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3/4(合計:38件)
白野ほなみ
umeair
ネタバレ
あらすじを読んだ時点から涙ぐんでしまい、覚悟を決めて読み始めました。 読んでいる間中、そして読後直後の今も涙が止まらず、うまく言葉が出てこない。。 自分にも突然訪れるかもしれない未来、老いていった先の可能性の一つである 未来が、容赦なくリアルに描き出されていると感じました。 朝起きた時の体の痙攣、夜中襲ってくる神経痛、汗がかけないため下がらない熱、 尿道から管を入れての排尿と…
ちろこ
考えさせられました。 男性同士の同棲カップルのお話ではありますが、このお話は全ての人にとって無関係ではありません。 ある日突然身近な人が車椅子になったら? 介護が必要になったら? 今まで何不自由なく普通に生活できていたことが出来なくなったら? そんなとき自分はなにが出来るだろう、どうしたらいいんだろう……たくさん考えることがあります。もちろん、その状況は自分自身にも起こり得るとい…
madgirl
泣ける、とか、感動とか、そんな安っぽいものではなくとても辛くもある作品でした。 題材についてとても誠実に向き合われ、取材された上で描かれたのだなと思います。 不覚にもたくさん泣いてしまったのですが、この涙や感情は一体なんなのか、もう何回か読んでよく考えようと思いました。 BLというジャンルにとらわれずたくさんの方に読んで欲しい作品です。 この話をBLというジャンルで描くことにもすごく意味が…
ぷーめろ
ジャンルがBLなのが勿体無いかも? 括りがなければ☆4.5 晴人のルーティンがかなりリアル。普通は知らないこと(痙性や神経痛とか)を細かく書いてる。作者さんは、細かく取材をしてるんだなーと思った それに、障害受容の精神状態や変化の表現が上手くて、かなり考えさせられる。 晃の覚悟や言動は愛がないと絶対できない。晃すごいよまじで。 BLとしての要素はあるけど… 障がいから波及する当…
くしにゃん
事故で車椅子生活を余儀なくされた晴人と一緒に暮らす恋人の晃のお話です。 自由に動けない身体を抱えて生きていくことの難しさが描かれていて泣きながら読みました。 尊厳死に希望を見出して、もう少しだけ生きていようと日々を過ごしていく晴人に胸が締め付けられます。 晴人が自由に生きていた晃を縛り付けてしまったと思う気持ちも、晃が晴人の傍にいたいと思う気持ちも痛いほど分かるので、お互いを想うあま…
MOET子
テーマは繊細だと思いますが決して暗いお話しではありません だけど胸にドッシリと響くお話しでした 「生活」と「生きる・活きる」という事を考えてしまいます 誰しも?大抵の人かな?は「日々すべき事」と「いつかしたい事」があったりして、その狭間で目の前の日常をこなしていって、そして束の間「したい事」を楽しんだりしていく日常 その基準に「出来るか?出来ないか?」は時間と金銭面を除けばあまり考…
risa0226
小説家の晴人とサラリーマンの晃は、大学時代からの恋人同士で同棲中です。 数年前に交通事故にあった晴人は車椅子での生活で身の回りのことでままならない事も多く、晃はそれを支えるような形で同棲をしています。 pixivの連載の方でも読んでいたのですが、涙なくしては読めません。本当に。号泣。 車椅子生活を余儀なくされた晴人とそれでも一緒にいたい晃、晃を自由にしてあげたい晴人との気持ちのすれ違い。…
1740
今まで何作かの身体的に障碍のある人物が主人公のBLを読んできましたが、どれもBLファンタジーの中のキャラだなと感じていました。ところがこの作品ではそう感じることはありませんでした。とは言えわたし自身、リアルで知っているわけではないのですが、この物語を読んで今まで気になっていたところも気にならずに読んでいけました。 物語は、大学生時代からの恋人同士のサラリーマンの晃と若手小説家の晴人のふたりが…
まりあげは
ずっとpixivコミックスで追っていました。 初めて読んだとき、受けの設定にびっくりしたのと、美談にはしないリアルな車椅子生活を描いて、さらにびっくりした記憶が。 BLでここまで赤裸々に描いてるって、挑戦よね??と。 だったらこちらも、心して読まねば! と、背筋が自然と伸びました。 普通のどこにでもいるはずの恋人たちを襲った悲劇。 2人の人生は大きく変わってしまったわけで…
ろいくら
ある日突然世界が変わる 自分だけでなく、周りの大切な人達も 当たり前に思えてたものを沢山無くして 恋人の愛ですら苦しくて…… もう読んでて苦しいです。 愛が深すぎて苦しいです。 でも読んで良かった 1人でも多くの人に読んでもらいたい そう強く思う1冊です。 この重くて苦しい物語の中で先輩の存在がすごく重要で、 大切な人の人生が変わってしまった事は、「あの事故のせい」であり、…