chill chill ちるちる


BLアワード2010


小説・イラスト ユーザーの声
評者:編集部さん
小説、イラスト部門に送られたユーザーの皆様の声を紹介。
2010年度の小説の特徴は、大御所の強さの影で、しっかりと中堅、新人作家さんたちが地力を付けてきたということだろう。これから益々期待がかかるのである。
イラスト部門は、規定の得票を満たす作家さんがおらず、該当者なし。そのなかで朝南かつみを推す声は高かった。

★本気で泣けた、あめの帰るところ 言ノ葉ノ世界

スッゴイ迷いました。
「あめの帰るところ/朝丘戻。」は、読みながら本気で泣いたし
(てら。さん)

昨年うれしかったのは朝丘戻。先生の復活?です。「恋春。」はかれこれ5年以上前でしょうか相当はまりました。昨年何冊か読ませていただきましたが、春恋。を超える作品には正直、出会えませんでした。がこれからも作品を出していただけるみたいなのでそれに期待ですね。  また今年もBLを変わりなく読んでいくと思います。良い作品に出会いますように。
(Shunさん)

本当に選べないんです。
小説部門とか、本当に無理でした。大好きな作家様、大好きな作品がたくさんありすぎです!! でも、その中から朝丘戻。先生の「あめの帰るところ」砂原糖子先生の「言ノ葉ノ世界」を推したいと思います。
理由は、自分のレビューで「神」評価を付けさせていただいた作品だから、というのが一つ。
「あめの帰るところ」は2010 年度で一番泣いた作品だからです。これ以上泣いた作品はありません。思い出しただけで泣けます。何の飾り気もない「好き」という言葉が、これほど染みる作品はないです。
「言ノ葉ノ世界」は「心の声がきこえる」という設定が最後まで活かされているのと、攻めのキャラが一番好きな作品だからです。
ちょっとひねくれてて嫌な奴ですが、印象に残るキャラでした。
(竹@松さん)


★2010年度は「交渉人しか選べない」


「交渉人は諦めない/榎田尤利」榎田先生の作品は本当に神です…!すごくすごく面白かったです!!
(なぽなぽさん)

榎田さんの「交渉人シリーズ」絶好調でしたね、スピンオフも良かった~。
(匿名さん)

本当はシリーズ物は選びたくなかったのですが、やはり挙げざるを得なかったです。
「交渉人は諦めない/榎田尤利」普段新刊を購入しても2,3ヶ月寝かしてから読み始める私ですが、交渉人シリーズは購入したその日に読み始めないとそわそわしてしまう。笑いあり涙ありのこのシリーズ。いつまでも続いてほしい。
(百瀬さん)


★高遠琉加LOVEでLOVEでLOVEで

「好きで 好きで 好きで/高遠琉加」には本当に泣かせられました。改めて人を好きになる楽しさや、苦しさ、BLだからこそ伝わってくる悲しさが本当にたまりませんでした。これほど泣いたBL小説もそうそうなかったです。何回読み返しても、色あせる事のない最高の1冊と思い、投票させていただきました。個人としても失恋した後に読んだので、次に踏み込む勇気が出ました。いい思い出です。
(lovelessさん)

小説1位の高遠さん「甘い運命」はスピンオフですが、これ1冊でも十分堪能できるし、何よりも涙腺が緩みっぱなしでどうしようかと思った作品なので。
(サエコ@眼鏡受好きさん)

高遠琉加さんは 新装版を含め、複数の出版社から発売された本の数は普段の高遠さんからするととても多かったと思う。どの作品も胸がギュッと締め付けられる切なさを伴っていて、1度だけでなく繰り返し読みたいと思わせられた。「世界の果てで待っていて-嘘とナイフ-」はかなり待ち続けていた作品で、期待以上の出来栄えだと思う。
(百瀬さん)


★愛の巣へ落とされた人たち

「愛の巣へ落ちろ!」樋口先生のお話しはどれも好きですが、この独自設定のすごさ(虫と人の融合て!)とその設定をうまく生かして、きちんと学園モノBLを作りあげる手腕に。ぜひ同人誌で発表しているスピンオフも含めて商業でシリーズ発刊を…
(よ~こさん)

