山葵マグロさんのレビュー一覧

ぼくのナイトは黒猫 コミック

山葵マグロ 

エロは最後だけ

読んでる途中で、この本はどんだけあるんだ?と、ページを確認して驚いた。300ページ超えてる!
読み応えありました。

内容は冥界の番犬ケルベロスが片割れの兄弟を探しに来るという、ファンタジー味があるもの。
弟が見つかるまでここに居させてと言われ面倒を見ることになった雪ちゃん。
犬と言うてるのに見た目でずっと黒猫!って、呼んでる(笑)
黒猫の為に苦手だった飛行機を克服したいと行動したり、…

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ぼくのナイトは黒猫 コミック

山葵マグロ 

中途半端な印象

山葵マグロ先生の作品は初めて読みました。

ケルベロスが出て来ますが、神話のような恐ろしさは無くて可愛いです。

タイトルの黒猫とは雪がプロトヨスに付けた名前です。

雪がとにかく優しくて天然で動物に好かれるのですが、実は理由があったのです。
それが今回のケルベロス兄弟が人間界にやって来た、冥界から逃げた亡者の狙いなんです。

ただ亡者の最終的な狙いは分かってないので、中途半端な…

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鎖にキス コミック

山葵マグロ 

シリーズ中、一番苦手でした

『ネクラートホリック』、『ロリポップ・ドラグーン』、そしてこの本とシリーズ読んできましたが、3冊の中では一番苦手要素が詰まってました。
「しゅみじゃない」評価にしようかとも思いましたが、嫌悪感はなかったので「中立」に。でも「しゅみじゃない」寄りの「中立」評価です。
一番苦手だった要素は自傷行為。
前作を読んだ時に太優にかなりダークな面を感じたので、この作品は余り読む気がしなかったのですが、読…

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ロリポップ・ドラグーン コミック

山葵マグロ 

色物

山葵さんのあとがきによると、この作品のまたの名は「BL少年まんが風味に無謀にもトライしたハイテンション色物まんが」だそうです。
正にその通りじゃないかと思うのですが、若者のノリと受け様が常にHのことを考えているお話に入っていけませんでした(汗)。
主人公は高校生で、1冊丸ごと表題作カップルの作品です。
『ネクラートホリック』の関連作ですが、そちらの方を読んでなくてもお話は分かります。
ただ…

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くるくるカレイドスコープ コミック

山葵マグロ 

対人に関する問題

2組のカップルのお話が収録されています。
どちらも高校生が主人公で、2つのカップルに共通しているのが攻め様が他人と付き合うにあたって距離を置いている、ということ。
最初のカップルの藤森に関しては、普通にこういう人もいるだろうなと思う程度なのですが、後半に登場するカップルの飯田に関しては、他人に触れられると頭痛までするという特異体質。
そのことを周りの人達にも公にしているのですが、普通こんなこ…

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インベーダーはアイを抱く コミック

山葵マグロ 

山葵さんの初単行本

山葵さんの漫画はとても久しぶりに読んだのですが、絵柄がこんなに可愛かったかな?と思うくらいでした。
以前読んだのが吸血鬼モノとオヤジものだったせいかもしれませんが…。
全部で3組のカップルのお話が収録されています。2003~2004年に雑誌掲載されたもので、これが山葵さんの初単行本だそうです。

3組のカップルの中では人外モノの『王子とケモノ』と『ケモノはヤボウを抱く』のシリーズが一番好き…

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不埒な狂犬の手懐け方 コミック

中原一也  山葵マグロ 

割と楽しく読める裏社会もの

漫画を担当されている山葵さんの作品はまだそれ程読んだことがないのですが、原作を担当されている中原さんは好きな作家さんの一人で、漫画の原作されてるのは珍しいなと思って読んだ作品です。
中原さんの得意な世界、得意なキャラというのが出ている作品かなと思いました。
裏社会ものといってもシリアスなものからコメディまで色々あると思うのですが、この作品はシリアスな中にも笑いの要素があって、重くなりすぎていな…

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不埒な狂犬の手懐け方 コミック

中原一也  山葵マグロ 

狂犬ってそっちか!

ベテラン作家さんの原作つきだけあって、テンポよく無駄なく話が進んでいきます。1冊でシンプルにまとめられていますが、エロい場面はしっかりコマを割いているという充実ぶりです。

この漫画家さんの作品は初めて読んだのですが、綺麗な場面とコミカルな場面とで、メリハリのあるイラストで、とても良いです。はっと目の惹かれるような魅力的な表情もあります。

それにしても、狂犬ってヤクザ(黒崎・攻め)の方か…

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Libre Premium リブレプレミアム グッズ

総勢46名!

たくさんなので、自分が気に入ったものだけを少し。

・鹿乃しうこ「お買いおのに行こう。」
「P.B.B」と「Punch↑」のコラボ番外編4ページ。攻め同士が怪しい道具の買い物で盛り上がる話でした。

・大和名瀬「怒」
「教師も色々あるわけで」番外編2ページ。井吹は喜怒哀楽を怒でしか表せない男だったというオチ。

・直野儚羅「卵の話」
「卵の日」番外編3ページ。オールとプラティーン…

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ロリポップ・ドラグーン コミック

山葵マグロ 

奇作に見えない奇作。

中国の道術と西洋の吸血鬼に過剰淫乱にヤンデレ。
破格メニューのオンパレードですが、書きたい欲望はハッキリしてて、その意欲が最初から最後まで貫かれてるんで読みやすかったです。

結局なんじゃいといえばたんに体重ねるだけなのにいつのまにか愛情が生まれるという、普通のBLなんですが、
とくに仕掛けた側が戸惑いまくるのと、逆に愛情に気づいちゃった受け側が攻めの喘ぎ声を可愛いと思っちゃって縛っちゃう…

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