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onzoushi chef to amayakashi doukyo seikatsu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
タイトルそのまま、真面目で頑張り屋の大学生が、御曹司シェフの攻めに、もうこれでもかと大切にされて甘やかされまくるお話です。
作者さんも書かれてますが、受けがすごく甘え下手なんですよね。
いや、何だろう。
意地っ張りとかじゃ無くて、相手の負担とかをまず考えてしまう、損な性分の子で。
で、そんな彼を大人の余裕で受け止め、上手に甘やかしてあげる、ひたすら優しい攻め。
もうこの「甘やかし」パートが延々と綴られてまして!
溺愛もの好きとしては、萌え転がっちゃいましたよ。
あと、とても紳士的でスパダリ然とした攻めですが、徐々に見えてくる本性が素敵。
いやまぁ、個人的に、囲い込み系の執着攻めが大好きですので。
内容ですが、元バイト先のシェフ・暁成×天涯孤独の勤労大学生・優による、再会もので超甘々同居ものです。
両親を亡くし、学費と生活費の為にバイトに明け暮れる大学生・優。
駅で貧血を起こして動けなくなっていた所、偶然再会した元バイト先のシェフ・暁成に助けられるんですね。
で、優の現在の状況を知り、何かと気遣ってくれる暁成。
優が過労から倒れた事を知ると、半ば強引に同居に持ち込んであれこれと世話を焼いてくれてー・・・と言うものです。
二人の出会いですが、同じレストランでフロアバイトとシェフとして一緒に働いたと言うものになります。
まだ高校生だった優と、同じ名字だった事をキッカケに親しくなり、弟のように可愛がってくれた暁成。
それが、お店の閉店により関係は途切れ、今回偶然再会した。
これ、再会した暁成ですが、もうグイグイ距離を縮めてくるんですよね。
久しぶりに会えたんだからと自分の店に招待する事から始め、過労で倒れれば「ゆっくり静養する事が大切だから」と、自分との同居に持ち込む。
で、あれもこれもと世話を焼きまくる。
また、実は大企業の御曹司でもあってと、豪華マンション住まいのセレブ。
そう、まさに理想的なスパダリなのです。
で、そんな暁成に甘やかされまくる優。
彼はとにかく頑張り屋で健気なんですよ。
そして、めちゃくちゃ甘え下手でもあるんですよね。
両親を亡くしてから一人頑張ってきた彼は、他人の手を借りると言う事がなかなか出来ない。
それは相手の負担を考えてしまうと共に、一度甘えてしまえば、二度と自分一人で立てなくなってしまうと言う不安からでもあるんですよね。
だからこそ、口八丁手八丁で多少強引にでも「甘やかす」暁成に、読者としては「これぞ溺愛攻めの鏡」と嬉しくなってしまう。
いや、こういう健気で不憫な受けが、報われるのが大好きなんですよねぇ。
まぁそうじゃなくとも、攻めが受けを溺愛して、甘やかしまくってるだけで楽しくて仕方ないじゃんね?
と、そんな日々を重ねるうちに、暁成に惹かれてゆく優。
二人は自然と恋人同士になるんですね。
しかし、暁成に付き添いグループのパーティーに出席した事をキッカケに、二人の「住む世界」の違いを実感し・・・と続きます。
こちらですが、終始甘くて優しいお話でして、もう悪い人は一人も出て来ません。
暁成は四人兄弟の末っ子(だから自分の好きな事をやれてる)と言う設定ですが、兄姉達も末っ子である彼を可愛がると共に、優に対してもとても好意的です。
そんなワケで、ここでのスレ違いも、多少切ないものの安心して見守れちゃう感じでしょうか。
また、ここで見せる暁成の言動が、もう最高に萌えまして。
いや、うすうす分かっちゃいたけど、かなりの執着系だよな~と。
そして、めちゃくちゃ独占欲が強いのねと。
まぁそうじゃなきゃ、ここまで囲い込みはしないよなぁ・・・。
あとですね、暁成の執着ぶりを表すように、エロ濃厚です。
乳首攻めが、大変ねちっこいです。
個人的に、受けが気持ち良すぎて「ちょっとだけ待って・・・っ!」みたいのが大好きなのですが、今回はやたらその描写が多くて最高でした。
それと細かいですが、受けがベッドで攻めを待つ間にですね、最初は緊張してたのにいつの間にか眠ってしまう。
で、眠ってる受けを見て「無防備だなぁ」みたいのも大好きでして。
それにもニヤニヤしました。細かいけど。
一つ引っ掛かる部分があって、暁成ですが、いつ優を好きになったか分かりにくいんですよね。
以前、一緒に働いてた時に好きになったんだろうけど、そのわりには、再会するまで何のアプローチも無かったですしね。
ここだけちょい残念。
と、ちょっと個人的に残念な部分はあるんですけど、全体的にはとても好みの作品でした。
のんびり甘さを楽しむのには、最高な作品だと思います。
最後になっちゃったんですけど、優が暁成への想いを自覚する事になった「犬に舐められてるうちに、いつの間にか暁成に代わってて」ってエッチな夢。
これ絶対、眠ってる優に暁成がイタズラしたものだと(私は)思ってます。
犬に舐められてるがアヤシイ。
「ボンボン育ちの攻めがあれこれお世話して受けの胃袋掴む」系の甘〜いお話なんだろうなと思って、疲れた時に読もうとストックしてた本。
読んでみたら、まさにその通り、「苦労人の受けに同居を持ちかけ、溺愛スパダリ攻めがせっせとお世話する」というやつでした。
変な当て馬も登場しないのでイライラもせず甘さに浸って読むことができてなかなか良かったです。
ノーストレスで読める。
でも読み終わって数日すると、何となく記憶に残らないというか……。
