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7/7(合計:68件)
榎田尤利 丹地陽子
コタカ
既刊作品の文庫版です。 書き下ろし、あとがき、イラストなし。 加筆修正あり。 表現やセリフ、モノローグが所々かわっています。 文章の流れがより自然なものになっているので、旧版より読みやすい。 文章だけでいえば文庫版の方が断然いいです。 ただ、志水ゆき さんの素敵なイラストが見られないのは残念…。 すでに既読の方におかれましては、買い直す価値があるかどうかは微妙です。
碧雲
ネタバレ
全然古さを感じない。面白かった。 表紙の青年は、主人公の三浦倖生。ロシア系混血の美青年。 美しい外観だけが取り柄で、人の気持ちを汲み取れない会話下手。 何をやっても長続きしない。 愛された経験がないから、愛し方も知らない。 表紙の手は、人間ペットをレンタルした客、轡田清巳。 轡田は、倖生を「ユキ」という名の「ボルゾイ」に見立てて愛玩する。 条件は、コマンドの絶対服従。喋らない。…
H3PO4
皆さんのレビューを見て読んだせいもあるんですが、ファンタジーすぎて入り込めず。泣けるか?というと全く…旧作を読んでみようかな。 毛色の違う作品なので、初心者や軽めのが良い方は合うかもしれません。最後に浩一と結ばれるシーンがありますが、必要だったかなぁ。でもアレがないとBLじゃなくなるか。 本筋よりも、途中に出てくる先生同士の痴情の縺れ(から発展して自殺まで事がおよんでしまった)が気になってしま…
ぱるりろん
とても良い話でした。 榎田先生らしく軽妙な掛け合いが多くて、二人もクラスメートも個性的で可愛くて明るくて優しくて、厳密に考えると超常現象だし怖い状況でもあるのに、とても爽やかな雰囲気が続きます。 浩一くんをはねた人も、二人の家族も皆いい人。 だからこそ余計な感情をもたずに二人の恋に集中して読めました。 純粋な気持ちが、過去のエピソードと絡めてより分かりやすく、感情がとてもよく伝わります…
すまし
最初はギャグなのかと思いました。なんか笑っちゃいけないところで笑いそうになった。 とんでも設定。 しかしどんどん引き込まれて、最終的には泣きそうになりました。 すき。
あーちゃん2016
大好きな榎田先生の昔のお話の新装版。(前のバージョンは読んでいなかったので比較できないですが、まるっと2箇所ほど大改稿されているとのこと)高校生ものなので、どうかなぁと思っていたのですが、まんまと先生の筆力に乗せられ号泣。家読みをとても推奨するピュアピュアなお話、本編260頁ほど。最近親しい方を亡くした方は辛すぎて要注意かも。絶対忘れないお話という意味で神にしました。 白く雪が積もった朝。い…
aaaiiiai
事前にクロスノベルス新書版を読んでから 今回の角川文庫版を読みました。 大幅に加筆修正されたというので、 違いを知りたくて。 確かに違いました。文章自体が違うところもたくさん。その他にも新書版では、あだ名が「ミッちゃん」だったのが「みっちゃん」に。 (もう一人カタカナあだ名の子がひらがなになってました) これは新旧すぐに見分けつく様になのかな? キャラ自体が変わってるところもいくつも…
月末だというのに、我慢できず電子版購入してしまった。 三度も再刊された人気作。 姐さんがたのレビューを要約すると、「痛哀しい究極のワンコ攻め」。(実は、ワンコ攻めの意味を私は知らない) ①永遠の昨日 山田ユギ クロスノベルス 2002年2月15日 ⓶永遠の昨日(新装版) 紺野キタ 花丸ノベルズ 2010年11月18日 花丸文庫お試し読みマガジン ワンコ…