total review:278319today:35
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
1/1(合計:7件)
七条楓華 岡舘いまり
こひしゅが
ネタバレ
舞台は、ギリ昭和(おそらく)ですが、そこまで取っ付き難い印象はない。昭和感ないので読みやすい。 メインカプ以外の登場人物 ドカン(攻と受の幼馴染男)、受の父、毒島(受の学生時代の先輩)、受の師匠みたいな人。 受けが風呂上がりにパンツ一丁で彷徨いていた所に攻めが、いい加減にしてくれ人の気も知らないで、と痺れを切らし、続けて「お前のこと友達だなんて思えないんだ」と言い放つ。 …
無理薫 岡舘いまり
renachi
寂し気なプロローグから始まる、静かな作品。読みづらい導入部に不安を覚えるが、ラストに向かうにつれどんどん引き込まれていった。切なさ・苦しさ・不安とともに、最後までドキドキさせてくれる。読後の余韻もとても良かった。 スランプ中の映画監督太一と、人生スランプな環のお話。太一は自主的に休暇を取り、小さな町に帰省する。その町の大金持ちの息子が環で、田舎という舞台設定が絶妙な窮屈さを演出し、厄介なドラ…
ひみた
合う色より、好きな色で選んでいるのが、どこかちぐはぐでいじらしい。 中編ですが読み応えありました。 全体の半分にきても男同士や環境に悩んだりしていて、そういったものを久しぶりに読んだので良かった。悩んでいるのが長かった分キスシーンが滾った。 1ページ目から脱字でびっくりしたけど… 太一の長年の製作の原動力が父だったり、環との再会のきっかけだったりがドラマティックになり過ぎず、でも人…
鳥藍
昭和レトロ? 怪異があって除霊するとか調伏するとか陰陽師とかそんなジャンル、タイトルにもなってる「祓魔師」ですね 幼なじみ再会、両片想いモノです。 共に霊感がある攻め(諒)と受け(正道) 攻め(諒)は元々怪異怖いってタイプで 受け(正道)(祓魔師)は体に怪異が憑いてたりしてます(余命何年っていわれたり、不憫要素かな) ●一度すれ違い離れてた過去あり 攻め(諒)…
コモさすけ
主人公が映画監督だからという訳ではないだろうが、一編の映画みたいでした。 多分これこのまま映画に出来ると思うな。映像がすごく浮かびました。でもBL映画じゃなくて、一般の映画で同性愛が出てくるという感じになる気がする。 人物の内面描写と肉付けがめちゃくちゃ上手い。キャラが生きてる、を越えて、太一と環がそこにいました。 多分本編に書いていない小さいエピソードや人物設定がもっと沢山あるのではな…
碧雲
Amazon unlimited 書きなれていると思ったら、「森かおる」名義で受賞歴ある作家だった。 ★「攻の顔が好きすぎて逃げまくる受と追っかける攻の攻防」 ★「うまくいきそうにない二人がど田舎で出会い 閉鎖的な環境を抜け出したくてもがく話 ⚠️攻め視点⚠️ 」 ・・の著者自身による説明を読み、読んでみた。 著者初めての長編。「読後感を大事に書いた」のだそう。 長編とい…
おぶもいもい
映画監督の太一はこのところスランプ気味で もがくほどにハマっていく沼のごとく、そこから抜け出せずにいた。 思い切って2ヶ月間の休養を取ることに決め 処女作データを回収するため帰省した太一が地元で出会った、掴みどころがなくどこか不思議な雰囲気を持つ青年・環とのお話。 太一の地元「みさき町」は、かつての思い出を探すことさえ難しいほど再開発が進み、亡き父とよく通った映画館もパン屋もなくなって…