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砂原糖子 高久尚子
picipanda
ネタバレ
性格悪い攻めが好きな私にとってほんとに大好きな1冊です! 受けの多和田はで健気で初心なうえにとっても美人で読んでてかわいくてかわいくて。 攻めはあんまり人の気持ちを考えない正直どうしようもない男。今回も多和田の気持ちを逆手にとってゲイと偽って仕事のために思わせぶりな態度をとります。 騙されてる多和田が不憫で不憫で。自分のプライドのために、わざと多和田が傷つくようなことを言ったりするし、多…
砂原糖子 円陣闇丸
薄雲
大好物の年の差もの。そして年下攻め。 砂原さんのデビュー作だそうですが、面白かったです。 特に目新しい感じもなく、些細な日常をひたすら繰り返すという手法ですが、それゆえに緻密な心理描写に作品世界に惹き込まれる。 同じありがち設定でも、心の揺れ動きで差が出るというか、個性が出るもんだなぁ……と。 年の差にぐるぐる悩んだり、諦め癖がついてる受の懊悩もいいですが、対照的な攻の底抜けな明るさも…
砂原糖子 志水ゆき
snowblack
シリアス‥‥かと思って読み始めていたのだけれど、 そこはかとなくコメディテイストで、志水さんの挿絵もよくあっていて まとまりよく気持ち良く読める作品だった。 双方180cm越えの男同士、というのがいい。 ボロアパートの管理人で本職は料理人の永沼と ワガママ毒舌な若き会社社長の槻島。 ボロアパート買収の為……に部屋を借りて 見つけた壁穴から覗いてしまった男の自慰。 という…
砂原糖子 麻々原絵里依
muccu
幼馴染の惣一と有貴のお話。 幼い時は体も弱く、家も貧しかったためにおとなしかった有貴だったが、自分を守るために計算高いしたたかな人間に。 一方の惣一は、幼いころから変わらず素直でバカ正直。 そんな二人だからいつしか立場が逆転し、惣一は有貴に振り回されまくります。 何かずごいって有貴の減らず口。 そんな言い方しなくてもいいのに~と言いたくなるほど、口を開けば嫌味ばかりで素直じゃない。 …
砂原糖子 陵クミコ
こぐーまん
いつまでも子どものままの睦と、どんどん大人になって変わっていく来栖の長い長い、恋の話です。ずっとずっと、相手のことが好きなのは二人同じ。でも、周囲への影響など思い至れない睦はただただ素直に気持ちをあらわすのに、大人になっていく来栖は色々考えすぎて遠回りばかり。成長することの残酷さを、取り残されていく睦とともに感じます。睦の子どものような純粋さに何度も泣きました。悲しい話じゃないところでも、なぜだか…
ロイス
長谷部修一×余村和明のリーマンものです。「言ノ葉便り」購入特典のショートストーリーとなっています。 果奈が結婚した後で、余村が本格的に長谷部の家に住む前の話となっています。 簡単に説明すれば、ただ長谷部と余村がメールをしているだけの話なんですけど、すっごい萌えました!! なんじゃこれwwって感じです。余村がめっちゃ可愛いんですよ!! 余村と長谷部が次の日が休みということで余村が長谷…
はるのさくら
家庭環境のせいで、人の愛情というものが信じられず、というか信じたり求めたりするのが怖い受けの敬也。 読み始めてすぐは、強引で傲慢で口が悪くて抱きたい派だしで、ホントにこっちが受け??てな気持ちになりました。 対する攻めは、真面目でまっすぐで人当たりのいい寛泰。 穏やかだけど男っぽくて、無理強いはしないけど折れない。 読み進めるにつれ、敬也のすること言うことがいちいちかわいくて。 …
砂原糖子 三池ろむこ
長谷部修一×余村和明のリーマンものです。 「言ノ葉の花」の続編となっています。前作では、ある日突然余村が人の心が読めるという特殊能力を持っていました。 でも、聞こえるなりにどうにか生活していて、長谷部といい感じになっていたところ、これまたある日突然、心の声が聞こえなくなったりで そりゃあもうウダウダ・ウジウジしてて長谷部と紆余曲折あった後の話となります。 前作でも個人的には「余村めんどくせ…
砂原糖子 金ひかる
よんよん
テーマは人でなしの恋。 自分だけ安全な場所にいて相手をだます…。 人でなし とだけ聞くと、とてもひどいことを想像してしまいますが 相手をだます……それも臆病さゆえにと聞くと まあ、ありかなぁと。 香島の姑息さが目につきましたが、友村の自虐っぷりも度を越していて。 なんとなく似た者同士だなぁと思いました。 女装という設定が特殊な印象です。 ただ、そこまでこだわりがある感…
FlozenLychee
心の声が聞けたら‥誰でも一度は願ったことがあるはず。 でも、もし、本当に叶ったら? よっぽどの楽観主義者でない限り、その後の悲劇は想像できますよね。 余村(受様)はそれを彼女のプロポーズの翌日に体験してしまう。 しかも「もういいよっ!」って思っても悪夢は終わらない。 ‥怖ろしい もしも、本当に我が身におこったなら‥ 絶望のあまり、自ら命を絶っているかもしれない。 でも、同僚…