最新レビュー一覧

黄金の魔法師と逆転オメガの蜜月結婚 小説

ゆりの菜櫻  カワイチハル 

人に無関心な攻め様の敬語攻め

3兄弟最後の次兄レザックのお話です。

お相手は一体誰!?という妄想から始まった1冊でした。
くぅーここでハリスか〜。そう来たか〜。
と思っていたら、先生のあとがきで「2冊目あたりで思いついた」とあり、「ぷっ」と吹き出してしまいましたm(_ _)m

そんな私事情は置いといて....

冒頭の3兄弟の「うさぎさん」パート、この部分が可愛い〜って思ってたので再掲されててニヤニヤしてし…

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黄金のアルファと禁断の求愛結婚 小説

ゆりの菜櫻  カワイチハル 

ある意味悪役王子

3兄弟 長男さんのお話です♡

3冊出てからのレビューなので結論から言うと物語から見た視点で言えば、私は2冊目のこのお話が1番刺さりました。
というのは攻めのアルヴィスの執着がすごい
(・∀・)
アルファ×アルファなのでどうにか逃げたい受けのセイン。
この長兄が腹黒というか、良い意味で悪役を買って出るような素敵な王子なのです♡

喧嘩腰に言う言葉も裏を返せば...
でもそんな負け…

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酸いも甘いも恋のうち 小説

久我有加  志水ゆき 

魅力ある関西弁

落語家さんという設定も珍しいと思いますが、舞台が上方なので関西弁なんです。
会話文が多くリズムも良いのでサクサク読めて楽しかったです。

小学生の頃から憧れていた噺家になり、高座に上がる仕事以外には興味がなく古典落語を得意とする小藤。
ある日、若いのだからもっと色々な経験をした方が良いと常日頃から言っていた師匠から呼び出される。そこには同い年でタレントとしても活躍している二世落語家真遊がい…

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月満ちる第四皇子の婚礼 小説

安西リカ  サマミヤアカザ 

おだやか

先生買い。雑誌掲載時から面白いと思ってましたが、一冊になってもう一度読んでもやっぱり面白い。国の興亡戦なお話が好きな方でしたら是非是非。攻め受けとも苛烈の真逆なタイプに感じて、芯があって好き。ただ、ずっと覚えている自信が無かったので萌にしました。雑誌掲載分140Pほど+その続き110Pほど+あとがき。穏やかさんがお好きな方にもおススメしたいです。

歴史ある大国の第四皇子であるナランツェツェギ…

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初恋記念日 小説

夢乃咲実  カワイチハル 

No Title

初めて読んだ作家先生。きれいで丁寧な表現が多かったように思います。それもあってか、物語は淡々と進んでいき、主従関係、年の差、ということであっても激しさや背徳感はなし。お互いが敬語で話していることもあって、落ち着いたラブストーリーって感じでした。

途中当て馬キャラが出てくるのですが、そのせいもあって攻めの出番がちょっと少なく感じたんですよね。もうちょっとカップルのシーンを増やしてほしかったと思…

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黄金のオメガと蜜愛の偽装結婚 小説

ゆりの菜櫻  カワイチハル 

3部作??の1巻目(現段階で3巻まであるから(?)です

3巻出るにあたって再読したので改めてレビューします。

3兄弟の末弟のお話です。
まずカワイチハル先生の表紙が美しい♡♡

この本が出た時、3部作?とは思わなかったので登場人物の多さにちょっと戸惑いました。
でも、2巻、3巻と出て人となりをちゃんと理解してからの再読はすごく楽しかったです!!
既に既読の方もぜひお試し頂きたいです(⁎˃ᴗ˂⁎)

お話は盛大な両片想いで、実にじれっ…

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3月22日、花束を捧げよ 下 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

満足度の高いお話

 前巻同様、ハラハラドキドキが続き、ストーリーは面白かったです。
 今回は蓮も巻き戻りをしていない0回目に海路だけが戻り、海路の記憶を頼りに海路と蓮が協力し合って光一の死を回避する、という初めてのパターンでした。

 結局、何度タイムリープしても光一が死んでいたのは、事故で死ぬはずだった蓮を助けたことで、死ぬ運命が光一に移ったから、という真相のようでした。
 その死神の呪いが最後は光一から…

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雪降る王妃と春のめざめ 花降る王子の婚礼2 小説

尾上与一  yoco 

期待どおりです!

花降る王子の婚礼シリーズ第2巻。

グシオン王と幸せな婚姻生活を送っているリディル。背中の傷が治るにつれて日々弱まっていく魔力に不安と焦りを感じ、なんとか魔法円を繋ぎ直してグシオン王に安定した魔力を供給出来るようにしたい。
大魔法使いロシェレディアのいるアイデース帝国に便りを出すが返信がなく、優しい王はそのままのリディルを愛すると言ってくれるだけに、余計に自分の無力さに打ちひしがれる。
そ…

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月満ちる第四皇子の婚礼 小説

安西リカ  サマミヤアカザ 

ほど良いむずがゆさ

意地っ張りと感じが悪いって紙一重だと思うのです。
本当はこんなことを言うつもりではなかったのに!と、その場にそぐわない発言をしては脳内反省会をするナランを読み手は見守っていられるものの、婚姻のお相手となるダムディ側の気持ちはわからないわけで。
人見知りで不器用なのはわかるけれど、はたしてこの皇子さまのことを好ましく思えるのだろうかと少々ハラハラしました。

ところがですよ。
作中でナラン…

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楽園までもう少しだけ 小説

安西リカ  七瀬 

誰もが自由に生きられる世界を、

「セクサロイドと人間」というそもそもの立ち位置が違うふたりの恋なので、
切ない展開になるのも覚悟して読みましたが
非現実的な部分と現実的な気持ちの問題が共存していることが本当に切なかった…。
自分たちの努力では変えられないものの前で、
愛を抱えながら立ち止まるしかできないなんてこんなにツラいことがあっていいのかと、何度も胸が締め付けられました。

自我を持っているセクサロイドは、人間と…

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