崎谷はるひさんのレビュー一覧

Faux camaieu 小説

崎谷はるひ 

『インクルージョン』番外編。

崎谷さんの商業誌3作(旧版時)の番外編同人誌です。今はすべて新装版文庫が出ています。

収録作のうち『ねじれたEDGE』番外編『とろけそうなKNIFE 』と『SUGGESTION』番外編『His sweetest swain』はそれぞれ新装版文庫化の際に再録されています。

それなのに、私がこちらでいちばん(というより唯一)好きな『インクルージョン』番外編『かたくなな唇』だけが再録されな…

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ラブスクエア 小説

崎谷はるひ  小鳩めばる 

う~ん、残念・・・

ストーリーは決して悪くはないんです。正直なところ私の好みとは違いますが、だからと言ってつまらないわけでもない。

ただ、本題とはちょっと外れてるんでしょうが、とにかく高校時代のエピソードのひとつひとつがそりゃもう何から何まで気分悪くて堪りませんでした。

顧問の教師も白倉(攻)も、別に悪者だとは思いませんがただひたすらに不快でしたね。特に教師は、虫酸が走るってこういうヤツのことかというく…

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戀愛-koiai- 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

テンポ早っ!!

長年片思いしてきた相手から突然の告白に流されるようにエッチ。
一応恋人同士になって、それから過去の大学時代の想いとか
いろいろと振り返るストーリーでした。

とっかえひっかえ彼女を変える男・奥田に思いを寄せてもう何年?
だけど3年前に奥田が結婚を決意したと思い込んだ達巳は
やっとこの気持ちから解放されるとある意味吹っ切れていたのに
今になってその奥田から突然の告白!!

今までの…

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不埒なファシネイション 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

・・・鬱陶しいんですが。

『不埒な~』シリーズの短編集です。

私は、このシリーズは最初の3作(真野弟編・兄編)はすごく好きなんですけどね~。

今のところシリーズとしては、真野兄弟それぞれメイン(弟・未直が『~モンタージュ』、兄・直隆が『~スペクトル』『~パラダイムシフト』)と、兄の恋人・真幸の友人・日比谷×和典の『~インセンティブ』とがあります。


こちらは、一応直隆×真幸をメインに、他の2CPメイ…

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不埒なインセンティブ 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

キャラクターがダメだった。

『不埒なモンタージュ』からのシリーズです。

『~モンタージュ』の真野弟CP・『~スペクトル』『~パラダイムシフト』の真野兄CPから少し外れて、真野兄・直隆の恋人である真幸の友人・日比谷(攻)がメインです。

え~、個人的にいわゆる『オネエ(言葉)キャラ』がものすごく苦手なんですよ。
いえ、別に脇キャラクターなら一向に構わないんですが、メインになるともうどうしても無理なんです。

と…

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不埒なパラダイムシフト 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

甘くて面白い。

『不埒な~』シリーズ3作目で『不埒なスペクトル』CPの続編です(『不埒なモンタージュ』CPの短編も入ってます)。

うん、やっぱりキャラクターが好きだなあ。

直隆(攻)は安定の天然っぷりで面白いし、好みが分かれそうな気がする真幸(受)も別に大丈夫。
この上なくネガティブで後ろ向きな部分も、可愛くて健気だと思える範囲です。もともと『ネガティブ受』苦手でさえないし。

とにかく甘くてH…

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不謹慎で甘い残像 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

ベタ甘シリーズ完結編。

いやあ、やっぱりこのシリーズ好きだわ~。

崎谷さんにはちょっと珍しいんじゃないかと思うくらいに『ひたすらベタ甘』を追求したかのようなシリーズの完結編です。

もうここまで来ると、メインCPは根本的には揺らがないんですよね。結局はゲロ甘バカップルです。

ただ、そうなるとストーリーを動かすためにか、前作『不条理で甘い囁き』でも無駄に存在感のあったストーカーお嬢さまの再登場です。
し…

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不条理で甘い囁き 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

やっぱり甘い~。

『不機嫌で甘い爪痕』の続編になります。シリーズ3部作の2作目ですね。

これは『お仕事もの』になるのかな?
かなり専門的な描写も多かったんですが、本来『お仕事もの』がすごく苦手な私もまるで気にせず読めました。それどころか(仕事関係のアレコレも)面白かったですよ。

個人的に『仕事ばっかり』が大ッキライなんですが、こちらは(というより崎谷さんは)『仕事だけ』じゃないのでもういいんです。仕…

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不機嫌で甘い爪痕 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

こういう甘さは大好き。

私は所謂『お仕事もの』がかなり苦手なんですが、こちらは(というより崎谷さん作品は)これでもか!というくらいお仕事しててその描写がうるさくても、決して『仕事だけ』じゃないのでたいして気になりません。

『仕事がイヤ』というよりも(いや、まあ別に読みたくもないのは確かなんですが、それよりも)『ラブがないがしろになるのがイヤ』なんでしょうね。
その点、仕事関係の描写はこの上なく多くても、ラブもき…

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甘い融点 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

厚いけど

分厚いです。
そしてかなりえっちシーン多め。
ただわたし自身の好きなえっちじゃなかったです、残念。

攻めの恭司は風俗産業の社長。
ワイルドな大人のイイオトコ。
風俗業界の人なのに妙に一本気です。

受けの陸は同棲中の彼氏にウリを強要される、いわゆる頭の弱い感じの子。

恭司の経営するラブホで、陸がウリをしようとしてトラブルにあったのがふたりの出会い。
あまりにウリ業界(?)…

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