井ノ宮みやさんのレビュー一覧

未熟なサイダー コミック

井ノ宮みや 

落ち着いたカップル

高校生のお話なんだけど、わりと落ち着きのあるカップルで、大人BL好きな方にも受け入れられるんじゃないかと思いました。

未熟…確かに未熟なんだけど、子供っぽいということではないです。一生懸命だからこその葛藤とか、理解者を得て成長できるところとか、ストーリーにも深みがありました。

えっちなシーンも何だろうね、落ち着いてるのよ。それが逆にエロい(笑)受けの家庭環境とか性格もあるんだろうけど、…

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未熟なサイダー コミック

井ノ宮みや 

爽やか

仲良くなりたいとグイグイくるのを、そっけなくあしらって
キスで試すようなことをして、そのまま抜き合いっこ!!
爽やか~な始まりから不敵な雰囲気♪と思いきや
やっぱり爽やか路線!流され戸惑う榎並が可愛い。
けど、好きを自覚してないのに、何回もキスする晃って…
無自覚と思えば可愛いんですけど!!!

なぜ野球部を止めたのか…という話は青春の苦しさがあって切ない!!
すごく胸にくるエピな…

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夜明けに手をつなぐには コミック

井ノ宮みや 

夜明けに手をつなぎ、ひかりのほうへ

空気感、印象に残る心に寄り添う背景の美しさ…めちゃめちゃエモかった。違う意味で家族との縁が薄い二人が出会い、かけがえのないパートナーを得る…
人との関係性が希薄な夜舟が、広い世界からたった一人のひかりをみつけ、夜明けを迎えたシーンはとても印象深く美しかった。そして『世界中を訪れて広い世界を自分の目で見てみたい』と思っていた沙樹の世界が夜舟によって連れ出され、広がっていき、最終話を迎えたときの、彼…

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夜明けに手をつなぐには コミック

井ノ宮みや 

広い世界に一歩踏み出す大きな恋

【夜の街で、薄暗いライトに照らされたあの子だけが眩しく見えた(夜舟)】

エロス度★★★

おやおや、夜の街で見つけた輝ける星と恋に落ちるとはロマンチックで素敵ですね。

夜舟と沙樹が紡ぐ両片想いの恋模様が初々しさやもどかしさを感じられるのがたまらなく、大事な人を作る気が無かった夜舟にとって沙樹が誰にも渡したくないくらい愛おしい存在になったり、沙樹も夜舟と過ごす特別な時間の中で少しずつ…

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夜明けに手をつなぐには コミック

井ノ宮みや 

空気感に惹かれる

偶然の出会いから始まっていくふたりの関係を描いたお話でした。

夜舟はその経歴からすごく有能なのは伝わったけれども、最初からノリがめちゃくちゃ軽かったのでなんか胡散臭そう…と、思ってしまったのですが(笑)
見えているその表面部分には本当に嘘がなくて、色々なことにただ真っ直ぐな人なのがわかってくるとだいぶ印象は変わりました。
その姿を複雑だった家庭環境が作ったのかと思うと切なくなったのですが…

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夜明けに手をつなぐには コミック

井ノ宮みや 

まさに夜明けの情景が拡がっているような作品でした。

まず目を惹くのは、美しい夜明けの背景に笑顔で見つめ合う二人のお表紙。


本文も背景がとても美しく、ワケあり大学生同士の運命的な恋を、より臨場感溢れる場面として、かたちどっておりました。

そんな主役の2人。

舞台は、入院していた祖母の代わりに大学生2年の紗樹(受け)がカウンターに立つ、喫茶店件バー。

そこへ偶然訪れたのは、同じ大学の同じ学部の4年で、すでに起業している夜舟(…

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臆病者に花束を コミック

井ノ宮みや 

【この境界線を一歩踏み越えるのがずっとずっと怖かった。…ああ、それでもやっぱり、そばに居たい…(馨)


エロス度★★★★

皓一と馨が紡ぐ恋物語、開幕♡

天才ピアニストと大学生、住む世界が違った2人が偶然のきっかけで【友達】となり、お互いを変えるほどの恋に落ちる繊細な描写がとても刺さりました(๑•̀ㅂ•́)و✧

他人に興味がなかった皓一にとって馨だけが特別だったり、ゲイの性指向を偽って生きてきた馨が勇気をだして一歩踏み出すのが尊く、2人が愛し合う場面は短いながらもえっちさがハンパ…

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未熟なサイダー コミック

井ノ宮みや 

試し読みに惹かれて

試し読みで祐が自販機で当たった飲み物を晃にあげるシーンに惹かれて読み始めました。

一匹狼の晃を世話好きな祐が構って徐々に恋心が芽生えていく爽やかな青春BLかと思ったのですが、早々に抜き合う展開になったので驚きました。
キスも素股もした後でようやく晃が裕を好きだと自覚しますが、好きだと自覚しないまま素股までする手の早さは好みではなかったです。

祐から晃を避け始めたのに晃が何も話してくれ…

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臆病者に花束を コミック

井ノ宮みや 

表紙のままのイメージ

表紙のままのイメージの優しい作品です。

ピアニストで作曲家な音大生と、花屋でアルバイトをする大学生。偶然出逢った二人が、少しずつ近づいていき、恋になる話。

他者にあまり興味を持てなかった墨染と、ゲイであることを悟られないために本当の気持ちを隠してきた馨。お互いに初めて心を通わせる相手に出逢う、というストーリーはすごく美しいんですが、お互いである理由があったのか、、そのあたりがしっくり来…

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未熟なサイダー コミック

井ノ宮みや 

キラキラ眩しい

進級して同じクラスになり、出席番号順に並んだ席で前後だった鵜飼と榎並。
身長の大きい鵜飼が前の席だと黒板が見えなかったため、席の交換をしてもらったことから話すようになったけれどすんなり友達にはなれず…
誰とも馴れ合わない鵜飼と仲良くなりたくて、榎並が一方的に追いかけるようなところから始まるお話でした。

肩の故障をキッカケに野球を辞め、それ以来周りと距離を置くようになっていた鵜飼。そんな彼…

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