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あとがきにも書いてらっしゃったように、テーマは『謎の男』
“謎”が、あちらこちらにちりばめられていました。2時間サスペンスのように…。
いろんな謎が解けていくたびに、「そうか…」とワクワクしました。
企業恐喝事件に巻き込まれた眞崎の、身辺警護に当たるために派遣されてきた佐伯。でも、眞崎は佐伯はただの警備会社の人間とは思えなかった。また、自分の性癖を自覚している眞崎は、緊急事態の今、佐伯に惹かれないように…と戒めます。
犯人に呼び出され、眞崎が対決するんですが、それを助けたのは佐伯です。
佐伯の本当の姿は“SIT(Special Investigation Team 警視庁刑事部捜査一課特殊班捜査係)だったんです。特別なヘリに乗り込み、空から真崎を助けに来たんです。
これで佐伯と眞崎の中も、グッと近くなるかと思いきや、小さい頃のトラウマが原因の眞崎の秘密が原因で、眞崎から別れを告げます。
この眞崎の秘密、結構ツボでした。
この秘密は、最後まで2人の間に横たわり、邪魔をします。すぐにどうにか出来る物ではないので、とってももどかしいんです。
この時点で、まだ事件は解決していないのですが、その後、ちゃんと事件が解決しますが、佐伯が犯人から銃で撃たれ入院する羽目に。
この病室でのやりとりがいいんですよ。
解り合えるまでに時間がかかりましたが、この先は穏やかに一緒に暮らしていけるんでしょう。
雰囲気のよいカップルでした。