
ところで、何故そんなに面白いのに「神」ではなく「萌2」なのかですけど。
こちら、この一冊で完結してないんですよね。
ちゃんとキリのいい爽やかなラストですが、今作で主役二人は結ばれません。
恋愛の入り口に立ったって所で終了です。
そして、なんとも不穏な前フリまで残されてるんですよ。
気になる!
めちゃくちゃ気になる・・・!!
元々は小説投稿サイトで掲載されてる作品で、現在も連載中との事です。
これ、ちゃんと完結まで書籍化して欲しいですねぇ。
サイトで読めるけどさぁ。
まぁそんなワケで、この一冊で完結してると思われてた方はご注意下さい。
ザックリした内容です。
宿屋の息子として異世界転生したルース。
むさ苦しく男くさい外見のせいで女性に全く相手にされなかった前世の彼は、美青年に生まれ変わりたいと強く願ってたんですね。
ところが、望み通りの美青年に生まれ変わると、今度はそのむさ苦しく男くさい外見がモテモテの世界だったー。
と、そんな前世の記憶持ちのトホホ感溢れる主人公が、幼馴染みで勇者に認定された攻めや、都からやって来た騎士団長に想いを寄せられと言う、ドタバタの恋愛劇。
更に村を襲う魔物達と、面倒事なんかに巻き込まれながら、明るく前向きに乗り越えて行くー・・・と言った感じのお話になります。
で、こちら、とにかく面白いのが、主人公であるルースのズレっぷり。
そもそも彼のキャラ設定からしてトホホ感満載なんですけど、更にめちゃくちゃ鈍くてズレてるんですよね。
いや、トホホってもう言わない気がするけど、彼を見てると「トホホ」しか出てこなくて。
こう、その女性と見紛うたおやかな外見に反して、細かい事は気にせずと男らしいし包容力はあるし、やたら頑丈だしと、すごく面白いキャラなんですよ。
で、そんなルースに想いを寄せる幼馴染みで勇者・アレク。
彼はですね、村で誰からも頼りにされるハイスペックな青年であり、ルースを心底愛するやや過保護な溺愛攻めでしょうか。
女性にモテない代わりに男性にやたらモテてしまう。
その上鈍くて無防備なルース。
彼の貞操を守るために涙ぐましい努力を重ねと、健気で気の毒な男なんですよ。
と、こんな二人でドタバタ恋愛劇。
こう、勇者だと神託が降りたアレクが、世界を救う旅に出る事になるんですね。
自身の想いのたけを告げ、ルースを抱いて旅立つアレク。
アレクが居なくなった村を魔物の脅威から守るため、都からやって来た騎士団に、魔物との死闘。
果たしてルースは村を守り、アレクが旅を終えて帰ってくるのを笑顔で迎える事が出来るのかー?
って所でしょうか。
しつこいですが、ルースはめちゃくちゃ鈍いです。
アレクはプロポーズとしか思えない事をしょっちゅう言ってますが、絶妙にズレた解釈で華麗にスルー。
旅立ちの時に抱いて行った事さえ、童貞の彼が「一皮剥けて男」になりたかったんだろう。
俺だからいいものの、普通こんな事を友人にやられたら怒るぞ、まったく!と、超斜め上の解釈。
これ、村を守りに来た騎士団長からも惚れられるんですね。
彼からもあからさまな好意を示されますが、そちらも華麗にスルー。
一緒にお風呂に入って鼻血を出させたりと、空回り状態の騎士団長と振り回すルースのエピソードがコミカルに綴られ、もうめちゃくちゃ笑わせて貰えるんですよ。
いや、二人ともかわいそうに・・・!
あとこちら、笑えるだけでは無く、丁寧な心情描写で心を打たれる部分あり、魔物の襲来と手に汗握るハラハラドキドキの展開ありと、緩急の付け方も素晴らしいです。
ルースはその見た目から村のお荷物扱いですけど、実際にはかなりの実力の持ち主なんですよね。
狩りも上手いし、力も強い。
村人からみそっかす扱いされてた彼が、魔物の襲来で実力を発揮して周囲を驚かせるのには、すっっごい気分の高揚を覚えましたよ。
これ、旅立ったっきり、やたら存在感のある手紙ばかりよこしてくるだけのアレクが、ちゃんと活躍してくれます。
なるほどねと、二人の絆にニヤニヤしちゃう。
と、とにかく面白い作品でした。
最後の最後までルースがその絶妙なズレっぷりで、男二人をバッサリやってくれるのにも、爆笑しちゃいましたよ。
二人とも、最後までかわいそうに!!
