最新レビュー一覧

ジェラテリアスーパーノヴァ コミック

キタハラリイ 

お見事!

季節の移ろいと共に描かれる、キャラクターの心情の変化がとても切ない作品でした。

物語は「知っているのはお互い、いい加減なハンドルネームだけ」という状態からスタートします。この時点で私は萌えました。キャー! どういうこと? オトナの関係!?と思いまして。

そのままドライで冷めた関係で終わるかと思いきや、里谷(受け)はだんだん政田(攻め)に気持ちが傾いていき、やがて彼のことが好きだと自覚し…

0

君に注ぐ100dB 4 コミック

宮田トヲル 

No Title

初登場時から毎話追いかけていた大好きな作品です。発売おめでとうございます。
今回は描き下ろしが見たくて購入させて頂きました!後夜祭のあとの二人の…♡なのでこちらを読みたい方は購入しても損ないと思います!


ただ、最終話に関しては単話読みしていた時にも感じたのですが別作品と状況やセリフが類似していて『う〜〜〜ん???』とモヤモヤするものが残りました汗
(そちらの作品もかなり有名で読んだ事…

1

グッドナイト・ルーティン コミック

丸木戸マキ 

休息のお供に

 丸木戸先生の作品を読んでいる間は、静かでゆったりとした時間が流れているような気がします。
 特別分厚い訳でもない漫画一冊なのに、長い間ふたりの生活を見ていたような、そんな錯覚にとらわれてしまうのです。

 本作では特に事件らしい事件が起きるわけではありません。どこにでも居そうなふたりの、探せばその辺にありそうな日常。それがオシャレな、上品な雰囲気で描きあげられています。

 慎ましやか…

2

憐れなβは恋を知らない 3 コミック

屋敷シマ 

「愛」と呼ぶにはː̗̀(☉.☉)ː̖́

ちょっと辛口になってしまうかもしれませんが、それだけ真剣に読んだ証拠ということでご容赦いただければと思います。|ω・`)
もちろん作品そのものを否定するつもりはありませんので、その点はご理解いただけると幸いです。

まず、1巻から凌介が自分のものにできない涼晴に毎晩睡眠薬を飲ませてレ◯プしていた件。普通なら、その後、謝罪や涼晴からの許しといった何らかのケジメが描かれると思ったのに、一切触れ…

1

君の総てを壊すまで 下 コミック

牛男 

下巻はさらにヤバかった!!!

下巻は光瑠が白良に溺れて壊れていく様子上巻よりもが生々しく描写されています。
会社の次期社長、常務という立場でありながら玩具や貞操帯を使った射精管理をされるという恥辱と、快感がせめぎ合う様子が表情豊かに描かれていて圧巻です。

それまで妹の目を盗んで白良に抱かれていた光瑠ですが、奥さんとの間に子どもができると(このシーンもええええ!?という驚きがすごかった)どんどん回数が減り、身体は白良を求…

0

東京戦慄奇譚 vol.3 コミック

夏の定番ホラーBLアンソロジー!今作も読み応えありで大満足

夏恒例のホラーBLアンソロジー第三弾!今年も来ましたね〜!
今回は7編。ネタバレ控えめに感想綴ります。(最後の作品ネタバレあります、ご注意ください)


【蝶の眠る庭】凡乃ヌイス先生
vol.1で『6と7』を描かれた凡乃先生。読んでみて「あれ?」と思い、短編の『6と7』(単行本は未読)を読み返してみたけど、これってリンクしてる感じなのかな?多分同様の生物(?)ですよね。それはともかく、ど…

3

君に注ぐ100dB 4 コミック

宮田トヲル 

アオハル&音楽BL、感動と最高のフィナーレ!!!

宮田トヲル先生初の長期連載も遂に完結巻になりました!

瑞々しく眩しいアオハル&音楽BLの最高で最上のフィナーレでした。

きっとこの形で終わるだろうなって言うのは連載開始時から感じてイメージしていましたがそんなの遥かに超越するくらい素晴らしい結末でした。

うたかなが出会って恋をして愛と友情と音楽で結ばれた絆の結末と言うか集大成として最高の形で描かれたんじゃないかなって思います。

1

狼くんとうさぎくんは新婚さん コミック

藤瀬とな 

溺愛が止まらない

なんだこの幸せ空間は…。
はじめから最後まで幸せしかありませんでした。
これが新婚さんパワーなのか…。

本作は狼の春佳と兎の秋音、新婚二人の蜜月な日々を描いた物語です。

華奢で穏やかそうな秋音とは逆に大きくて怖そうな春佳ですが、
その逞しい腕で小さな秋音を軽々と抱き上げて守り、
セックスの最中も体格差のある秋音を気遣う超溺愛夫でした。

嬉しいことがある度に尻尾がぶんぶん揺…

0

ジュリエットを撃て 2 コミック

桂小町 

第一部完

第一部完、だそうです。おおお。
2巻が出るのを待って、1巻から続けて読みました。
1巻ではなんとなく見えてきた不穏な状況と、あまりに対照的な朱里の無垢な表情で終わったので、次巻への引きがものすごかったですが、2巻は種明かしの回というか、次巻への準備回といった印象を持ちました。
朱里とマリィの過去エピソードを知ることで二人の絆の強さを見せつけられました。1巻のあの一連の場面からは想像もできない…

0

ビッチ受け~純情リーマン×ヤリ捨てBitch~ コミック

渡辺馨 

No Title

毎度素晴らしい作家陣とクオリティのシーモアコミックレーベルFicusさんのもの。
渡辺先生は「ミルクな君〜」から読んだのですが作品毎にタッチを割と変えられていますね。
こちらはセックスライフが充実していればOKな美人ネコがどこからか現れたイケメンに一目惚れしてどうしよう…なお話で、顔が良くてチヤホヤされるのが当たり前だったアキの割り切ってる最初の性格が清々しいです。
そこから初めてドキドキす…

1
PAGE TOP