「愛の巣へ落ちろ!」2010年発売された作品の中で一番個人的に印象に残りました。虫の擬人化(?)ってことで、これまでに見ない新しい設定で斬新なものでした。とにかく健気な翼が可愛くて、切なくて…そして、泣けた。大好きな作品です。
(夛椛さん)

小説は、「偽恋迷路で堕天使と/南原兼」が一番!悲しく切ない部分もありますが、主人公たちの動きがまた最高!「愛の巣へ落ちろ!/樋口美沙緒」はまさかの虫の擬人化!新鮮で楽しめた!
(咲夜さん)


★この作品は絶対に読むべし

「CHERRY/月村奎」は直希のキャラクターが個人的にすごく萌えのツボにはまりました。可愛くって憎めなくて、阿部の一挙一動に振りまわされる様にキュンキュンします。
(トウマさん)

素敵な小説が沢山あり、2作品に絞るのに非常に悩みました。特に2位は難しく、迷いに迷いコメディは下げました。しかしながら、ラブコメは「恋をするには遠すぎて/栗城偲」」 「「恋愛小説は書けない/雨月夜道」 「全ての恋は病から/凪良ゆう」 「CHERRY/月村奎」と読み応えある素敵な作品に出会えてラッキーでした!
(ユッキさん)

「二重螺旋シリーズ/吉原理恵子」は、大好きな作品の一つです。「深想心理 二重螺旋 5」も良かったし、これからの展開がとても楽しみです。
(SNOOPYさん)

たくさんの良い作品が出て、とても楽しめた一年でしたが、特に、「二重螺旋」シリーズの新刊「深想心理」が最高によかったです。
(ぺんぺんさん)

夜光花さんの飛躍が目立ったように思います。自分色をしっかりアピールされた作品が多いです。
(ミシシッピーフライドチキンさん)

それにしても、小説に夜光花さんの「薔薇シリーズ」が入っていないなんて!(涙)個人的に、過去最も好みなお話なので残念無念です!
(ともじさん)

かわい有美子さんは別作品や別シリーズなら一票入れたかなーと思います。なんか世間の人気と逆転してますけど(笑)、個人的には。
(なのはなさん)

コミック、小説共にストーリーに力がある良作が多く出た気がします。特に長く愛されるシリーズものの最新刊や、デビューして数冊以内のいずれも良い!という楽しみ作家さんもたくさん出会えたんじゃないかしら。
(匿名さん)

「ダブル・バインド/英田サキ」とにかく受の2人がかわいくないところが実にかわいい!読めば読むほどかわいく見えてきて仕方ないです。
(サガン。さん)


★期待の新人

「つみびとの花/佐田三季」は新人賞。 「「全ての恋は病から/凪良ゆう」はエンターティメイト性抜群。
(クレタコさん)

小説でも、佐田三季さんが二冊連続刊行してどれも激しく痛い作品に驚愕しました。ベテランと新人が大活躍した年だったと思います。
(茶鬼さん)

「天国に手が届く/夕映月子」はイラストが木下けい子先生だったという絵買いだったのですが、話もよかったです。山という自分としてはあまり身近ではないテーマでしたが、世界に入り込みやすく、今後の作品にも多いに期待したいと思いました。
(トウマさん)

★来年度はもっと活躍!朝南かつみ

イラストは、朝南かつみさん、今回「月夜の子守唄」 「凍える月影」と時代モノを2本描かれ、その色気あふれる絵は色にもストイックさを出し、「凍える~」では何と坊主頭の主人公!!ダントツでした。 茶屋町勝呂さんは、高遠琉加さんの「世界の果てで待っていて」の新装版のイラストを担当、旧版の雪舟さんの繊細なイラストとは違う力強さと陰影で、よりシリアスサスペンスなイメージを醸し出した、全く別の小説かと思える雰囲気を作りだしたことを評価します。
(茶鬼さん)

朝南かつみさんはついイラスト買いしてしまう。すさまじく美麗である。
(ウタさん)

小椋ムクさんのイラストは、見ると絶対に買いたくなる魅力があります。小説の内容が+αされると自分は思います。
(さくさん)


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