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攻め親子に挟まれる担任教師、という3Pもの。
ですが、この受の魅力が自分には全く判りません。
特に父親が受にベタ惚れの理由が判らない。
見た目が好みの相手が(作家として)ファンだ、というだけであそこまで惚れる?って感じです。
ベタ惚れの理由が判らなくても受自体に魅力があればまだ良いのですが、それがありません。
この本を読んだ人でこの受に魅力を感じる人が一体どれだけいるんだろうか…と思うレベルです。
仕事に対して特に熱意も無く30代前半、と無駄に歳だけ取っている。
受の30代という年齢設定に必要性を全く感じません。
逆に攻(父)の年齢は無駄に若すぎる(37歳)と思いました。
個人的に受は親子の真ん中くらいの年齢にしたら良かったのに…って感じです。
話自体は暗くなく、むかつく部分はあったけど軽く読めたので「趣味じゃない」とまでは行きませんが…
愛がある攻複数受一人の複数物だと、複数の攻から愛されるに相応しい理由か魅力のある受か、個人的に萌える受けじゃないとちょっと…と気付かされました。
攻(息子)のキャラは割と良かったので残念です。
エロス:★★☆☆☆
好み度:★☆☆☆☆
『言ったろ?異常、正常なんてケース・バイ・ケースだ。
自分で自分に『異常』と言う枠をはめる事はナンセンスだよ。』
家庭訪問先で、憧れの小説家と出合った前沢。
だが、ファンだと告げた瞬間に押し倒され、
挙句、その現場を息子で生徒の光太に見られてしまって…。
二人で受を愛するって所は理解できるのですが…、
ちょっと色々微妙な面が目立つ気がします(汗)
受である前沢先生は、小説家・龍之介(生徒の父)のファンなので、
それを龍之介に伝えるんですが…
そうしたら、
「こんな熱烈な告白を捨て置くほど、私は情け知らずじゃない。」
っと、襲われてしまうのです。
ファンって伝えただけなのに、何でそう言う受け取り方をしちゃうのか?っとか、
息子の担任とは言え、初対面の“男”を、いきなし抱いちゃうのか?っとか、
色々理解に苦しみます。
挙句、その襲ってるシーンを、息子である光太に見られるんですが、それでも続行する父親。
情け知らずと言うより、世間知らずじゃないかなぁ、お父様…(汗)
あと、
父親が担任を暴行?しているシーンを見てしまった息子・光太と、
翌日、生徒相談室で話し合うんですが、
あらすじにもあります通り、光太も先生が好きだったんですよ。
それで、生徒相談室で押し倒すんですが…、
運悪く、他の先生に目撃されてしまうんですよね。
実際、襲われていたのは、前沢先生の方なんですが、
光太くんは可愛い系の生徒ですし、挙句皆の前で「自分が全部悪い!」と泣き出したりするもんだから、
まるで前沢先生が、光太くんを襲ったかのような扱いになるんですよね…。
でも、光太くんも、父親も、
それについては弁明しないんです。
…確かに、被害者?である光太くんが届けを出さなきゃ、
前沢先生に前科がつくわけじゃないですが、
このままだと、前沢先生は学校で「男の生徒に手を出した変態」扱いじゃないですか?!
前沢先生も「クビにならなくて良かった。」とか、変なところで安心してますが、
私なら絶対そんな学校にとどまれないよ…。
攻さん達は、前沢先生の事が大好きなら、
そこはちゃんと考えてあげるべきじゃないでしょうか?(汗)
あと、前沢先生の心境変化も伝わり難いです…(何で二人を好きになったのか、あまり伝わってきません。)
そんなこんなで、私はちょっと微妙かな…って思っちゃいました。(すいません。)
個人的に、光太くんはかなり好きな感じの攻だったので、残念…(可愛いのに、少林寺拳法の使い手で、喧嘩が強かったりするので素敵なのです☆)
もっと光太くんの良さを前面に押し出すストーリー重視な展開だったら、好きになったなって思います。
前沢は、今まであちこちの高校で産休代理のアルバイトをしていたが、偶然、友人でもある同僚が長期休暇を取ることになったため、代理としてクラスを受け持つことになる。
一年の途中である交代であるため、保護者一人一人に挨拶をしようと、家庭訪問をしているところ、生徒の父親が憧れの小説家・南条龍之介であることを知る。
リビングに入ってきた憧れの作家の姿に、自分の想いを抑えきれなくなった前沢は、パニックになってしまい、熱い思いを打ち明けてしまう。
ところが、誰もいないリビングでいきなり龍之介に押し倒されてしまい、犯される。しかも、犯すだけ犯して寝入ってしまった龍之介に押し倒されている現場を帰宅した教え子の光太にまで見られてしまう。
翌日、光太と話をしようと光太を生徒指導室に呼び出した前沢だったが、今度は「パパとばっかりズルイ、僕も先生の事狙ってたのに!」と今度は光太に押し倒されてしまう。
ところが、その押し倒されたところを同僚の先生に見られてしまい、前沢は光太を襲おうとしたことにされてしまう。
校長と共に謝りに出向いた前沢は、「前沢とじっくり話がしたい」と龍之介に言われ、一人残された上、今度は龍之介と光太、二人がかりで押さえつけられ、襲われてしまう。
というような話でした。
なんていうか、めちゃくちゃ……。
まずそもそも、個人的に三つ巴が苦手なのはさておき。
どうしてこの状況で、最終的には前沢が二人にほれてしまったのか理解ができないです……。
無理やり犯された挙句、学校で生徒を襲ったセクハラ教師の汚名を着せられ、おまけに二人がかりで犯される……。
普通、逃げ出すと思うんだけど……って辺りが、前沢の方にもその素質があった、というところだと思うんですが。
でも主人公に感情移入できない小説は読んでてつらいですよね。
というわけで、個人的には余り楽しめませんでした。
ただ、三つ巴が大丈夫な人であれば、問題なく楽しめたかと思います。
まぁ、三つ巴が大丈夫だとしても、二本挿しはないよな……と個人的には思ったり……。