ジャーナリストは眠れない

journalist wa nemurenai

ジャーナリストは眠れない
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
16
評価数
5
平均
3.2 / 5
神率
0%
著者
榊花月 

作家さんの新作発表
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イラスト
ヤマダサクラコ 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
電子発売日
価格
¥533(税抜)  
ISBN
9784199003639

あらすじ

社会部のエリート記者から一転、まさかの左遷!?医療ミス報道で上層部と対立した新聞記者の真藤一夏。
その異動先は、傲岸不遜な編集長・五島が君臨する三流夕刊紙だった―。
これまでのキャリアも無視して芸能ネタを追わせる五島に、初めは反発していた一夏。
ところがある晩、酔った勢いから五島と急接近!!「おまえを見てると昔の俺を思い出す」と無理やり抱かれるハメに…。

表題作ジャーナリストは眠れない

32歳前後,夕刊紙編集部のデスク
27歳,夕刊紙に左遷された新聞記者

レビュー投稿数3

記者魂を燃やせ

新聞記者BL。

主人公は、正義感の強い熱血社会部記者・真藤一夏(いちか)。
議員がバックにいる大病院の医療ミスを記事にして左遷され、同じ新聞社内のタブロイド誌に異動させられる。
本筋の大新聞社会部の新鋭記者から、タレントの同棲の記事などを扱うユルい職場へ。
はじめはクサってた一夏だが、同じく権力に楯突いて異動させられた現デスク・五島の下で記者魂・ブン屋魂を燃え上がらせていく…

…というお仕事BLです。
一夏はちょっと青臭い感じ。だけど挫折も知りタブロイドの仲間たちとも交わって一回り大きくなっていきます。
そして、デスクの五島。なかなかワイルドで懐の深い男。
でも彼も、一夏以上に大きな挫折を味わっているのですよね…その情けない部分も一夏に隠さないところが一夏の上を行っていて、やはり一夏ではまだ「攻め」にはなれないかな?
ただ、五島はともかく一夏はノンケ。なのに恋心の自覚が湧きますかね…?ここは「BL」ありきかな、と感じた。
また、同時に社会を震撼とさせる猟奇事件が起きています。
警察の公式の記者会見場には入れないタブロイド誌の記者として、自分の出来る取材、自分に見える景色から真犯人を絞り込んでいく。
そして再び。
書けない記事を挑戦的に書く一夏。全ての責任を負って世に出す五島…
2人の記者魂がアツいです。
ちょっと甘めなケンカップル、オレ様攻めx跳ねっ返り受け、熱血お仕事BL、この辺が好きな方におすすめ。

1

ラブは少なめ

後半になるまでまったくラブなお話がないです。
ゴシップ誌に左遷された報道記者が、お仕事を頑張るお話がメインです。
私は、ひたすら恋のことばかり考えてる登場人物より、こうやってきちんとお仕事をしてる人が登場人物であるほうが好きなので、楽しく読むことができました。
頑張って仕事してるなかにちょこちょこと挟みこまれる恋愛はもどかしいんだけど、そのもどかしさってチラリズムのもどかしさと同じで、まる見えより萌えるのだw

意外とダークだった事件の真相は、アノ事件がモチーフになったんだろうな。

不満は、いつもの榊月小説にしては、攻めの俺様度が低かったことぐらいかなwもっと傲岸不遜で最低な俺様男でも(私は)ok。

2

お仕事BL

 榊花月先生の小説は、切なくて泣けるものがあるかと思えば、あれ……?というものがあったりして、買う時に迷います。

 この作品は、働く男が好きなら楽しめると思います。

 エリート記者が左遷されて、たどり着いた先はゴシップ記事ばかりの夕刊紙。プライドをズタボロにされつつも、へこたれない一夏。
 そして、その編集長がワイルドでかっこいいのです。

 お仕事部分と、事件の真相、ラブの行方。
 事件の真相は少し悲しかったですが、やはり働く男はいいですね~~~。

3

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