タイトルや表紙の印象をあてにして読んだのにハズレた!!みたいなしてやられた感はないからいいんだけど……。
多分、攻めがいつからそこまで受けを好きになったのかがよくわからないところがちょっと残念なんだと思う。
でも、上流階級御用達の会員制のレストラン、そして出てくる美味しそうな料理(家庭では絶対に作れないやつ)といった非日常の空間が、コロナで家にひたすら閉じこもって三食自分のご飯を食べてウンザリ‥…といった私の心のオアシスになってくれて良かったです。
金先生の表紙&料理ものの匂いがしたので購入。攻めさんの執着は面白かったですが、さらっと読めてしまったので、中立よりの萌にしました。本編240P弱+くすくす笑える本編後日談9P+あとがき。
両親を亡くし、バイトでなんとか大学生を続けている優(ゆう)。体力勝負な生活続きで、ある日電車を降りたところで本格的な貧血に見舞われて動けなくなります。うずくまる優に大丈夫?と声をかけてくれたのは、高校生の時にバイト先で知り合った暁成(あきなり)で…と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
攻めの兄二人(陽啓、章史)と姉(秋海)、攻めの知人夫婦とワンコ2匹がちょこっと。
兄弟が個性的っぽくて楽しそうでした。ゆるふわ長兄、多趣味器用なちゃきちゃき美人姉、すべてのしりぬぐいをしているしっかりもの次男。今回次男が割合絡んできて楽しかったですが、ゆるふわ長兄も気になる・・・
**攻め受けについて
攻めさんは「好きなものは手足をもいでも側近くに置いておきたい」タイプ(次兄談)とのことで、変態じみてはいませんが、手取り足取り全身全霊で受けを守っていく!という感じのお話でした。
受けさんは最初に書いた通り苦学生。一人ぽっちで不安たっぷりだったろうから、いいんだと思うんですよね、今は思いっきり甘えて守ってもらって。もうちょっと大人になって、自分の足でしっかり歩いていきたい方向を見極められる頃にはきっと攻めさんとしっかり向き合えるようになっているのではないかと思いました。(例えその過程で、攻めの想いが超すりこまれていたとしても)
ただ攻め受けとも、そんなに腹黒とか猛烈に面白いとか個性的とかという印象ではなかったので、あまり印象に残らないで読み終えてしまいました。読みやすいとは思うので小説入門編としてはよいのではと思った1冊でした。
色々不憫な受けが攻めに溺愛される話
<あらすじ>
相次いで両親が亡くなり天涯孤独になった大学生の今井優(受け)は、無理がたたって体調を崩してしまいます。
電車で具合が悪くなった優を介抱してくれたのは、偶然にも高校の時のバイト先で兄とも慕っていた暁成(攻め)でした。
オーナーシェフとして店をもつようになった暁成と再び交流をもつようになったころ、とうとう優は学校で倒れてしまいます。
たまたまその日は暁成の店でご馳走してもらう予定だったこともあり、状況を知り心配した暁成に静養も兼ねて同居することを提案されます。
遠慮する優でしたが、暁成のプレゼンを受け、父親が亡くなってから一人で頑張ってきたとはいえ体調を崩したことで心細くなった優は暁成の提案を受け入れ同居することにするのです。
暁成は最初から優に甘々です。
バイトも代理の人に代わってもらい、至れり尽くせりで快適に生活し、体調も順調に良くなっていく優ですが、しだいに不安になってくるのです。
これに慣れてしまっては、前の生活に戻ることができないかもしれない、と。
色々あって二人は恋人になるのですが、暁成は最初から下心もありながらの同居だった
というのがなんとなくわかるのですが、優の気持ちの変化が唐突に感じました。
また、暁成はあんなに優をダメにしそうな勢いで世話していたのに、流れで告白し、もし嫌なら深追いしないという態度にも違和感が。
二人が恋人になるくだりが今までの甘々具合にあわないあっさりした感じがちょっと不思議に感じました。
ただ、恋人になってからは横から邪魔が入ることもなく、いままで以上に甘々です。逆にそのことで優が不安になってしまいます。
暁成の兄曰く、暁成は「好きなものの手足をもいで自分の手元に置いておきたいタイプ」ということで、無意識下で優もそうなってしまうことを恐れるようになります。もし二人が別れた時、自分は一人で立っていられなくなるのではないかと。
優がひよってしまって二人は危機っぽくなるのですが、全体的にはさらーとした感じで話が終わります。
優が暁成のかごの鳥になることを選ぶのも、どうも天涯孤独な身の上が優にとって寂しかったことが根底にあるのではないかと思ってしまって、家族っぽく始まりそのまま終わってしまった感じで、恋愛話を読んでいるように感じなかったです。甘々なんですがねー。
もうひとひねり何か欲しかったかな。
もう少し暁成が暴走するとか・・・
仲直りエッチでは暴走していましたが・・・
ちよっと物足りなく感じました。
2人の中が進むまでが長くて、そういう仲になってからが駆け足に感じました。
優が本当に暁成の事が好きなの?って思っている間にセックスでメロメロにされた感じだったので、溺愛という感じは読んでいてあまり感じませんでした。
大人の手管にまんまと嵌まってしまった、無知な学生のように思いました。
だからパーティに行って住む世界があまりにも違うから、この先上手く行く筈が無いから傷付かないうちに離れようって思考もこじつけに感じました。
さらに暁成の兄の助けを借りての会ってからのなし崩しのセックスで、2人の必死さが分からなかった。
暁成もそんなに優が好きなのか?優も暁成が好きなのかあまりに2人の感情が見えない作品でした。
読み終わるまで挫折しそうに何度かなりました。