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2/8(合計:72件)
榎田尤利 丹地陽子
renachi
ネタバレ
とても小説っぽい文章で読みやすかった。背景を細部まで綺麗に描写して、視点主の視界に流れるように移っていく。特に前半は倖生のセリフがなくなるシーンが多く、読み心地の良さをより強く感じられた。描写が丁寧なとこも好き。 一貫して倖生視点で、心が「犬」になっていく様子が描かれる。基本が淡々とした語り口なので、人として大切なものを失くす出来事が、鮮やかに印象付けられる。急激に堕ちた倖生にはぞくぞくした…
朝丘戻 丹地陽子
すもも♪
ミステリアスにはじまり その謎を解くため始まった心理戦や探りあい… 一つの真実に向かって絡まり合う人と人… 真実じゃなくても 選んでほしい…そんな希… 真実じゃなくても 大切に思っていた想い… 真実をしっていてあえて知らんふり心に決めた心の内 真実の中のホントの真実は 誰の想い!? 『世さん』それとも 他の誰か? 辿り着いた真実に さらに 踏み込む そしてさらに『愛』をふり注ぎ大切に…
銀次郎
「とのこい」という題名は、「世との恋」という意味だと作者インタビューで見ました。 これは納得。 攻めと脇役2名の合計3名が、世と恋してどうなったか、が描かれています。 冒頭はわくわくしながら読んだのですが、謎の答えが読者にも察せられてからの過程が長かったです。 メイン2人の間にある”一夜の記憶”にたどり着くための過程なんですが、脇役視点のストーリーも間に挟まれてきます。 こうなる…
麗音
好きな作家様でステキなイラストなので期待大きく読みました。 恋愛を怖がっているちょっと寂しがりやのゲイと彼に振り回される三人の男たちの物語りという感じのストーリーに惹かれたのですが、私の好みではありませんでした。 萌に至るまでの展開が長すぎるというか消化不良というか… 記憶にないワンナイトの相手は誰なのかを探っていく話は初めは面白くて先が楽しみな感じではありましたが、割とすぐわかってしまい意…
しろみっこ
買ってはいたものの、読む時間がなく飛行機移動のある時にと読みました。 マスクをしていても鼻をすすらなきゃならないし、涙は落ちるしで泣いてることカモフラ全くできなかった。あ、泣かせにくる系ではありません。でもどこかにスイッチがあって泣いちゃう感じです。 私は主人公cpじゃなく、元カレとのエピソードがとにかくギュッときて、出てくるたびに泣いてた。あの選択は間違いじゃなかったってことはわかります。わ…
うーゆむ
ランキング入りしている作品で、興味を持ちまして購入しました。 初めての作家さんです。 導入部分は、おや? なかなか引っ掛かりのある始まり。 ワンナイト明けの、朝なんです。 で、そこからはワンナイトの相手を探す世の恋物語でした。 時系列は同じなんですが、それぞれ世、柳瀬、戸川、真人のモノローグ。それぞれの恋物語のオムニバスのような構成でした。 面白いです。 なんだけど、私はな…
雪村
煌びやかなイルミネーションの前で両手を広げる世くん。その視線の先にいるのは一体誰なのか...??そんなわくわくから始まる作品です! 過去の恋愛から、「恋愛が苦手」になった主人公のリーマン・世くんが、謎の一夜の相手を探るお話なのですが、 謎解きだけじゃなく、登場する四人すべての愛や恋が詰まった作品になっています。 そこがとっても面白い...!この作品の魅力のひとつです! 【四角関係】…
yummy
評価を下げて申し訳ないです。 前半は本当におもしろく、疑惑のキャラクターたちも魅力的で、ワクワクしながら読み始めました。 しかし読み進めるにつれ、何度も酒で記憶を飛ばし、相手を悪者で強○と決めつけたり、全員の気持ちを欲しがり甘える世にとにかくイライラ。 早々に犯人はわかるのですが、その後もキープしつつ同じようなところを行ったり来たり…真人が不憫で辛い。 当て馬たちは、世が自分で…
みざき
どうしても深く愛しすぎてしまう人と、愛された経験がなく、愛を知らない人の出逢いは運命だと思うのです。 大洋図書版は既読です。何年振りの再読でしょうか。 角川版が出ていると知り久しぶりに読みましたが、微妙に表現やセリフが変更されている部分もありつつ、ストーリーそのものは相変わらず心奪われるものでした。 発売からしばらく経つけれど、今でも記憶に残る大好きなシリーズです。 榎田先生は昔か…
Che
BLは主人公がはっきりしている場合が圧倒的に多いと思いますが、こちらこ作品はお相手が誰だかわかりません。 この人かな、と想像しながら読み進めるのがラブコメというのもあり楽しいです お相手がわかってからの仲良しな様子もしっかりと描かれており読み応えもあります。 嫌な人も出てこないので楽しい幸せ!な気分で読めます