腐女子神20シーズン３が終了しました。今年度のシーズンは冬を残すのみです。 今シーズンは、終盤でくじびき企画がかぶったために順位の大幅変動が起こりました。神20メンバーの半数が初めて入賞のユーザーという結果で編集部も驚いています。しかし1位は盤石のKrovopizzaさん！横綱・白鳳のような無双状態となってきました。冬シーズンは、2014年度の総決算です。果たして番狂わせはあるのか？

★1位Krovopizzaさん
10、11、12月の3か月間トップを守り続けたKrovopizzaさんが2期連続のMVPでした！総レビュー数は109本、そのうち神レビューは6本。なかでも注目は「アイディア、筆の巧みさ共に素晴らしい」と太鼓判を押した山藍紫姫子先生の『蘭陵王』です。Krovopizzaさんのレビューから作品の美しく残酷な雰囲気が伝わってきます。「耽美なダークヒロイン物(男だけど)かと思いきや、突如現れた伏兵により、アブノーマルな監禁物へと移行していく話運びにはゾクゾクさせられました」

★2位江名さん
今回惜しくもMVPを逃したものの、前回に続き2位と大活躍の江名さん。情報もたくさん入れてくれました。注目レビューはゆき林檎先生の同人誌『或る日』。こちらはちるちるユーザーの多くが涙した商業コミックス『玉響』の番外編となっており、手に入れられなかった作品ファンの方には嬉しいレビューになっております。「胸がギュッと締め付けられて、わたしまで、もらい泣きしそうになりました。『玉響』が好きな方々にはぜひ、幸せを噛みしめている、このふたりを見届けてほしいです。

★3位薄雲さん
第3四半期3位は8月デビューのNew腐ェイス、薄雲さんが初ランクイン！12月のレビューは86本とたくさん書いてくださいました。朝丘戻先生原作のドラマCD『あめの帰るところ』。薄雲さんが初めて聞いたBLCDということもあり、思い出深く大切な作品なんだということがわかります。「ふたりで見た鴇色の朝焼けと、あたりまえの幸せな日常を重ねていく姿が、これから襲い来る出来事への伏線となっていて、音声になるとそれはもう切なかったです。」

★4位ココナッツさん
「可愛らしさなどは皆無で、ちるちるさんに感想上げて良いものか迷いました」 というのは塔栄のりこ先生の『ライド・ガイ・ライド1 〜シロップのような汗を流して』です。ココナッツさんが『ガチゲイ苦手な方は見ないで下さいね！』と注意喚起されている様に表紙からガチ臭プンプンです(笑)。一見海外作品のように見えますが日本産ですので「翻訳物の違和感もなく読めます」とのこと。内容のほとんどがエロらしく好奇心に駆られます…！「まぁあ、とにかく濃厚です（笑）」

★5位雀影さん
今年度に入ってから14位、6位、そして今回5位と着実に順位を上げてきた雀影さん。トップ3まであともう少し！11月の神レビュー4本の中からご紹介するのは木下けい子先生の『身近な恋だと思うけど』。「お顔の表情がメインなので、修正とかに煩わされることもなく、甘くてエロい雰囲気だけをたっぷりと味わえる」エロの楽しみ方はいろいろありますね。

★6位あやちゅけさん
6位にランクインしたあやちゅけさんも10月デビューのNew腐ェイス。12月、一気にレビューを書いてくださり、その数134本と大活躍でした。そんなあやちゅけさんが「これで処女作！？」と驚いていたのは丹下道先生の『恋するインテリジェンス』です。多くのちるちるユーザーさんも高い評価を付けているこの作品。あやちゅけさんもこの作品にたくさんの”好き”が詰まっていたんだなとレビューから伝わりました。「インテリジェンスシリーズ、続けて欲しいなー…」ということですが早く続きが見たいです。

★7位宮原きの子さん
続いて7位も9月デビューのNew腐ェイス、宮原きの子さん。宝井理人先生の『テンカウント（2）』のレビューでは特典のクリアファイルの絵柄についてとても興味深い考察を書いて下さっています。「黒瀬は鞭。城谷は手錠。黒瀬は城谷を束縛していく。城谷は黒瀬に囚われていく。そんな、感じがした」な、なるほど…！

★8位こにしそるさん
初ランクインおめでとうございます！10月初レビューから怒涛の追い上げで見事8位に^^注目は「キャラ同士が皆仲がよく、ファミリー感が満載」のこだか和麻先生の『腐った教師の方程式（1）』です。メインは可愛い年下(攻)とちょっと柄の悪い（？）保健教諭(受)のお話らしく、年下攻め・歳の差好きのお姉さま方は必見の作品ではないでしょうか？同時進行で描かれているもう一組のカップルのお話にも注目です。少年誌出身の作家先生なだけに「漫画としての校正がやっぱり上手くてノリもよく、キャラも楽しくギャグも多くて面白かった～」

★9位茶鬼さん
「題名のフェティシズムがかもすエロスがそそる１冊」というのは四ノ宮慶先生の『FOOT FETISH』。「笠井さんのカラー口絵にデヘヘヘ～ってなっちゃいました♪」とあるように笠井先生のイラストでそのエロスは何十倍でしょうか？確かにデヘヘ～っとなっちゃいますね(´ω｀*)足フェチで受の主人公とそれに興味を持ったヤクザ、欲がエスカレートしのめり込んで展開ではなく、きっちりと恋愛ものとして進んでいくところにも好感が持てたようです^^

