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syusendokishi ga ore wo nakaseyou to shiteimasu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
すごいスケールです!分厚い本なのに一気読みでした。
滝沢晴さんは初めて読んだ作品がすごく気に入ったのですが、その後はあれ?な感じでレビューも辛口で申し訳なかったです。
こちらも大丈夫かなあと心配でしたが、すっごく面白かったです!
主人公リュートは酒場の息子19歳です。毎日両親の店で働いてある意味看板息子?
アホキャラで、愛嬌たっぷりなんです。お客さんからバカにされても凹まない。
この国は識字率が低く学校へ行ける平民はいないようで。リュートは読み書きも計算もできません。
でも常連の騎士アドヴァルドだけは絶対にバカにしなかったなあ…。
とにかくお話は長いし設定はモリモリだし、これが総受けなのか!?(意味を知らないで使ってます)なモテモテなリュートなんです。
アホだし難しい言葉は知らないし語彙力もないのですが、言うことは真っ直ぐだし勇気はあるし正義感が強いし。そんなところに惹かれた攻めたちなんだろうなあ。
リュートの言うことをちゃんと聞いてくれたのもアドヴァルドだけだったかも…。
書きたいことを書いてたらとても収まらないのですが、とにかく設定がモリモリなんです!お話も広がるし、回収できるの〜?と思ってたら、うまくみんなまとまるんですよ!
しかもとっても良い方向へ。それもこれもリュートとアドヴァルドの人柄と愛ゆえだなあ。
リュートを愛したもう一人の男カダット。隣国の次期皇帝で冷酷無比で美貌の剣の達人。
彼もリュートの虜になってしまいましたね。
愛を知らない人と信頼関係を結んだことのない不幸な生い立ちで、リュートにしたことは許せないのですが。
だんだんただリュートを振り向かせたい、傍に居てほしい、閉じ込めてしまいたいと愛を乞う男でしたね。
そして魔道士長バニス。まさかあなたまで〜!?
とにかくどのキャラも魅力的で。主人公も応援したくなるとっても良い子で。
イラストとタイトルからこんなお話だとは想像できませんでした。
意外な展開の冒険譚
凄く面白かった。
夫々の明るい展開を予測させる、円満な結末。
この物語、中身とマッチしないタイトルで損していると思う、
もっとピッタリしたタイトルにできなかったかな。
守銭奴、というより、目的をもった貯金魔だったし。
泣かせよう、というのは、涙が魔石に変わる不思議な力を持つ主人公のこと。
その魔石で一儲けしようという企みを持ってリュートに近づく貯金魔の騎士は、実は王子で、リュートに恋をする。
格別な美男じゃないのに、なぜか有力者に好かれるリュートの気性は母親と父親譲りらしい。
リュートの出生の秘密を紐解くことで、進む展開。
拉致された隣国で、実の母と父に出会うけれど、別れてから気づくリュートが少し気の毒。
この物語の当て馬役は凄く気の毒。
泣いて流す涙が魔石化するので、濡れ場がやたらに多い、R18です。
テイストがラノベで「俺 強ぇぇえ!」系ではなく
おとぼけ風味の効いたキャラクターが振り回され振り回し、巻き込まれる展開がコミカルで面白い。主人公がボケボケでも脇がしっかりと滞りなく話を進行させてくれるのもミソ。
攻めが若いのにおっさん系でいじめっ子体質、受が天然ちゃんなので釣り合いが取れているよね……コイツらバカップルだわ!とこっそり呟きたくなるような主人公たちですが
受の生まれの秘密に端を発する事件は今後も尾を引きそうです。
これ、シリーズになるかしら。
(その時は文庫本でお願いします)
今回は王直属騎士団の守銭奴な副団長と
魔石を生み出せる酒場の息子のお話です。
受様の出生の秘密を絡ませつつ
攻様が受様を恋人として手に入れるまで。
受様は王国の城下町の父の酒場を
手伝う青年です。
王国では珍しい紫の瞳を持ち
元気はつらつな19才ですが
頭はあまりよくありません(笑)
常連客にからかわれつつ働いていると
庶民的な酒場には相応しくない
騎士団服を纏う男が入ってきます。
この騎士が今回の攻様になります♪
攻様は王直属騎士団の副団長ですが
値切り交渉もし、わずかなつり銭も受取り
「守銭奴騎士」と呼ばれる男なのです(笑)
攻様は金を稼ぐことにも非常に熱心で
傭兵達に絡まれるのは日常茶飯事で
受様はこんな大人になりたくないと
苦々しく思いつつ給仕していたのですが
受様が秘かに恋心を寄せている
町のマドンナ的な幼馴染が結婚が決まった
と嬉し気に報告しに来ます。
ぎこちなく祝いを言った受様の
気持ちを知る父親は受様を励ますように
さりげなく裏手に行かせてくれます。
店の裏口に向かった受様が
しおしおと泣きだすと頬を伝う涙は
綺麗な石になって落下しました。
実は受様は生まれた時から
感情をたかぶらせて流した涙が石になり
両親は受様に人前で泣かないように
幼い頃から言い聞かせていたのですが
泣いていた受様の一部始終を
なんと攻様が見ていたのです!!
