丹地陽子さんのレビュー一覧

とのこい 小説

朝丘戻  丹地陽子 

読後も脳内占拠

買ってはいたものの、読む時間がなく飛行機移動のある時にと読みました。
マスクをしていても鼻をすすらなきゃならないし、涙は落ちるしで泣いてることカモフラ全くできなかった。あ、泣かせにくる系ではありません。でもどこかにスイッチがあって泣いちゃう感じです。
私は主人公cpじゃなく、元カレとのエピソードがとにかくギュッときて、出てくるたびに泣いてた。あの選択は間違いじゃなかったってことはわかります。わ…

6

とのこい 小説

朝丘戻  丹地陽子 

タイトルのなぞは

ランキング入りしている作品で、興味を持ちまして購入しました。
初めての作家さんです。

導入部分は、おや?
なかなか引っ掛かりのある始まり。
ワンナイト明けの、朝なんです。
で、そこからはワンナイトの相手を探す世の恋物語でした。

時系列は同じなんですが、それぞれ世、柳瀬、戸川、真人のモノローグ。それぞれの恋物語のオムニバスのような構成でした。
面白いです。
なんだけど、私はな…

2

とのこい 小説

朝丘戻  丹地陽子 

あちらに見えますのが、好きぴだけに見せる顔でございます(表紙)

煌びやかなイルミネーションの前で両手を広げる世くん。その視線の先にいるのは一体誰なのか...??そんなわくわくから始まる作品です!

過去の恋愛から、「恋愛が苦手」になった主人公のリーマン・世くんが、謎の一夜の相手を探るお話なのですが、
謎解きだけじゃなく、登場する四人すべての愛や恋が詰まった作品になっています。
そこがとっても面白い...!この作品の魅力のひとつです!

【四角関係】…

7

とのこい 小説

朝丘戻  丹地陽子 

好きになれない

評価を下げて申し訳ないです。

前半は本当におもしろく、疑惑のキャラクターたちも魅力的で、ワクワクしながら読み始めました。

しかし読み進めるにつれ、何度も酒で記憶を飛ばし、相手を悪者で強○と決めつけたり、全員の気持ちを欲しがり甘える世にとにかくイライラ。

早々に犯人はわかるのですが、その後もキープしつつ同じようなところを行ったり来たり…真人が不憫で辛い。
当て馬たちは、世が自分で…

9

犬ほど素敵な商売はない 小説

榎田尤利  丹地陽子 

何度読んでも心奪われます

どうしても深く愛しすぎてしまう人と、愛された経験がなく、愛を知らない人の出逢いは運命だと思うのです。

大洋図書版は既読です。何年振りの再読でしょうか。
角川版が出ていると知り久しぶりに読みましたが、微妙に表現やセリフが変更されている部分もありつつ、ストーリーそのものは相変わらず心奪われるものでした。
発売からしばらく経つけれど、今でも記憶に残る大好きなシリーズです。

榎田先生は昔か…

0

とのこい 小説

朝丘戻  丹地陽子 

新しいBLのかたち

BLは主人公がはっきりしている場合が圧倒的に多いと思いますが、こちらこ作品はお相手が誰だかわかりません。
この人かな、と想像しながら読み進めるのがラブコメというのもあり楽しいです
お相手がわかってからの仲良しな様子もしっかりと描かれており読み応えもあります。
嫌な人も出てこないので楽しい幸せ!な気分で読めます

7

とのこい 小説

朝丘戻  丹地陽子 

たくさんの愛があふれてる作品

恋愛要素だけではなくて、主人公の世さんとともに一夜を共にした相手を推理していく楽しさがありました。

割と序盤で目星はつきますが、その理由を推測していくのがすごくわくわくして、明かされた正解もさすが朝丘先生、ずっとちらちら散りばめられていた伏線が見事に回収されていて!
再読した時にあーー!ってなります(笑)

一回目は柳瀬さんの包容力にめろめろになり、二回目は真人くんの深い愛情に自分まで…

7

とのこい 小説

朝丘戻  丹地陽子 

ふたりで作り上げる関係が愛しい

「ふたりでごめんをしよう」

このセリフを見た時に、あぁ絶対今回の物語も素敵なものなんだろう、と確信していました。

朝丘先生の本はどれも心理描写がとても細かくて、人の弱さ、足りなささえも丁寧に描いてくださいます。かっこいいところだけじゃない、万人受けするようなかっこよさ、優しさだけじゃない。足りない部分があるからからこそ人間味があり、弱さゆえの行動に深く共感ができ、登場人物たちを愛おしく…

7

threesome 小説

榎田尤利  丹地陽子 

当分BL小説には近づかないでおきます

BL小説を殆ど読まない私でも有名な作家さんだと知っています。
読んだことあるのかと思ったらなかったはずです。
ヤっちゃんの話は嫌いじゃないし3Pの話好きだし、なのですがごめんなさい、石を投げられるの覚悟で言います、何故か萌えるところもなかったしお話も引き込まれるような箇所がなかった。
なにより3人が(正確には2人)極道者には見えないというか思えない。
何故か、と書きましたが自分で思い当たる…

2

永遠の昨日 小説

榎田尤利  丹地陽子 

まあまあかな

今やBLは一大コンテンツなので良作はいくらでもあるが、この当時は縛りがなかったので(ハピエンオンリー、死ネタNG etc.)、この頃なりの先の読めない良さはあるかな。あと、残された時間と離別を意識しながら共有してゆくという内容はなかなかないので、そちらも評価させて頂きます。

うまいこと言ったつもりなんだろうけど、文庫本の帯の「いかないで。……いって、いいよ。」は、今の人からするとただのギャグ…

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