ところで、エッチ描写が少な目ながら、わりとしっかり書かれてます。
それこそ、乳首責めから兜合わせからって感じで。
暴走してるアレクにニヤニヤしちゃうんですけど。
ただ、何故か本番部分は書かれてない。そこだけ朝チュンで終了。
ここまで書いてあるなら、本番も書いてくれたらいいのになぁ。
予備知識なしで読みました。
一番の感想は「あら、未完なのね」ということ。
でも「未完だけど損した感じはしないなぁ。充分面白かった」とも。
これねぇ、主人公ルースのキャラクター設定の勝利だと思うのですよ。
転生する前の人生(これは現代日本での人生だと思われ)は『女性が大好きなんだけれど、見た目のいかつさのために全くモテず、それを無視してガツガツ迫るほどの無神経さも持っていない良い人だったため、恋愛弱者のまま亡くなってしまった』というものなんです。
いや、この回想シーンがお話に出てくる度に「……あたしはいけるけどなぁ、こういう人。むしろタイプど真ん中なのだけれどなぁ」と何度思ったことか。
転生後、ルースは前の人生で自分が欲しかった『女性と見まごうばかりの美しい』見た目を手にします。
ところが、この世界では『以前の見た目』を持つ男性がモテるんですよ!
そしてその美しい見た目に吸い寄せられるのは男性ばかり、という皮肉。
女の子が大好きなままなのにね。
いや、これ、申し訳ないけれどかなり笑えました。
で、思ったんですけれど、ルースって恋愛小説の主人公としてかなりチートじゃないですか?
綺麗な見た目で努力もしているのにモテない。
でも、それにクサらず、不運を嘆き悲しみもせず、淡々と努力し続ける。
『モテ』方面だけではなく仕事の能力についても誤解されているけれど、それを敢えて訂正せず、みんなのために出来ることを黙々とやる。
宿屋の息子なので人当たりも良いし、人に感謝することをちゃんと知っている。
とにかくモテない人生しか歩んでいないため、数々の男性から送られる熱いまなざしが思慕であると気づかない。そして、ここまで鈍感でも「このカマトト野郎がっ」という気持ちが起きない。
いや、もっとあるんですよ、ルースの良いところ。
下手をすると嫌味になるくらい完璧な主人公なのに『モテない』という事実ですべてが帳消しに。
これだったら、誰もが愛する主人公にならないはずがない!
私は「完結しないで、ルースを巡る恋のさや当てを延々と読んでいるのでも面白いかも」とまで思いましたよ。
あと書いておくべきは、アクションシーンの描写がお上手、ということ。
狩りのシーンや(多分この本での)一番のクライマックスである魔物狩りのシーンは、かなり盛り上がりました。アクションを盛り上げてくれる作家さんって貴重だとおもうんですよねー。
出版社さんには、続きもぜひ刊行していただけるようにお願いしたいです。
私はどちらかと言えば電子派なんですけれどもね。
でも、Web連載は苦手なんですよ。
ガーっと読みたいので(こういう人は一定数いると思うんですよ)。
もう一度言おうっと。
KADOKAWAさん、よろしくお願いします。
恋愛的な萌はそこまでないのですが、お話の評価として萌×2で。
RPGゲームはやったことがないのですが、ゲームをしてるようでした。
恋愛面にまるで鈍い主人公ルース。
主人公が美しく無欲で人の良い男の子で、なぜか自分に向けられる好意には超絶鈍い設定はありますが、読む前に自分に合うか心配でした。
一歩間違えればイライラしたり、やりすぎだろう!と思ってしまうので。
しかしこのお話はイライラしません。萌えもしませんが。
ルースが頑なに絶対に恋愛や好意だと認めないところが、逆にBLなのに何故ここまで?と興味がわきました。
前世が熊男で全然モテず童貞だったから?
それに転生してから合わせて50年の年の功も?
認められたい好かれたい良く思われたい欲がなくて良いですね。変に無自覚に煽ったり誘ったりも無くて。
もうアレクやマクシムが気の毒で。特にアレク。
アレクは勇者ですが、どういう出自でどんな能力を秘めているのか気になります。
ルースもどうも何か肩書があるようで。どんな能力があるのでしょう。
村の皆になぜここまでルースの評価が低いのか?読んでて気分が悪くなるほど全く認めてもらえてません。
ルースの性格や考え方もあるでしょうが、アレクとニコイチだから余計悪目立ちするのでしょうか。
もしかして村の女子から冷たくされるのは、外見や体型ではなく嫉妬されてるのかな?
