最新レビュー一覧

メロウレイン~ふったらどしゃぶり~ 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

No Title

少しずつ楽しみながら読みました。
一穂ミチ先生の作品は、後日談が読めるのが本当に好きです。
本編が重々しい部分があったので、根底にそこはかとない悲しさが流れているのですが、それでも、一顕と整が一緒に生きていく様子や普通に日常や生活して、過ごしていく様が読めるのが大変嬉しいです。
宝箱を開ける様に少しずつ楽しみ噛みしめながら読みました。
物語の始めにそれぞれ発表された時の思い出?のような一言…

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ナイトガーデン 完全版 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

No Title

和章のお話。柊という名前すごく良いですよね。
物語の主軸ととても絡んでいて、面白くてものすごく丁寧に読みました。
能面の様な和章が後半、ほぼ物語の終盤で彼の顔が綻び色々な表情を出すところがとにかく嬉しくて、ああ、幸せになれそうで良かった。
印象に残っているのは、先生が倒れてセリフを言うシーン。いつも凪の様に黙っていたけれどとても耐えていた、先生の気持ちを想像すると苦しくてやりきれない、そして…

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アノマリーライフ 下 コミック

日高ショーコ 

時系列と相関図がほしい

うお〜…おもしろかった…!
あと少しで会えそうで会えず、かと思えば事件に巻き込まれたりと手に汗握る展開ばかりで読み応えがありました。
このハラハラ感、たまらないですね。

…が、きちんと内容を正しく理解して読めたかどうかと考えると微妙なところなんですよ。
お話は文句なしにおもしろいのです。
蛍の部屋にいた彼らの正体が判明した瞬間は「ああ、そういうことか!」と興奮しましたし、2人の能力に…

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ふったらどしゃぶり~When it rains, it pours~完全版 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

No Title

雨の音から始まる、重々しくじっとりとしたイメージから、主役二人それぞれの物語が表現されて、少し交差し。また一気に絡まりほつれ結びついていく。
毎回一穂ミチ先生の作品は読み始めにドキドキワクワクさせられるのですが、このお話は特にじっとりとした湿度を感じさせられ一瞬辛いのですが、読後はめちゃくちゃ良かったです。
印象に残っている、タワマンに住む先輩の表現もねっとりとしていて、ある種理解できてしまう…

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アノマリーライフ 上 コミック

日高ショーコ 

おもしろいのだけれど分からない

言葉を選ばずに述べるのなら、「まだよく分からないのにおもしろい気がする」作品かなと思います。

過去が見えてしまう者と、未来が見えてしまう者。
いわゆるオカルト能力を持った従兄弟2人の過去と未来が断片的に描かれ、これからなにか大変なことが起こってしまいそうな予感がひしひしとする、なんともいえないピリッとした空気に痺れました。
彼らの周りに散りばめられた謎を想像しながら、自分も一緒になってそ…

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アンコントロールフェティシズム 1 コミック

栗之丸源 

こういうの…!待っていたーーーー\\(o→ܫ←o)// とある事情で全力布教です(;゚∀゚)=3

事前のお試し読みでスッカリ魅了され発売を楽しみにしてました♡
SMの中のドミナントとサブミッシブ(以下D/Sと表記)に舵を切ったBL、読みたかったんです…熱望してました.゚(→ε←*)゚ .゚

ホント…めちゃくちゃ最高だった…!
まさに、読みたかった作品だった、、、!!!

タイトルにナンバリングがある通りまだ続きます!!
と、言うか続いてもらわないと困る、、、“o(>ω&l…

5

愛日と花嫁 3 コミック

渚アユム 

ノア……

完結、ということで
序盤は2巻の終わり方を忘れていたのでなんか詩的表現というか心情を言葉で語っている感じがして1回置きました。
2巻を読み直して再読すると全然違います。

2巻で梟のトトのところにいってノアとともに出産準備をします。3巻序盤はマタニティブルーのような話でした。衝撃だったのがノアの自分語り。
まさかまさかのウェレとの関係で、泣きました。
これは泣く。
とても感想を一言で…

9

FLESH&BLOOD(12) 小説

松岡なつき   

涙、涙、涙、そして涙。。

レビュータイトルどおり、涙しか出てこない12巻でした。。

「ロックフォードのもとへ行け」と海斗に告げた時のビセンテ、
どれどの悲しみだったか、、、
ほんの少しでも治る可能性があると信じられるなら、
絶対に絶対に手放さなかったであろう唯一の大事な人を( ; ; )

涙が溢れて止まらなくて、後半、ぐずぐずになりながら読み切りました。
ビセンテ……

ジェフリー達には「まだ喉の…

1

前々世から決めていた 今世では花嫁が男だったけど全然気にしない 小説

みやしろちうこ  小井湖イコ 

神の寵愛は規格外

わぁ〜……( ̄▽ ̄)
タイトルはポップな感じだけど、中身は全然ポップじゃないギャップ(笑)
一応、溺愛ものです。
一応、執着ものです。
一応、ヤンデレものです。

"花嫁"であるケリーのことを相当に愛してはいますが、一方通行の愛情であり、相愛ではありません。それ故に、ハッピーエンドかと聞かれるとさてどうでしょうか…。
攻めのラドネイドと受けのケリーとではとる立場が違うので、一概にハピ…

8

姉と俺と先輩と 下 コミック

パース 

本音も言い合えるようになったし実は案外バランスいいのかも?

 上巻の終わりでアキオに対して今まで抱いたことのない感情を覚えたヨシト。彼の中のお決まりの展開が、がらがらと音を立てて崩れていく様には期待が高まりました。そして、上巻のレビューでは顔が良ければ異性を落とすのが楽しいだろうと書きましたが、ヨシトのその感覚の根拠が分かり、なるほどと思いました。だからといって、他人を弄んでいいということにはならないけれど。ハピエンで終わる物語ですが、正直ヨシトのことは掴…

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