水川綺夜子さんのレビュー一覧

『氷豹の王子と異郷の星』コミコミスタジオ特典小冊子「意思を持つ雛」 グッズ

これからユクについて

本品は『氷豹の王子と異郷の星』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、スレンソリル王の治世が3年目を迎えるお話です。

スレンソリルの治世が3年を迎えたた冬の夜
今夜も2人は遅くまで執政府で話し合いをしていました。

王と王配は大きな暖炉の前で
紙を広げて話し合いをしているようで

冬場の暖炉の火の始末が職務である女官は
しばらくしたらまた様子を見に来ようと
その場を離れよう…

0

氷豹の王子と異郷の星 小説

水川綺夜子  八千代ハル 

世界を超えて見つけた貴方

今回は白豹の姿を持つ王弟と小学校教諭のお話です。

不思議な夢を見続ている受様と攻様が出会うことで
攻様が長い迷いを振り切り、兄王と民の歪みを糺すまで。

受様は唯一の肉親である父に関心を持たれずに育った故か
大人と話すことがとても苦手です。

5年前に小学校教諭として働きだしますが
保護者面談で緊張のせいで無表情になって怖がられたり
柔らかく笑おうとすればヘラヘラしていると評…

0

氷豹の王子と異郷の星 小説

水川綺夜子  八千代ハル 

氷の神の国のファンタジー。一途健気な年下ワンコ攻めの姿にグッとくる

神の加護を受けた氷の国・ユクが舞台の、王族×獣人(モフモフ!)ファンタジー。

水川綺夜子先生の作品は「運命と偽りの花嫁」以来、2作目です。
シリアスでドキドキハラハラの展開あり、胸きゅんの”運命”的な絆あり、切ない兄弟間の確執あり…と、存分に楽しめました。

一途年下ワンコ攻め好きな自分は、攻めのスレンの可愛らしさにハートを撃ち抜かれました。かっこいい、というより”可愛い”攻め。

3

『氷豹の王子と異郷の星』電子書籍限定書き下ろしショートストーリー「ヴェールと指輪」 グッズ

秘密のプレゼント

「氷豹の王子と異郷の星」電子限定SSのこちら。

スレン視点、”常春の儀”=悠との結婚式&披露宴の最中のお話です。
三日も続く披露宴にうんざりしながら、招待客を眺めるスレン。兄に代わり王となってからの多忙な日々、仕事が山積みで眠れない日も多く、挨拶する人々に対応するうち、思わず指先から杯が滑り落ちそうに。

そこをやんわりと手を支え、救ってくれたのが悠。
その後月光が差す寝室で…

0

氷豹の王子と異郷の星 小説

水川綺夜子  八千代ハル 

ネガティブ感情に先立つアプローチは実に興味深い

異世界トリップもの。BL的には年下からめちゃめちゃに愛されるお話です。
イケメン、9歳下、氷豹神(獣の神)……要するに高スペック攻めというやつ。
嫉妬心剥き出しで分かりやすい好意をぶつけてくる年下って良いですね!がむしゃらな一途さにキュンときてしまうワンコ愛が可愛いかったです(´∀`*)

そして。全体的なストーリーとしては、深いテーマでした。
神への信仰心が治世に深く関わっていくことは…

3

替え玉見合いをしたら最推しの英雄騎士様と結婚しました 小説

水川綺夜子  森原八鹿 

子供向けのおとぎ話のような展開

タイトル通りのお話。「推し」に貢ぐガチオタの気持ちは分からないけど、コミカルな雰囲気と子供向けおとぎ話のような展開が楽しく、一気に読めた。

ファンタジー世界に推し活を持ち込み、明るいBL進行と暗いキャラの過去がバランス良く描かれており、分かりやすく大きな伏線もありながら、全体がサクサク進む。

メイン二人の仲に亀裂が入りそうになっても、即回避しているので恋愛面はストレスフリー。
フィリ…

1

運命と偽りの花嫁 小説

水川綺夜子  Ciel 

完成された溺愛スパダリ年下攻めが、ここに。

はああ良かった…!
夜を徹して一気読みです。

オメガバースのファンタジー。

Ωが虐げられられる国で、地下牢に繋がれ虐待されていたアムリタ。

このアムリタがもう、本当に不憫で不憫で…
長年に渡る虐待のせいで、アルファの匂いを嗅ぎ分けること、そして妊娠もできない体になってしまっているのです。

そこへ突如、砂漠の中の豊かな国の王・イルが現れて救い出され、自分がイルの「運命の相…

1

替え玉見合いをしたら最推しの英雄騎士様と結婚しました 小説

水川綺夜子  森原八鹿 

情けは人の為ならず、をしみじみ感じました。

初めましての作者様。
私にも推しがいて、推しから沢山の幸せを貰ってるので、よーく分かるよ、同士!という気持ちで読んでいたら。
コミカルなのだと思っていたら、それだけじゃなくって、よってもよかった(≧▽≦)

受け様は魔法使いのオズ。
家族が亡くなってしまい、寂しい一人暮らしだけど、最推しのである救国の騎士、フィリックスから喜びも楽しみも貰ってます♡
なので、親友であり推し活仲間でもある…

2

運命と偽りの花嫁 小説

水川綺夜子  Ciel 

なんて良い攻めなの

同作家さんの2作目がとても素敵だったので、こちらのデビュー作も読んでみたくなりました。
本編230P弱ほどの厚みなのですが、ファンタジー設定も展開も盛り沢山で読み応えあり。

良い意味でオメガバース作品らしくないバース設定の活かし方が素敵な作品でした。
発情期ですぐに抱いて・抱かれてしまうこともなく慈しみ、運命だから愛するのでもなく、あくまでもアムリタを愛したいのだという強い気持ちがイルの…

2

替え玉見合いをしたら最推しの英雄騎士様と結婚しました 小説

水川綺夜子  森原八鹿 

お話がすごい広がりシリアスになってく。

ここのところタイトルが長くて内容をネタバレしてる作品が多いですね。
ルビー文庫で(良い意味で!)このタイトルと表紙、明るくて楽しくて甘々かな〜と期待してました。

が、とんでもない!始まってしばらくは、また身代わり花嫁ものか?まさかの最推しの見合い相手!?しかも気に入られちゃって!?とワチャワチャしてました。

しかしお話が進むにつれ、二人の宿命や王城のきな臭さやあれやこれやが絡まり始め…

3
PAGE TOP