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ring
なんていうか……普通に読んでて、微妙に切なかったり、いろいろして。
ちょっとなんか、消化不良になっちまいました……。
この本は1冊に3つの話が入ってるんですが……。
どれもこれもが、素敵にエッチで、素敵に切なくて……。
終わってしまうのが惜しい感じ。
そして、なおかつ、微妙に中途半端なところで終わってるので、かなりゴロゴロしてしまいます。
話の内容的に、これ、まるっと一冊分書いて、もうちょっと後日談とか、いろいろ書いてくれてもよかったのに! と思います。
個人的には特に、一つ目の話の「RING」が好きです。
自分の父親である王がクーデターに倒されてしまう。
しかもその王を倒したのが、自分が想いを寄せている近衛隊長で、その近衛隊長のライナスは、王子を冷たく蹂躙した……というような話でした。
けど、ちゃんと王に重用されていたはずの近衛隊長がクーデターを起こしたのには、理由があって……という辺りがまた、切ない!
最後は、結構いいところで終わるんですが……。
続きー! とか、思ってしまいました。
2つ目も、「それって、こっからがいいところなんじゃ……?」ところで終わってるし……。
短編集なので、続きは望めないのはわかってるんですが、それでも、是非是非読んでみたい! と思わせるような話でした。
このやり場のない気持ちに耐えれるなら、おすすめです!
それなりにはキリのいいところで終わってるので、他の人は大丈夫かもしれませんし……。