【コミック部門】 3位
★祐希さん
ついに完結です!連載が始まって3年…一週間の恋、7日間の恋なのにw
でも、焦らされても焦らされてもずっーと待てる作品でした!!
顔がよく女子から好かれるのに、付き合ってみたら自分の理想とは違うと振られる篠 弓弦。
モテモテで一週間限定で週の初めに告白してきた人と付き合う芹生 冬至。
軽はずみな冗談から始まる恋、それはいつしか本当の恋へと…―
人を好きになるのってほんとにしんどい…その芹生が弓弦に言った言葉はとてもなにげない、当たり前の言葉なのにはっとさせられました。
恋をすると相手を想ったり、悩んだり、傷ついたり…いろいろとあるけれど、それが恋をすることなんだなーって。
あらためて恋とは何なのかを考えされられましたw
描き下ろしの『Good-bye for Now』もとてもよかったです!
これからも2人はずっーと付き合っていくんだろうなって。最後のページは…本当キャーキャー言ってましたw
最後にコレとかかなり萌え!!最後の最後であれは卑怯ですw
わたしにとってセブンデイズはとても思い入れのある作品で、この神作品に出逢っていなければBLを好きになっていなかったと思います。
なので、いざ終わってしまうのは嬉しい反面、寂しい…。
自分にとっての良作に出会えたらいつもこんな感じの虚しさがあるんですよね。それでもこの作品に出逢えて本当に良かったです((嬉´∀`嬉))
もう、できれば弓弦と芹生の今後の続きが読みたいくらいですよw
ぜひこの作品を読んでない方、あるいは知らない方に読んでいただきたいと思います!
★菊乃さん
待ってました!「FRIDAY→SUNDAY」
前作の木曜日の終わりに、しっかりと自分の気持ちを確認した芹生でしたが
一方の弓弦の方は、なんかはっきりしない様子で
芹生の兄の彼女で、芹生が以前好きだったという紫乃(しの)の存在が気になってるクセに
なかなか自分の気持ちに目を向けようとしなくてイライラさせられてましたが。。。
金曜日には、いろんなことが次々と起こる中で
やっと自分が芹生のことを本当に好きになってると気付けたのに
肝心の芹生は、弓弦が今でも
自分の事を「一週間限定の恋人」と思っている、と思っているため
もうお互いの事をこんなに愛おしいと思っているのに微妙にすれ違っちゃって
恋人期間はあと2日しか残ってないのに、とさらに焦れ焦れしますw
そして、最後の日曜日。
恋人期間の終了を18:00と決めた弓弦が最後に言った言葉は。。。
雑誌連載時から読んでた人にとっては3年。
前作コミックから入った人には約1年半。。。
焦らしに焦らされた、でもたった7日間のお話。。。
このゆっくりと流れる、たった一週間の出来事に一喜一憂させられつつも
頑張って待ったご褒美をもらえたような、そんなラストでした。
そういう私は、コミックスから入ったので、それでも待たされなかった方ですが
雑誌の連載を毎回追っていた人には、なかなかの苦行だったのでは?
それとも、コミック2冊揃った状態で読み始めた人よりも
焦らされた分、共感も大きかったりするんでしょうか。。。
2冊通して、絡みシーンなどはほとんどありませんが
なくても充分、てか、ない方がよりリアリティーがあって良かったんじゃないでしょうか。
激しい感情はないものの、心地のいい読後感の作品でした。