サノアサヒさんのレビュー一覧

ブランクコード コミック

サノアサヒ 

終わりの見えない旅

心に傷を負ったバンドマンの藍が前に進むためにもがき苦しんでいて、全体的にダークな雰囲気。藍を支え続けている恵介との歪な関係がなんとも切なかったです。
光の見えない場所に身を置きながら希望も捨てきれず、一定の距離を保ちながら側にいるふたりの葛藤を同じように苦しい気持ちになりながら読み進めました。

高校で音楽を通して仲良くなった恵介と藍は楽器を教えたりバンドを組んで曲を作ったり、青春の日々を楽…

1

ブランクコード コミック

サノアサヒ 

感想が難しい

題材が題材なだけに感想が難しいです。ある種の共依存でもがいて傷ついているのも、不安定で自分自身を傷つけているのも苦しい。そしてそれが曲にあらわれて、評価されて求められてしまうのも。
あの現場で例えば恵介が藍を抱き締めていたり、強姦野郎を思いのままに殴ってボコボコにしていたりしたら、何かがほんの少しでも変わっていたんだろうかと思ったりしました。


藍がトラウマから抜け出せないのは当然だと思…

3

ブランクコード コミック

サノアサヒ 

内容はハード&ヘヴィ

うーん うーん
2回読みました。
NANAを思い浮かべました。
手がかりが欲しくてこの先生のツイを見るとネイルとかあのブランドのリングとかが写っていて、あ間違ってはなかったんだとも思いました。
バンドメンバーはあんなカッコしていると思います。
なんだっけ?ブラストとか??(懐)

私は音楽というより昔の洋楽と呼ばれるもので育ったんで、バンド系BLもついつい選んで読んでしまいます。

7

ブランクコード コミック

サノアサヒ 

共依存と似て異なる唯一

同人誌から惚れている作家様、デビューおめでとうございます。

ストーリー、描写、作り方、デビュー作とは思えないほどの完成度の高さでした。
ただテーマや内容としては、好みが分かれやすく、読者を選んでしまうと思います。

高校時代に性的被害に遭ってしまった藍と、高校時代から藍に想い寄り添ってきた恵介。
音楽に逃げる藍と愛を伝えることをしない恵介、二人の関係が辛く痛々しく苦しい。
ラブソン…

5

ブランクコード コミック

サノアサヒ 

音楽が語る痛みのラブストーリー

恵介 × 藍


痛々しくて切ない、
心にズシンと響く傷を負ったギタリストの藍と、
その藍を愛し続けるベーシストの恵介の
グサッと突き刺さる物語。


藍と恵介は高校時代からバンドの仲間で、

藍は8年前に高校時代に性的な被害を受けてしまい、
心に深い傷を負ってしまった。
その傷、なかなか癒えないままで、
ずっと音楽に逃げ込んで生きてきている。
病的な感じがビンビン伝…

4
PAGE TOP