娘たちより美しくて皆のアレクとべったりで。
アレクやマクシムやバードがルースのことをわかってくれてホッとしました。
最後にアレクの勇者一行のパートもありますね。
まだまだ村には帰れなさそうです。
女神のことも謎を残しますね。
普段読まない系なお話だったので、買ったはいいけど読めるか心配でしたがスラスラ読めました。
鈍い主人公にイライラすることもなく、逆にルースのキャラで出会う人出会う人みんなに好かれ、アプローチや期待をスパーンと躱していい意味で楽しかったです。
転生主人公、前世はモテなかったので今世では女の子にモテたいってキャラがいいですね。
幼馴染の同じ村の勇者は矢印まっすぐ向けてくる感じが好感です。
プロポーズ匂わせてもわかってもらえない!
主人公はこの世界のモテ男子がムキムキ系だと思ってて美形に生まれた自分がモテないと思ってるけど女を誰かれ構わずナンパするところと勇者の圧?でモテないんです、みたいな。
男たらしみたいなとかがあって(外見もお母さん譲りの女性的外見らしく)他の男性キャラに好意を寄せられても気づかないような
勇者に押し倒されて朝ちゅんしても旅立つ前に脱童貞したかったんだなと思ったりするような
うーん鈍感系。
他の方のレビュー見てると壮大で長いお話らしいですね。
長いお話は好きですが最後まで読むのに何年かかるかな?
多分こういう作品は一気読みよりちょっとずつ読むのが楽しいんだろうな、という作品です。長い目で。
円陣先生なのでマストバイ。ムーンライトノベルズさんで連載中の作品の冒頭2章までを書籍化したものです。全く知らずに書籍購入し、読み終わった瞬間は「は、ナニコレ、ここで終わりっすか??」という印象でしたので評価は中立です(続きが出るなら萌以上)。WEB連載読んでる人は「1冊にまとまった!」だし、挿絵付いたし嬉しいのかも。私はこれ単品で読んだので「は?続き、出していただけるんですよね?」と出版社に詰め寄りたい心地です。web掲載されているお話の1章+2章+番外編(掲載されたものの加筆修正版)+あとがきで、全310P。
舞台は王国の小さな村、剣、弓矢で魔物と闘い、馬車、馬、徒歩で移動、騎士が登場するような世界。ある日幼馴染のアレクが夜に窓の外に訪ねてきて「王都から来たヤツに勇者だと言われた」「世界平和の為に旅に出ろって言われたけどそんなん行けるか」とのこと。前世の記憶を子供の頃に思い出したルースにしてみれば、「勇者であるべき人物が勇者の旅に行かないのはまずいんでは」という思いから、「絶対待ってる」と誓い、なんとか宥めて決意をさせたものの「もういっこ不安を取り除きたい」とアレクに押し倒され・・と続きます。
登場人物は
ルース:表紙真ん中、前世の記憶持ち、いまんとこ受け、女顔美人、細いけど力持ち、魔術使う
アレク:表紙左、ヘタレイケメン・勇者になっちゃって旅に行く・魔力絶大
マクシム:表紙右、王都からきた騎士団長、もうすぐ29歳、くそ真面目
あと受けの両親(ロッソ、セリーヌ)、ダニエル(ルースにちょっかいだすいじめっ子)、ジオ(アレクの師匠?いかにも魔術師って感じのじいさん)、等々ちょこまか多数。
**個人的見解
とにかく長い&冒険シーンちょこちょこ&web連載の宿命?多数の登場人物がルースに絡んできます。そしてこの1冊だけですとルースは誰とも恋仲になりません。アレクはルースを盲愛していますがルースは何血迷ってんだぐらいにしか感じていない様子(いや、ちょっと何かを感じているらしいが識別してない)。女の子大好きだった前世の記憶が阻害要因としてあるらしいです。この後web上でどうなっているのかは確認してません。というのも、すっごい量の続きがあるので。2017年11月から2018年1月までに発表された分を今回書籍化しているようですが、月1回~3回程度更新されていて2019年8月末にも更新。
すごく3Pを期待していたのに、マクシムはアレクに蹴り散らされ、アレクともやることはやってるけどラブラブにはならず、アレクの癒しタイムのみで、今後続きが出るのか出ないのかもさっぱり不明。世界感は面白かったので続きが出るなら読むけど、「続きはムーンライトノベルズさんでね!」という場合、webまでは読まないので、なんだか勝手な物言いですが「騙された」感。まだまだこの後続いているのかもしれないですが、冒頭ちょびっと齧らせていただいただけじゃ魅力がわかんないよーーーっ
円陣先生の挿絵は猛烈カッコいいです!ルースは表情豊かなタイプだし、アレクは甘えん坊さん感あるし、マクシムとアレクの西洋甲冑姿で剣を合わせている1枚は「おお、円陣先生の魅力全開!」な1枚です。
ただ上記のような理由から、web小説由来かどうかちゃんと調べて購入しないとダメだな・・と強く思った1冊でした。