★10位東雲月虹さん
総レビュー数52本と東雲月虹さんとしてはちょっとだけ控えめ目な今期でしたが、それでも10位以内のランクインは流石としか言いようがありません＞＜！紹介するレビューは神評価でお役立ちボタンがすごく押されているキヅナツキ先生『リンクス』です。オムニバス形式になっているこちらの作品。「じーんと来ました…！！」と東雲月虹さん。ちるちるユーザーさんの間でも感動したとの声が多く聞こえてきますよね。「切なくも苦しくもなりながらそれぞれの幸せがそこにはあって、本当に映画みたいな余韻が残ります」

★11位みんくさん
『お日様みたいな輝き』と題したのは文乃ゆき先生の『ひだまりが聴こえる』。 表紙から爽やかな深緑の匂いと木々の葉擦れが聞こえてきそうな優しい雰囲気のこの作品。考えさせられるテーマであることから恋愛の成分が微量のようですが、「人が人に素直に惹かれていく過程や繋がりを大いに感じられました」とのこと。とても丁寧に描かれた作品ということがわかります。「タイトルに込められた意味がほんのりと心に沁みてくるところも素晴らしかったです」

★12位高律さん
注目はおわる先生の『キチク、エンカウント』です。褐色×色白、年下攻めということで何だかとても気になります。年下の攻めが受けに尽くすところはとても可愛くて萌えだったそうですよ♪「最後にちっ ちゃく『ちんこかっこいいし・・・』とさりげなく言ってるのには笑えました」。… とってもとっても気になります！！(笑)

★13位咲人さん
13位にランクインしたのは咲人さん！今年度初ランクインです(^ ^*)そんな咲人さんが神評価をつけたのは井上佐藤先生原作のドラマCD『10DANCE』 です。「ＣＤ化と聞いた時は嬉しいのと同時に、ダンス漫画を音に起こそうとするなんて『なんて無謀な！』」と思ったそうですが案外場面もつかめ、効果音や キャラクターの声音で把握できたとのこと(「しかしやはり聴くなら原作を手元に置いておいたほうがベストだと思いました」)。円盤も華やかにデザインされ ていて「ちょっとした感動をしました」とのこと。見ても聴いても楽しめそうな一本ですね。

★14位azusaaaaaaaさん
またまたNew腐ェイスさんが活躍です！9月デビューのazusaaaaaaaさんは12月こそレビュー1本だったものの、10月にたくさんレビューを書いてくれたことがランクインに繋がりました。「正直全然期待していなったけど、いい意味ですっかり裏切られた」と語るのは秋平しろ先生の『飴とキス』です。「是非、わたしと同じように、胸キュン（色んな意味で）してみてほしいと思います！本当におすすめです！」としっかり萌えツボを押さえられたご様子＾＾「すれ違い、せつあま、受けにコンプレックスがあり、健気、このような傾向が好きな方にはお勧めです」これは気になる！

★15位snowblackさん
15位ランクインのsnowblackさん。前回は一穂みち先生の作品レビューを紹介しましたが、今回も一穂先生の作品『イエスかノーか半分か』のレビューに注目。猫かぶり王子(職業アナウンサー)な受とおおらかさの中に芯の強さを見せる男前(職業アニメ作家)な攻めのお話。「何とも可愛くて、健気で、楽しい、そして心打つ作品。コメディタッチでケラケラ笑いながら読み進み、後半は胸が熱くなって涙が出てしまう」

★16位やまいもさん
12月、一気にレビューをまとめ上位に浮上！16位にランクインしました＾∇＾その一か月だけでも神作品41本と大豊作。中でも「萌えすぎて心臓が疲れました……」と言うのは凪良ゆう先生の『美しい彼』です。攻めの清々しいほどの「突き抜けたきもうざっぷり」、そんな彼に嫉妬したりする「美人王様」な受け。「平良が清居に『好き』って言った回数と清居が平良に『きも』って言った回数どっちが多いんだろう」

★17位＊マリン＊さん
＊マリン＊さんが初のランクイン！おめでとうございます！今回は＊マリン＊さんの祝！初レビュー作品、宝井理人先生の『テンカウント（2）』から。「カウンセリングを受けると苦しく辛いけれど自分が変わっていく、今までとは違う新しい世界が見えてくる・・・」＊マリン＊さん自身の経験と併せている部分もあり、「カウンセリング」というものが少し立体的に見えた気がしました。「テンカウントはBLでは止まらないくらい、深い作品だと思いますし、心理描写が細かく、引き込まれます」

★18位楓花さん
「ひとごとじゃない場面が(￣▽￣;) と題されていて、何事だろうと思いましたが…本当にひとごとじゃなかったです(笑)。今市子先生の『僕のやさしいお兄さん　3』には鉄平さん所有のゲイビの雪崩描写が！「部屋でBL雪崩が発生してしまったのを家族に見られたときってあんな感じだろうか…と若干他人事じゃないんだけども見てて楽しかったです」

★19位はるぱかさん
12月に彗星のごとく現れたNew腐ェイス、はるぱかさんが見事ランクイン！総レビュー数87本。このわずか一か月で書ききったレビュー魂に脱帽です…！そんなはるぱかさんが萌×2をつけたのは彩景でりこ先生の『風俗狂いですが年下男子に告られました』です。「後書きを読んでも矢張り、萌えが濃いというか深いというか、流石です」

★20位ポッチさん
20位のポッチさんも初ランクインです！おめでとうございます！「犬飼さんに小山田さんの挿絵と聞いたら購入せねば！ということで手に取ってみました」というのは犬飼のの先生の『愛煉の檻 紫乃太夫の初恋』。和風ファンタジーの軍人×陰間のお話で続き物とのこと。「このお話は1冊でまとめなかったからこそ奥行きのあるどっしりとした内容になっていると思いました」「刹那的な雰囲気も良かったし、個人的にミハイルの身体の傷に激萌えしてしまいました」これは気になる！