砂原糖子さんのレビュー一覧

言ノ葉ノ使い 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

シリーズ3作目

丸ごと一冊がひとつのストーリー入り。

こちらの作品、シリーズ3作目ではありますが
これだけ読んでも問題ないですね。
ただ、少しは前作と絡んでいるので、読んでいた方が、
より楽しめる内容となっているかと思います。

今回は極道サンが責めとして出てきます。
ただ、極道モノがニガテな方でも、そんなに問題なく読めるんじゃないでしょうか。
ちょっと血が出てくるところなんかもありますが、

3

言ノ葉ノ世界 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

言ノ葉シリーズ2作目

まるごと一冊がひとつのストーリー入り。

「言ノ葉シリーズ」の2作目。
ですが、1作目を読んでいないと全く意味が解らないという事ではありません。
作家さんも、スピンオフとおっしゃっていて、これだけ読んでもOKですね。

こちらの作品にも、前の作品にもそうですが、
全身が「善」で出来ているような人が出てきます。
こんな人、世の中にいるんだろうか?と思いながら読んでました。
でもそれ…

3

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

自分に置き換えつつ読んでみる…

まるごと一冊がひとつのストーリー。

突然人の声が聞こえるようになったら・・・
自分も確実に余村さんのように、ひきこもるでしょうねぇ。
「悪」な部分を持っていない「善」だけの人なんて、
そうそう居ないでしょうし。
そうなれば、道歩くだけでも毒されて気分悪くなりそう。
道歩くだけなら、知らない人だから・・・と我慢できたとしても
職場なんかもう絶対耐えられないだろうな~と思ってしまう。…

2

「言ノ葉ノ使い」ディアプラス文庫フェア2014書き下ろしSSカード グッズ

イラストが綺麗です

ディアプラス文庫フェアのSSカード。
表面はオリジナル(?)のカラーイラストで、カンナとガクトが仲良く寄り添ってる絵柄です。
周囲に飛んでる風船と淡い水色の背景が、やわらかい雰囲気でお気に入りです。

裏面は本編後日談。
内容はカンナとガクタの電車の中でのひとコマ。
ふたりで電車に乗っていた時、カンナは車内でガクタに一目惚れしたような女の子の心の声に、気が気ではなくなってしまいます。

1

「言ノ葉ノ使い」出版社特製書き下ろしペーパー グッズ

不器用なカンナ

出版社特典のSSペーパーです。
片面印刷、本編後日談となってました。

ふたりが住むアパートの、曲がっている風見鶏を直すお話です。
仕事がまだ見つからない時、ガクタがペンキの剥がれたアパートの壁を塗り直してくれたんですが、そうなると今度は曲がっていた風見鶏も直したい、と午前中から金槌の音を響かせて修理を試みるカンナ。

響き渡る妙な金槌の音に目が覚めて起き出したガクタは、カンナの作って…

0

言ノ葉ノ使い 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

やっぱり一作目の勢いには負けます

言ノ葉シリーズ三作目。
私は一作目が大好きなのですが、二作目も中々に萌えました。
で、ここにきての三作目は、母親も聞こえる側だったサラブレットな健気受です。
相手は心をからっぽにしてることの多い、寡黙なヤクザ攻。

正直なところ、萌えたかというとそうでもなく。
でも楽しくなかったかといえばそうでもなく。
読み物としては面白かったのですが、脇役のシュウとカズヨの方が気になってしまい、本…

2

恋煩い 小説

砂原糖子  志水ゆき 

182センチ×180センチ

アパートの管理人×会社社長、年下攻め。
立ち退かせたいボロアパートの一室を、偵察のため借りた不動産会社の社長受け。部屋の壁に穴が空いていたのでなんとなく覗いたところ、隣に住む管理人の男が自慰に励んでいた。バイである受けは、初恋の相手に似た風貌の男に興味と奇妙な劣情を抱くようになり…という展開です。

壁穴覗きもの…AVか! と思いつつ読んでいたのですが、あんまり壁穴はメインじゃなかったです。…

10

恋煩い 小説

砂原糖子  志水ゆき 

胸がほんわか

久々に、受け攻め両方が好きな作品に出会いました。
アパートを買収しようと目論む社長・槻島とアパートの管理人・永沼。
あらすじを見た限りでは社長が攻め要因かと思っていたのですが、まさかの裏切り。
けれどその裏切りがとてもベストな方に働き、よりこのお話が大好きになりました。

横柄で口が悪い槻島だけど、嫌いになれない。
それは槻島の弱さや優しさが要所にあらわれているから。
『敬也 3ヵ月…

10

恋煩い 小説

砂原糖子  志水ゆき 

悪ぶる受けが憎めない

ほんの一部を除き、全編受け視点です。
受けが悪ぶってるのですが、それが全然キマってないし、横柄だし、憎めなくて可愛いんですよ。
二歳下の攻めがかっこいい!
受けがやることなすこと面白くて、私は笑いながら読みました。
笑ったシーンとして以下に。
槻島(受)が電柱の陰に隠れて、永沼(攻)にバレてないと思いきや声をかけられたり。永沼と一緒に歩道を歩いてるとき、男らしさを誇示するためにわざわざ車…

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恋煩い 小説

砂原糖子  志水ゆき 

壁穴からのぞくやつ

雑誌で一読してますが、楽しく読みました。

壁穴から隣の部屋の住人のオナニーを覗いている割には、変態なお話ではありません。先生のお話の中では、ちょうど中間な感じ。すごくシリアスではないし、ぶっ飛んだ設定でもない。

主人公は尊大な態度を取っている風ではあるけれど、根からの嫌な人ではないので、読んでいて不快になることはありませんでした。この人、攻なの? でもなんだか可愛いし受かな? と思った…

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