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最新版は表紙が違う。亜樹良のりかずさんの赤いバラの違う絵。
https://www.chil-chil.net/goodsDetail/goods_id/129521/
重い内容なのかな?、と思わせる題名だけど、中身はコメディ調だった。
綺月陣先生の作品は、重いものばかりじゃなくて、コメディ作品も多い。
この作品は、 2005年8月発刊の再刊。
Jが受けた仕事の対象者は、金と権力で非道を働く大企業のトップ、頭脳派の悪党。
部下を食い散らかして奴隷に調教、
不要になると、社会的にものを言えない立場にして捨てる、嫌な奴。
「囚われた野性」という関連作が一つあるけれど、絶版で、電子版も今は無かった
これから再刊されるのかもしれない。
エチシーンが冒頭から入って、いきなり「奥様と別れてください」って組敷かれてて、しかも何やら激しそうで相手は鬼畜で、シーツが裂けて・・・何て奴隷な受けちゃんなんだと、、、
ということで、始末屋Jの登場です♪
自分を散々弄び(調教ともいう)、奴隷にしておいて捨てて、しかも横領の無実の罪で訴えられた洋美が、相手の大企業のトップ藤園に復讐をしたいと依頼したのがJと呼ばれる二狼。
依頼はセックス!?
これがまたまた、とんでも激しいのです!
活きのよい魚が跳ねるように、もんどり打つと表現してもいいのでしょうか?
いくら調教の賜物とはいえすごい反応♪
喘ぎもすごい、すごい、すごい、、、叫んでないか!?
何で、こんな激しいセックスが復讐になるかというと、それはJの素性によるのです。
洋美は賢いだけあって、転んでもただじゃ起きない男だったんですね。
冒頭の奴隷姿がうそみたいです!
女たらしの二狼も、洋美の体にすっかり魅せられてしまうのですが。
洋美の復讐は、二狼と藤園の確執から大規模な兄弟喧嘩いや、兄弟戦争?に近い形に発展します。
かなり派手な喧嘩(?)なんですが、それがまたさほど重くならずにまるでTVドラマのようにテンポよく進んでいくのです。
途中で彼等の確執の原因が語られていきますが、いや~本当に藤園は悪い奴ですよ!!
Jも彼を憎んでもしようのないくらい、、
洋美が襲われて頭にきたJが直接藤園とガチンコ対決するシーンもアクションがあって、楽しめます。
しかも、その後のオマケがまたイカシテル♪♪
藤園の屈強なボディガード=フランケンシュタインのような男と比喩されている=が実は藤園の奴隷だったという・・・絡みのシーンがついていて!!
何だー!おいしいではないか♪ウハウハ
ラストはハッピーエンドで、それなりに円団を迎えましたが、この藤園コンビがとっても気になるのです。
ということで、痛快なアクションものの本作は2作目もあるのでした。
ワクワク♪♪