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saigetsu gokurakuchouka
本作は崎谷はるひ先生のデビュー20周年記念ファンブックです。
幻冬舎コミックスのルチル文庫の3シリーズのカラーイラストを完全
収録、フェア小冊子やWEBサイトに掲載された番外小説に加え、本作
用の書き下ろし小説、描き下ろしコミックスを収録したたいへん豪華
な1冊となっています。
当初の告知ではもっと早く出る予定でしたが、先生が養生された分、
書き下ろしとか増えたのかな!? とか思いつつ、素敵なお値段分は期待
して購入しましたが、崎谷先生のファンはもちろん、絵師様のファン
にも嬉しい素敵な1冊になっていました♪
収録作のカップリングと初出は下記の通りとなります。
・慈英&臣シリーズ・
慈英&臣
「つめきり」崎谷はるひフェア
「そらを見つめるように」崎谷はるひミリオンフェア
「夢かうつつか、危うさか」WEBサイト
「ストレリチア・レギネ」書き下ろし
「猫×ネコ×こねこ」(作画蓮川愛)描き下ろし
照英&未紘
「かたくなな唇」小説ラキア
慈英&臣、照英&未紘、弓削&朱斗
「イツカノイチニチ」(作画蓮川愛)ルチルvol.62別冊付録
・信号機シリーズ
小島&桜哉
「ミントキャンディは噛んでしまう」ルチル文庫6周年記念小冊子
冲村&史鶴
「イロドリのツキヒ」書き下ろし
「あざとい!!おきむらくん」(作画ねこ田米蔵)描き下ろし
・グリーン・レヴェリーシリーズ
綾川&白瀬
「はじめからの恋」崎谷はるひミリオンフェア
「ハロウィンの夜には」WEBサイト
健児&和以
「アニバサリーはいつでも」書き下ろし
3シリーズの絵師様が実力派揃いと言う事もあると思いますが、イラ
スト頁のカラーイラストがとてもとっても美麗です ヾ(≧▽≦)ノ
2シリーズはシリーズ絵師による描き下ろしコミックス有り、他の
シリーズはキャララフ有りが有り、小説とはまた違った楽しさを
提供頂きました。
個人的には一番の目当ては番外小説でしたが、蓮川さんの「イツカノ
イチニチ」のカラーイラストの3ショットがもう最高に麗しくて一押
しです。小冊子持ってて既読でしたけど臣さんにクラクラさせられる
2人とその末路がMYツボ押しまくりです♡
3シリーズの作品解説や崎谷先生のロングインタビューもあり、未読
の作品があっても楽しみ処は盛沢山です。
同じルチル文庫のシリーズ作短編やコミックスも収録して欲しかった
し、こんなに豪華でなくていいのでこまごまとした小作もまとめて欲
しいと思っていましたが、春に本作に収録しきれなかった作品の再録
集発行が予定されているそうなので楽しみに待ちたいと思います。
でもイラストは入らないそうなので恋愛証明書シリーズの街子先生の
番外コミックスは無理そうで残念です o(>_<)o
崎谷さんのファンブック。
お値段にご注目。なんと、
4000円(税抜き)。
4000円!
ちょっとお高いです、先生…。
と思いつつ、それでも予約していましたとも。
何しろ崎谷先生のファンブックだからして。
B5サイズという大きなサイズ、そして蓮川さんの描かれた美麗イラスト、高級感漂うザラッとしたカバーに、そしてそれが箱に入っているという豪華な造り。表紙がソフトカバーなので手に取った時に捲りやすいのも良き。
うんうん、これは4000円するだろう、という素敵な装丁です。
で、中身は、というと。
収録されている崎谷先生のインタビューで書かれていますが、崎谷さん作品は全部で124冊(‼)だそう。スピンオフ作品もあるシリーズものも多いですが、それだけの巻数を出している人気作家さまの、どのシリーズがこのファンブックに収録されているのか気になっていました。
内容は、
・「しなやかな熱情」から始まる『慈英&臣シリーズ』
・「アオゾラのキモチ-ススメ-」から始まる『信号機シリーズ』
・「心臓がふかく爆ぜている」から始まる『グリーン・レヴェリーシリーズ』
の3つのシリーズが収録されています。
『慈英&臣シリーズ』は蓮川さん、『信号機シリーズ』はねこ田さん、そして『グリーン・レヴェリーシリーズ』は志水さんの描かれた美麗イラストが、カラーで、しかもB5サイズという大きさで収録されていて、これがどれも眼福でした。
とにかく麗しい!
そして『慈英&臣シリーズ』は蓮川さんが描かれた『猫×ネコ×ねこ』の漫画が、『信号機シリーズ』はねこ田さんの描かれた『あざとい‼おきむらくん』の漫画が収録されています。
どっちもめっちゃ可愛いストーリーで悶絶しました…。
ぜひとも手に取って読んでいただきたい!
『グリーン・レヴェリーシリーズ』は描き下ろし漫画は収録されていないものの、志水さんの描かれたイラストのラフ画が収録されていて一見の価値ありです。
それぞれのシリーズの作品説明も収録されているので、未読の方にも理解しやすいですし、数多くあるシリーズものの順番もきちんと書かれているので新たに購入される方にも親切な造りになっているかと思います。
終盤には崎谷先生のインタビューも。
タイトルもズバリ『崎谷はるひ 22000字ロングインタビュー』、ということで、かなり長いインタビューが収録されています。
先生の幼少期、過去、作家として仕事を始めたとき。
そんな貴重なお話が伺えて、すごく読みごたえがありました。
崎谷先生と言えば沢山の人気シリーズを擁する作家さまですが、この3つがチョイスされたのはなぜかなー、という気も。
個人的に、あのシリーズも収録してほしかった、と思うものもあったりしましたが、版元の兼ね合いとかあったのかな。これを皮切りに、2弾、3弾とファンブックを出していただきたいなと思ったりしました。
お値段で若干躊躇しましたが、非常に読みごたえのある1冊でした。