キュンとキュルキュル♪
ぢゅん子さんの「キミノート」でございます(* >ω<）クァー
ぢゅん子さんの作品に出会ったのは、とある同人誌～を集めたアンソロ系の雑誌（なんて表現したら正解かわからない）だったんです。
ひと目で恋に落ちるってことのことなのねｗまさに一目ぼれしちゃったったわけです。
当時好きだったヤラレ系キャラが受だったってのも有りますけど。
この細い線を上手につかって、フワンと描かれたキャラクターたちがまず可愛いんだ。絵柄だけでも有りだと思える作家さんってそうはいないよ。
勿論ストーリーもキュンとしちゃうから二度オイシイっていうなｗ
はっ！そうでした本編。
キミノートであります。
お話の主人公である二人は同級生。同じクラスの後ろと前の席。
【前の席の佐渡くんは、自分と同じヒト科の１７歳とは思えないほど、いい香りがする】
熱い視線、雄の視線。ガッツリ攻めてくるのかと思いきやな展開が面白い。
好きな相手のつけてる香水を発見して、自分もつけてみるのだが、普段つけなれないものだからムワンムワン。
いつもあった香りを失った寂しさと、他のヤツが触れることへの嫉妬心、そして独占欲。
思わずついてでた言葉と表情と。
バカでまっすぐで。等身大の表現がすごく良かったです。
何よりも、受である佐渡くんがあまりに「可愛い」を連発するもんだから、なおさら子供っぽさがまして「可愛い」く見てしまうから不思議なのであります。
モデルキュートな佐渡くん。
この子がまた可愛い！
顔もちっちゃくて、スタイル整ってて、ものっそ美人！
一見大人ぁなイメージムンムンとさせてくださいます。
だけどもっ！
やっぱり変化というかギャップってのは美味しいもので、ジェラシーで大人に世渡り上手の末、ベッドに宮坂を押し倒しグズルとかｗ
子供っぽくてこれがまた可愛いいのだ。
二人して号泣のぶつかり稽古・・・もといっ
愛の営みもこれまた☆( ゜Д゜)bグッジョブ
ちょっと百合っぽい雰囲気をかもし出す場面ではあるのですが
個人的には、若い二人のまっすぐ正直な気持ちが全身でぶつかってるっ！
そんな風に感じました。あ～若いっていいよねｗこういうのがイイんだ。
個人的なことで申し訳ないのですが
ぢゅん子さんのエロシーンがナニヨリ私の大好物なのであります。
そもそも、上記で述べました同人誌～なお話。
これも、なにを隠そうエロシーンが絶妙だったからなのであります。
ＢＬにエロは必須。けれど必要ないのよ！と思われてるかたももちろんあると思うのです。否定はしません。
だけどね、ワタシはエロがすきなのです！エロなしじゃ生きられない身体なのだ！
嘘です。なくてもいいです・・・・orz
脱線しました。
ぢゅん子さんのエロシーン。
濡れた唇が好きなのです。
もちろん気持ちよさそうにとろける受の表情も絶妙なのですが、攻が吸い付く濡れた乳首！！濡れた唇！そして濡れた・・・ゴフンゴフン
後半の、勉強するためにしばらくのエッチ禁止令。
結局は押さえが効かなくなっていつもにまして暴走！な回。
佐渡くんの一人Ｈがエロ過ぎるのでご注意っ！
愛ゆえに～とは思うものの、佐渡くんの突然のぶっ飛びは毎度驚かされます。頑張れ宮坂！負けるな宮坂！
というわけで、ガツンと可愛い作品に仕上がっているので
一読の価値はもちろんアリ！
同時収録「リプレイ」
ずっと好きだった。高校卒業と同時に別れてしまった相手。
再び再会したのは４年後。
会えば気持ちは熱くなってしまう。
再びふたりがひとつになれることはないというのに・・・
ぢゅん子さんの作品といえば、わりと少年というか、学生というか。
あんまりアダルトでシリアスなイメージがないのですが、ちょっとセンチメンタルモノ。
とはいえ、実は若さゆえにカッコつけたがった後輩の一言で、望みもしない別れがやってきて。
解決するのに４年もかかってしまったというなんともなお話。
強がりってやっぱりイザってときは封印すべき。
そんな教訓をホンノリ感じさせてくれる１作。
同時収録「王様ウィスパー」
そうだ、ギャップだ！
ぢゅん子さんの作品を通して思うのは、上手にギャップを使ってるところか凄く上手。
雄に見せかけて実はヒヨッコだったり（きみのーと）
完全純潔そうに見えるのにエロエロだったり（きみのーと）
クールで冷血かとおもえば素直になれない後輩だったり（りぷれい）
今回もそう。
カップルは、後輩×先輩。
先輩は酔っ払うとエロエロになる。
身体の関係を繋げて幾たび。積極的で、卑猥な言葉もてんこ盛り。
大丈夫かっておもうけど、やっぱり先輩が好きで・・・！？
な今回。
色気ムンムンで、目が会えば卑猥なセクハラｗ
襲いうけバンバン。
照れ隠しでも咥えながらなんてどこまで・・と思ってしまう後半なのでしたが、「好きなヤツとじゃないと」な最後が凄く好きでした。
一番の食わせ物は黒田先輩・・なのでしょうね。
同時収録「お家へかえろう」
据え膳食わぬは・・・・な、お目覚め一番。
惚れて、すぐにでも犯したい相手が目の前で熟睡。
ダメダメな先輩を愛しちゃった後輩君のお話。
料理もできない、掃除もできない、そして女をヒトの部屋に引っ張り込む。
それも押しかけ的に居座ってるだけなのに。
【これ以上いるなら、犯しますよ】
からはじまる展開は王道といえば王道。
絵柄が古いので初期の作品かなと思うのですが、最近の作品と比べてみて～のギャップも面白いかなと思う作品でした。
トータル。
レーベル的に、エロ弱イメージな部分はあるものの、ぢゅん子作品のいいところがギュギュっと凝縮された一冊になってます。
なんてったって可愛いのだ+.(*｀・∀・´*)グヒ
特に「キミノート」「王様ウィスパー」に関しては、キャラクターもストーリーも軽めでかわいらしいので、初心者にも入りやすい作品だと思います。
遅くなりましたが、２０１０年ＢＬアワードノミネートおめでとうございます。
今後のご活躍を期待しております。
ちなみに４月には新刊もでるんですってよｗｗｗ楽しみ×②