ミヤサトイツキさんのレビュー一覧

白の九尾は月影の皇子に恋う 小説

ミヤサトイツキ  サマミヤアカザ 

突然求婚されました

今回は大国の第二皇子と
里から出奔して薬師をする九尾のお話です。 

九尾である受様が攻様との出会いで
逃げ続ける生き方を変え、幸せを掴むまで。

古の次代に化け狐・九尾と人の間に生まれた子を
始祖とする一族は狐の耳と9本の尾もつ事から
九尾と呼ばれるようになります。

皇帝が傍においた九尾に毒殺された逸話もあり
九尾は毒や暗器を使って人を殺める一族として
人から恐れられ、…

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紫春が大好きすぎる李貴

本編終わりのあとのお話。
婚礼の儀からひと月ばかり経った頃の、李貴と紫春の甘いエピソードです(^ ^)


紫春がこそこそ外出をして何やら自分に隠し事をしているようだと、側近の櫂染に不安な気持ちを吐露します。櫂染はその理由を知っていて、自分だけが知らないことに李貴はモヤモヤ。

そんなに不安なら自分で聞いたらどうかと諌められ、翌日の街へのお出かけ(デート)のときに聞いてみようと思った李…

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幸せの図

本編から2年たった後の幸せ話でした。本編購入予定で、ほのぼのあまんあまん大好物な方にはめちゃんこおススメです。


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涼月宮の自室に入ろうとした紫春ですが、室内から「翠嵐、翠嵐は可愛いな」という李貴の声が聞こえてきます。二人の間に生まれた娘、翠嵐をあやしているようですが、今はまだ公務に当たっているはずの時間で・・・という内容。

いやそりゃあんなに紫春好き好き大王だった攻めさん…

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白の九尾は月影の皇子に恋う 小説

ミヤサトイツキ  サマミヤアカザ 

驚き

角川ルビー小説大賞読者賞受賞作とのことでgetしてみました。キャラの役割のはめ方が上手いなあと感じられて、驚きでした。めっちゃ萌えたキャラというわけではなかったですが、どのキャラにもちゃんと入れ込める感じがしたので萌2にしました。次回作も読もう!と思います。本編280Pほど+あとがき。

山間の小さな街、香林街で薬師を営む紫春(ししゅん)。町で買い物をしている際、酒楼の店先に出ている卓のあたり…

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白の九尾は月影の皇子に恋う 小説

ミヤサトイツキ  サマミヤアカザ 

すごく読みやすい

非常に柔らかな優しい筆致に好感が持てました。とても読みやすく、そして間の取り方と緩急の付け方が上手いなと思いました。時折、クスッと笑ってしまう場面も混ぜ込んでいて、メリハリが効いています。

中華ファンタジーと、九尾(モフモフ)が合わさっていて独特の世界観です。楊華国の皇位継承問題に、白九尾である紫春の婚姻問題がうまく絡み合っていて、見どころたくさんなストーリー展開になっています。
最初は色…

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白の九尾は月影の皇子に恋う 小説

ミヤサトイツキ  サマミヤアカザ 

デビュー作とは思えないクオリティの高い作品。

サマミヤさんホイホイされお買い上げ。
初読みの作家さまだなと思ったら、角川ルビー小説大賞を受賞された作家さまのデビュー作なんですね。おめでとうございます!

ファンタジー要素モリモリのお話でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。




主人公は紫春。
薬師として働く彼は、人々の信頼を得る能力の高い薬師だ。
が、実は彼は九尾。故郷をとある理由で逃げ出し、自身の能力…

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