白野ほなみさんのレビュー一覧

もう少しだけ、そばにいて コミック

白野ほなみ 

2人なりの幸せ

ほんとにほんとに辛いけど暖かくて、どんな辛いことがある人たちもみんなこうなれたらいいのにねって思いました。


ここからは超超ネタバレなんですが、、、
自分は今のところ四肢満足で大きな怪我もしたことがないですが、時々死を考えます。
ハルトのようになった場合、同じことを考えるだろうなと思いました。
どれだけ好きな人がいて、好きな人が自分のことを考えてくれても重荷にはなりたくない。早く自分…

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もう少しだけ、そばにいて コミック

白野ほなみ 

丁寧なお話でした

とても良かった。
とあるカップルに訪れた人生の大事件とそれから。小説家の晴人(下半身不随)と会社員のあきらは大学時代からの恋人で、晴人の事故をきっかけに一緒に暮らし始めて二年。二人が一緒に暮らす上でお互いが自分で出来ることは自分でやる、困った時は頼る(ちょっとしたことでもあきらからも晴人を頼るのがとても大事だと思った)そうやって気遣いながら暮らす二人の様子が良い。

しかし晴人は大学時代とは…

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もう少しだけ、そばにいて コミック

白野ほなみ 

胸の奥の奥、深いところに響きました

ちるちるのランキング上位だったので購入しました。

表紙の絵柄とタイトルから抱いた印象とは全く違うお話でした。

生きること、と、愛すること、この2つの大切なことがらを、とても感情豊かに、リアルに描いた作品でした。

事故により下半身不随、車いす生活になった小説家の晴人。
事故で人生激変の影響を受けますが、不安定な職業ではあるけれど、小説家、なので、自分で収入を得続けることはできます…

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もう少しだけ、そばにいて コミック

白野ほなみ 

生きにくい世の中で、大切な人と居られること

ちるちるのランキングでお見かけし、購入しました
あらすじも読まずに買ってしまったのですが、表紙のアットホームな感じもありつつ、障害を持ちながら生きていくことの辛さ、生きにくさを感じました
BL、というだけでは表しきれない作品ですね

私自身、看護師として働いていて事故により下半身が動かず生活を制限されている方を沢山知っています
そんな方々の生活について、色々考えて退院に向け支援をしていま…

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もう少しだけ、そばにいて コミック

白野ほなみ 

もう少し、もう少し、と

会社員の晃には学生時代から付き合っている恋人がいます。
恋人の晴人は数年前に事故に遭い、後遺症から車椅子生活に。
それでも二人で支え、支えられ、穏やかな日々を送っていましたが…。

一見すると、これは障害を乗り越えて愛し合う温かな二人の物語。
けれど、読み進めていくと深みに嵌る。

本作では決して優しいだけではない、
愛だけではどうにもならない現実が描かれています。

事故後の…

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もう少しだけ、そばにいて コミック

白野ほなみ 

地に足ついたBL

普段はハッピー甘々ラブコメを好むのですが、たまに読みたくなるタイプのどっしりと地に足ついた重めのお話です。
あくまでもフィクションですが、リアルだなあと感じました。晴人も晃もお互いを想っているだけなのに、ぶち当たる壁、壁、壁。読んでいるこちらまで苦しくなります。
そんな中ですがるような本書タイトルの切実なこと。なんて尊い願いなのでしょう。「もう少し」の積み重ねがエピローグに繋がったのだと考える…

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もう少しだけ、そばにいて コミック

白野ほなみ 

電子で読んで、紙でも買った。

SNS試し読みで読んで惹かれ、
その場で電子を購入し、
読み終わった瞬間に紙本をポチっていました。

タイトル「もう少しだけ」の意味が本当にグッとくる。

人生まるごと描いてくれる作品が好きで、
今年一番胸に刺さった。
ずっと手元に置いて何度も読み返したくなる作品です。

車椅子生活になった晴人の不自由な生活や
心情が思った以上に克明に描かれていて、
ほっこりしたタッチなの…

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もう少しだけ、そばにいて コミック

白野ほなみ 

No Title

もう少しだけ、そばにいて…タイトルが持つ意味が読み終わるとまたグッとくる。
今年ベスト級かもしれない...事故で車椅子になってしまった晴人と晃の物語。ラストに向けて泣いてしまった。事故による人生の変化、障がいを抱えること、周囲の過度な気遣い、同性のパートナーに何かあってもずっと傍にいられる状況にないこと...。考えさせられることがたくさんあった。あらためて、同性婚は実現してほしいなと願う物語でし…

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もう少しだけ、そばにいて コミック

白野ほなみ 

綺麗事だけではない

BLと言う枠に収まりきらない作品です。
交通事故で障害を負い車椅子生活になる
一生誰かの世話に(迷惑)になって生きていく
その誰かが最も愛する人だなんて、、、死にたい、、、その思いが胸に痛く迫ります。
愛する彼のためにたくさんのものを諦めた、、、ただ彼を守りたい、、、それでも等身大の青年が障害を持った人間を1人で抱え込むのはとても難しいことで、、、
互いに愛するが故に苦しむ二人
そんな…

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もう少しだけ、そばにいて コミック

白野ほなみ 

じっくりと読み余韻に浸る

すごい、、すごすぎる作品でした
ランキングに入っていて何となく夜中に読み始め、
ボリュームと内容の濃さにすごくじっくりと時間をかけて読みました

途中切なくて休憩を挟まないと読めなかった
当事者の2人は、どんな思いで暮らしているんだろう
自分にもまだまだ理解は足りてないから軽率に言うのは間違っているかもしれないけど、生きやすいやさしい世の中になって欲しいなと思った

エピローグがま…

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