受様は生み出した石を
色付きガラス程度に思っていましたが
攻様にはその価値が正しくわかったようで
受様を酒樽のように担ぎ上げて宣言します。
お前は俺が貰う。
お前の秘密は守ってやるから一緒に暮らせ。
命令口調で発せられた言葉に
受様は反発しても攻様の動きは止まりません。
受様の涙の秘密とは!?
攻様にロックオンされた受様の未来は
いかなることになるのでしょうか!?
「Renta!」BL部門1位の人気Web小説を
ルビーコレクションとして書籍化、
身分を捨てる為に守銭奴騎士になった攻様が
町で見つけた不思議な力をもつ受様の
秘密を知ったことから始まるラブコメディです♪
受様が連れ込まれたのは
攻様が借りているらしい集合住宅の一室でした。
貴族なのに間借りとはけち臭いと思いつつ
攻様を怒らせて売り飛ばされたら大変と
攻様のする事を見守っていた受様ですが
受様の涙からできた石と器具と呪文を使って
受様の赤切れだらけだった手をまるで
貴族の様な滑らな肌に変えてしまいます。
受様が生み出したモノは
魔導士達が魔法を発動するのに必要な
魔石(ジェム)だったのです。
受様は魔石は色によって性質が違う事
大きいほど強大な魔法を引き出せる事
そして魔石が国の戦力に直結している事
等々を説明される事となるのです。
今の大陸で大きな力をもつ三国、
多くの魔石を採掘するラピスラバルド王国、
多くの魔導士を抱えるギュールズ共和国、
多くの戦力を持つ好戦的なドュゴ帝国は
微妙なバランスで均衡を保っていたのです。
攻様は受様を金の卵を産むガチョウとして
ガンガン泣かせて魔石を生ませようと企み
受様はその夜から泣かされる事になり
翌日には受様は騎士団に連れていかれて
攻様の同僚であり相棒でもある
ギュールズの魔導士を紹介された上に
受様の両親には(受様を守るために)
受様との同棲を持ち掛けて
二つ返事で了解をもぎ取るのですよ(笑)
主役2人ともが秘密持ちという
スタートから始まるので
魔石を生む受様の謎と
攻様の守銭奴ぶりに隠された
本当の身分にかかわる理由は
わりと早くに明らかになるのですが
聖女信仰のある神殿と癒着して
王の座を狙う第一王子の失脚に伴って
第一王子に接近していた帝国の皇太子が
帰りがけの駄賃とばかりに
魔石を生む受様を拉致る事で
主役2人の恋路に三大国の利益が絡まり
壮大なストーリー展開にハラハラ、
ワクワクが止まらず厚さも気にせず
攻様が受様を取戻し両想いの恋人となるまで
たいへん楽しく読めました (^o^)/
受様をとりまく人々と
攻様をとりまく人々がうまく絡まり合って
伏線も丁寧に張られています。
最初は
金もうけのため受様に手を出した攻様が
純真でまっすぐな気性の受様に
徐々にほだされていく様子が
すごくMYつぼでした♡
受様が攫った帝国の皇太子に
手を出されるエロエロ展開は
私的にはちょっと好みじゃなかったですが
それによって受様が自分の好意を自覚したり
結果的に皇太子も受様に落ちちゃうので
不必要とは言えないのが辛いな (>_<)
KADOKAWAのキャッチコピーは
「痛快バディラブ」なのですが
騎士×(異能持ちですが)一般市民で
後半は攫われた受様を攻様が助けに行くけど
2人1組でペアな相棒とかじゃないので
「バディ」表記は正しくないと思うな。
それなら攻様と魔導士長の方が
よっぽど相棒ぽくて「バディ」ですね。
キャッチコビーで手にすると期待外れかも!?
なので注意が必要かなと思います。
今回は傲慢な攻様を変える受様設定で
鹿嶋アクタさん『傲慢皇子と叛逆の花嫁』は
いかがでしょうか。
受様が負けてないとこがMYツボです♪