三池ろむこさんのレビュー一覧

みぎとひだりと、 コミック

三池ろむこ 

タイトルなるほど

タイトルどういう意味なのかなと思って手に取りました
読んでみたらなるほど!上手いな~!!
趣味も合わない、生活習慣も合わない、リズムも合わない…でも何故か一緒にいると心地良い不思議な関係
自分がみぎを選ぶなら相手はひだりを選ぶだろう、でもどっちも選べばいいじゃない、そういうタイトルだと解釈しました!
時にぶつかりながら、すれ違いながら、でも心の奥の芯の部分で相手を信用してるからまた二人で過…

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みぎとひだりと、 コミック

三池ろむこ 

男らしい美人受けをお探しの方にオススメ!

大好きな作品がいくつもある作家さんの、Xmas発売新作!表紙の美しさに負けてポチリ。
「黄昏鳥居の恋みくじ」に収録された短編「はるのうららの」が元になっていて、同じくそちらに収録された「なんか、/そういうこと。」のキヨ(清住) が受けの友人として出てきます。
(言及してくださったレビュワーさんに感謝!)
そちら未読でも理解できるような作りにはなっていますが、もちろん読まれた方がより深く理解で…

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みぎとひだりと、 コミック

三池ろむこ 

恋にまつわるエトセトラ だ

あぁぁぁぁ すんごい久しぶりに三池さんに手をだしてみれば
いままで微妙にハマれなかったのが嘘のよう
それはなぜだと自分に問えば 原因はきっとそう

Σ あの頃のあたしはきっと ハメハメ派大王 だったッ!

そうッ! もぉそれしかないッ!


あの お話 すんごく普通でした
関係のステータスは上がっていくのに 関係性の変化に伴うアレが

いやまぁ 他人から身内へ意識変化があ…

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甘い嘘 小説

安西リカ  三池ろむこ 

良すぎて一気に読んでしまいました…!

友達から身体の関係が始まって、それでも好きだという気持ちを言えずにいる七生の切ない気持ち!!佐倉の、どこか掴みどころがなくて壁のようなものを感じながらも自分にだけは心を許してくれているような優越感。甘さと切なさが行ったり来たりのストーリー展開にこれからどうなるの!?と気になって一気読みしてしまいました。

途中、スマホのメールの文字のなんと切ないこと!!!これで終わりなの!?と崩れ落ちそうにな…

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銀河にひとり 野ばらのきみ コミック

三池ろむこ 

ほのぼのとSFの融合

田舎育ちの青年・純平が、東京のシェアハウスの可愛らしい管理人・晶に恋をした。
ごく普通の2人はごく普通の恋をし…ただ一つ違っていたのは、晶は。
アンドロイドだったのです。
…って感じで、買い物途中で急に晶の腕が落っこちる以外は本当に普通でほのぼのしたストーリー。
晶がアンドロイドである事は恋とは無関係なところが面白いですね〜。
と言っても「恋」しないはずの晶が純平と過ごすことで感情回路に…

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みぎとひだりと、 コミック

三池ろむこ 

あぁ~良質なBLだな(ღ˘͈︶˘͈ღ)ってスッと入って来る作品でした

〝この攻めだから〟良いとか、〝この受けだから〟良い!というCPではなく、まさに〝この2人だから〟しっくり来る2人٩(๛ ´ ˘ `)۶♡٩(´ ˘ `*)۶ 
〝そんな2人の恋〟になっていくお話しを軽妙なテンポで、でもしっかり読んで楽しめるとても良質な空気感を感じられる1冊でした

元々大学の同級生で社会人になった今、同居して2年になる宮津崇と古沢慧の2人の日常BL
同居設定で2年経過って…

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黄昏鳥居の恋みくじ コミック

三池ろむこ 

縁が輪になっていくような

オムニバス短編集。

「黄昏鳥居の恋みくじ」前/後
小さな神社の次男坊で権禰宜を勤める呉葉は、外国育ちでおみくじの意味をあまりよく知らずに大吉を引くまで毎日黄昏時にやってくるアクセサリーデザイナーの樹里と親しくなる。
この出会いは、一般的な日常から取り残されたように感じていた呉葉の心を救います。

「バイバイ、チャイルド」
幼馴染で仲良しだった優希から中学の時に告白されて、怖くて茶化…

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みぎとひだりと、 コミック

三池ろむこ 

正反対でも愛してる

2024年発表のオムニバス短編集「黄昏鳥居の恋みくじ」の中の1CPが一冊になりました。

同居している大学生からの友人、宮津と古沢。
性格や行動が正反対の2人ながらうまくいっていたルームシェア生活が、ある晩一線を越えて…
…というお話。
なんてことはない、2人ははじめっから両想いですよね。お互い色んな事が正反対なのに居心地がいいんだから。
要するに性格のズレからくるコミュニケーションの…

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言ノ葉ノ世界 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

「愛されたい」と願う二人のすれ違いが切ない…

私は「言ノ葉ノ花」より「世界」の方が好きです!

主人公の仮原の素行が悪く、「好きになれない」という意見があっても当然と思ってしまうところがあります。
でも、それが「自分を愛してくれる人なんていない」という主人公の絶望と重なって見え、そのどうしようもなさが人間臭く、私は大好きです。

本作の主人公の仮原は決して善人とは言えません。
心が読める能力を他人を利用する事に使うし、他人を嘲笑い…

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世界のすべてを君にあげるよ 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

切なさを演出する文章が好きすぎて

結構ガチに駆け落ちしてたお話。省也視点で、省也の葛藤がめちゃくちゃ伝わってくるのに、どうしても洸生の方が不憫で気の毒でそちらに肩入れして読んでしまう。切なさを演出する文章が素晴らしく、その表現力で泣かされた気がした。

省也は心理描写がしっかりあるので気持ちは分かるけど、洸生を振り回しすぎかな、と思う。期待を持たせたり時限爆弾(比喩)を仕掛けたり、逃げたり戻ってきたり。これでは洸生もいつ消える…

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