崎谷はるひさんのレビュー一覧

やすらかな夜のための寓話 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

ネオテニーか

いくつかの短編が収められている本作。

13歳の慈英と18歳の照映の、作品を読む中で常につきまとう"照映が絵を諦めた瞬間"に立ち会える「ネオテニー」
うんうん、読みたかった!ここんとこ!!
ふたりの信頼し切った濃厚な関係性が垣間見えて、臣じゃなくとも「なにもないよね…⁇」とちょっとドキドキしてしまったけど。
若慈英の、無意識の行動の、なんとエロいことよ…

「雪を…

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インクルージョン 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

照映さんのひととなりがわかる

臣and慈英シリーズを順番に追いかけているうちにこちらに辿り着きました。
慈英のいとこの、激しめタイプ男前ジュエリーデザイナーのひととなりがわかる一冊。
そんななりしてかわいいものが好きなんだ♡
それでうーーんと若い、まっさらさらな、かわいい子うさぎ拾ってきちゃったんだ♡
ミッフィーのバッテンは鼻と口が繋がってるってことなんだ‼︎‼︎
一冊通して「好き」を言ったのたった1回‼︎‼︎
で…

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『春の雪』コミコミ特典かきおろし漫画&SS入り8P小冊子 グッズ

コミックスと小説の2話を収録

本品は『春の雪』のコミコミスタジオ限定特典小冊子です。

作画の瀬尾さんによるコミックス、
原作の崎谷さんによる小説の番外編を2話収録しています。

巻頭作のコミックス番外編をご紹介します♪

とある朝、
先に目覚めた歩は隣で眠る関谷を見ているうちに
髪に触れたり、頬を無二ッとして見たりしますが
全く起きません。

これならキスしても起きないかも!? と思っていると・・・

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春の雪 コミック

瀬尾ユキミチ  崎谷はるひ 

ピユアピユア♡

今回は情勢書士事務所勤務の新社会人と
弓道部所属の大学2年生のお話です。

大学卒業で縁が切れたと思ていた2人が恋を実らす本編と
恋人になってからの2人を描いた続編短編を収録。

受様は大学の弓道部に所属する大学2年生です。

高校は親の方針で部活動ができず
大学の構内で見かけた弓道部員の攻様に憧れて
弓道を始めます。

攻様は大学4年生の先輩部員で
口数が少ないクール男…

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春の雪 コミック

瀬尾ユキミチ  崎谷はるひ 

とりあえず 人目は考えようか

なんか 特殊設定とかスパダリそうなの避けまくったら なぜか再会ものが3冊もまとめて届いちゃって

こうなると飽きちゃいそうでこわいんだけど

原作つきってのにひかれて購入 原作も作画もどちらもはじめましての作家さま
ここはね 楽しみにしてたところです


えーーーっと

スパダリでもイケメンでもなかったのはよかったんだけど 愚図過ぎるのも意外に厄介で

出だしこそ 天然の口…

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春の雪 コミック

瀬尾ユキミチ  崎谷はるひ 

四季を通してほんわか温かくなる〜

たくさんのキュンが詰まった素敵なストーリーですね(*´꒳`*)
絵柄の可愛いさとストーリーがベストマッチ!
ほっこり温かい気持ちになること間違いなしです。


タイトルにもなっている「春の雪」が再会から恋人同士になるまでのお話。
続く「夏の雨」(前後編)、「秋の空」(前後編)、描き下ろしの「冬の夢」で完結となります。

弓道部の先輩・閑谷と後輩の晴山が、卒業後に再会しめでたく両片想…

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リナリアのナミダ―マワレ― 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

萌がない。

ので、神評価で。

痛いってなってたので期待してたんですが、期待した痛さじゃなかったかな。
でも廉のことを色々想像してたらめちゃくちゃ痛い。
いやもう、廉目線を一冊出してくださいよ!
って懇願したい。

廉に感情移入し過ぎてメインカプに集中出来ない…


キヅナツキ先生のリンクスのお兄ちゃんを思い出しました。
厨二だからかなぁ。生き急いだ結果、早逝したってのがめちゃくちゃ好き…

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花がふってくる 【ダリア通販限定特典・書下ろし小説掲載小冊子】 グッズ

無題

本編で、攻めと婚約していたのに、
親に紹介する直前に振られた元カノが、
共通の同僚とめでたくゴールインし、2人の元に結婚式の招待状が届く。
2人は幼なじみで、まるで親子の様に密接した特殊な関係で、
その受けへの長年の気持ちを、攻めが恋だと自覚してから、
彼女をちゃんと振ったので、NTRや不倫と言う事では無いのだけど、
彼女から恋人を奪ったという負い目がある受けを、
攻めが優しく諭す話…

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アイソポスのひそかごと 小説

崎谷はるひ  穂波ゆきね 

イタリア貴族とのロマンスすぎないロマンス

イタリア人貴族×日本人大学生という組み合わせは、日本人同士が多い崎谷作品ではあまり見られないのではないかなと思います。
天涯孤独になってしまった主人公・真次が、ひょんなことから現実ではまず起こり得ない不運に巻き込まれ、金髪碧眼を持つイタリア人の美丈夫と出逢う…
と、約380Pと分厚めの今作ですが、描かれているものは王道のロマンス小説といった雰囲気です。
以下、大きなネタバレはなしのレビューと…

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花がふってくる 小説

崎谷はるひ  今市子 

美しい情景

淡い色彩の今市子先生の絵が、静謐なお話の雰囲気にぴったりでした。

涼嗣の壊れっぷりが、いいですね。
一見完璧な男なのに、人としての大切な部分が欠けているんですよ。
それを、秋祐視点で読者は知るんですね。
好きな相手というフィルターを通しているからこその、掴めなさ、もどかしさがこんなにもじわじわと実感できるなんて…。

秋祐は、甘やかされている割には強かで、ちゃんと「自分」を持ってい…

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