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2/4(合計:33件)
矢城慧兎 ヤスヒロ
ちろこ
ネタバレ
"迦陵頻伽"……なにそれ? …って言うのがタイトルを見たときの感想。 今まで聞いたことない言葉と字面にひよったものの、期待したのは中華ファンタジーで漢字四文字だったからです。『天官◯福』や『魔道◯師』など……名作揃いなこともあって、非常に単純な思考ですが、面白そうと思ったのが購入のキッカケです^ ^ さてさて。 迦陵頻伽の意味を調べてみますと、迦陵頻伽とは美しい声を持つ想像上の生き物の…
桜部さく ヤスヒロ
碧雲
「悪役を描き切りたかった」とあとがきにあったけど、 悪役暴君は偽装α 冷酷非道にバサバサ斬りまくり、暗殺を恐れながら恐怖統治を行う人。 そうなった切っ掛けは、愛する妻子を暗殺されたから。 ・・と、読み終わったら、「根っからの悪党は誰も居ない」という展開だった。 シキ国の王子、ユーハンが闘い続けて暴君を倒したのは、たった一人の為。 略奪され寵姫にされた恋人を取り戻したい。 ・・…
寺崎昴 ヤスヒロ
こひしゅが
最初から最後までほっこり。 しっかりDom/Subユニバースという訳じゃない(もうひとつの性別〜とかサブドロップ〜みたいなややこしいワードはない)から、「domsubならよく分からないしやめとこうかな……」って人でも気軽に読める。 マイナスな感情・感想は特にない平和な話だった。 (邪龍、悪魔扱いするあと男には少しだけモヤっとしたけど) エピローグの痴話喧嘩が可愛すぎる。民の「雷雨だ…
てんてん
本品は『一心恋情~皇帝の番と秘密の子~』の フェア店特典ペーパーです。 本編幕間、即位式が迫ってきた頃のお話です。 公式にユーハンの家族となったリキョウとリュウハンは 皇帝の居殿に引っ越します。 リュウハンはユーハンが実の父親だと知ったばかりで 己が未来の皇帝という自覚はまだありませんが 肝が据わっていて周囲の状況が変わっても 無邪気な過ごしています。 今日も戻っ…
kurinn
いつも読み応えある作品を書かれる桜部さく先生ですが、今作も期待通り凄く面白かったです。 今回はアジアを舞台としたオメガバでしたが、東方の小国であるシキでは物語に書いてあるような伝説級の存在なので、周りに存在しなければ誰もに知識が無いんです。 なのでリキュウに初めての発情期が訪れて、ユーハンと初めて結ばれた時も2人は何が起きたか分かっていません。 ここまでの王子ユーハンと城外に住む…
今回はシキ国の王子と門外の書記の息子のお話です。 庶民出の受様が攻様の伴侶となるまで。 この世界で革命を成し遂げるのは いつも豪傑の性である阿性と言われています。 そのため阿性と番うと子をなせるといわれる色性は 珍重されると言われますが、身近にいない民にとって その存在は噂の域を出ることはありません。 小国シキの町役所の書記の息子として生まれた受様は 父のような書記…
中華寄りのアジア系オメガバース作品です。 アルファは「阿性」、オメガは「色性」と呼ばれています。 オメガバースと言っても、その色合いはあまり濃くないです。"妊娠できる男性がいるんだってよ"みたいな、バース性に対する伝承性や神秘性が強い印象でした。 アルファである阿性、オメガである色性は出てくるものの、ベータに該当する呼称は出てきませんでした。 あらすじを簡単に触れますと。 シキ国…
本品は『孤独な神竜は黒の癒し手を番に迎える』の フェア店特典ペーパーです。 本編幕間、アクラキャビクの騒動から数日後のお話です。 バラウルがクロウを取り戻すために アクラキャビクでひと暴れてしてから数日が経ちます。 クロウは少なくなってきた食材を眺めながら しばらくはアクラキャビクに行けそうもないな と対策を考えていると バラウルはこともなげに そろそろ買い出しに…
今回はイオナド山の神竜と生贄に選ばれた青年のお話です。 生贄であった受様が攻様の隣で幸せを掴むまでの本編と 攻視点での後日談を収録。 霊脈イオナドの麓のガルズ村は村人の多くが銀髪青眼で、 霊脈の恩恵により誰もが3才を過ぎれば 魔法が使えるようになります。 ところが受様は村人の両親から生まれるも 黒髪黒眼で3才になっても魔法が仕えず 村人から凶兆、呪われた子と呼ばれるの…
変化球ついたDom・Sub作品。面白かったです。 オリジナル性があったのに難しく無くて読みやすくてスルッと読めたのが嬉しかったです。オメガバのような運命の番要素もあり、2度美味しい感じでした^ ^ Dom・Subというと、支配と従属がワンセットなのはお馴染み。それが番となる相手のみに有効となる関係で…というのが、このストーリーの要になっています。 神竜バラウルと癒しの力を持つクロウは、ク…