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hisho wa enzen to uso wo tsuku
主人公は、男にトキメいてしまい薄々自分はゲイなのでは? と疑問に思いながら生活をしている藤谷英理。
英理は同性にはトキメくけれども、異性にはときめかない自分の性癖を薄々自覚してるものの、完璧には認められなくて悩んでいた。
だからこそ、自分が少しでも「いいな」と思った男には、わざと冗談混じりの告白をして、恋心が大きくならないうちに潰す様にしていた。
そんな英理はある日、偶然学生証を拾ったことから、「デリバリーホスト」というものの存在を知り、それを頼んで、自分が本当にゲイなのかどうか確かめる事にした。
割引料金でも、5万円という出費は学生の身である英理には痛かったけれど、迷わずオーダーしたのは“完璧な秘書”タイプ。
そして英理の前に現れたのは、完璧に理想通りの男だった。
たとえ、これが何かの罠だったとしても構わないほどに……
というのがあらすじ。
英理は、現れたホスト・高根に一目で恋に落ちてしまい、ダメだと知りつつも、高根の誘いにのり、関係を持ってしまう。
その後、今度は高根から連絡が入り、自宅に招待され、なし崩しでずるずると関係が続いて行く。
全てに執着が無い高根に英理は不安だらけだが、惚れた弱みで、そんな高根を突き放す事が出来ない。
ところが、ついに思い詰めた英理はデリバリーホストの社長に相談に行き、そこで高根の嘘を知って、関係を絶つ事を選択する。
けれど、最後は高根が英理を迎えに来て、無事にハッピーエンド。
まぁ、王道ですね。
でも、そういうのも悪く無いと思います。
個人的には、高根は素のちょっと意地悪でそれでいて、途方に暮れた仔犬のような顔も出来てしまう何に執着した方がいいのかわからない高根の方がいいなー……と思いました。