砂原糖子さんのレビュー一覧

Chara Collection 2012 グッズ

番外編が愛おしい

商業作品の番外編がぎゅっと詰まっています。
いくつかご紹介しますと…

円陣闇丸「Voice or Noise」番外編「好きな人がいる幸せ」
振一郎が格好良かったです!きっと一生俺のモンだから、ってセリフに悶えました。私は本編未読だったのですが、すぐさま購入リストに入れるほどの勢いのある6ページでした。

草間さかえ「夜更けに花降る」番外編「小夜啼鳥の夜」
コミック「明け方に止む雨」…

0

純情アイランド 小説

砂原糖子  夏目イサク 

かなりの天然受けだけど可愛い☆

砂原先生の作品は、いつも好んでよく読んでいます。
その中でも、とても好きな作品で何回も読みました。レビューします。

崎浜港平 硬派なんだけどヘタレ攻め×比名瀬稜 超天然の金持ち坊ちゃんのお話になります。受けの比名瀬は小学生の頃から崎浜の事が大好きで一途に慕っています。変わり者の比名瀬を、仕方なく世話を焼いていた崎浜ですが、だんだん可愛く思えてきてしまいなお話。
砂原先生の登場人物は変わっ…

2

恋のつづき 恋のはなし2 小説

砂原糖子  高久尚子 

悪い男に入れあげてボロボロになるオンナの図式

恋のはなしのつづきです。

新山が多和田にぞっこんで一筋らしいことは良くわかりましたが、まだまだ二人の間に緊張感や遠慮があって初々しいです。

でも、 新山がゲイじゃないのに自分に付き合ってくれているという負い目がある多和田と、遠慮し過ぎる多和田がベッド以外ではあまり本心や恋情を見せてくれないことをじれったく思う様子がいじらしいです。

嘘はいけませんよ。
ちっちゃな嘘や隠し事でもバ…

8

恋のはなし 小説

砂原糖子  高久尚子 

自己中で傲慢な脚本家(ノンケ) × 恋に臆病なホテルバンケットマネージャ(ゲイ)

脚本家の新山(攻め)がやなヤツなんですよ。
恋人にも友人にもしたくないタイプ。
人の気持ちを思いやるとか人の心の痛みなどに考えたこともない自分大好き人間。
自分の快楽や都合ために他人を利用したり傷つけても平気な傲慢な男です。

受けの多和田はその全く逆のタイプ。
優しくて傷つきやすい繊細な人。
そしてそのため他者の気持ちを思いやり過ぎて、臆病で引いてしまうことで深い付き合いができない…

7

リバーサイドベイビーズ 小説

砂原糖子  雨隠ギド 

高校生同士の喧嘩上等カップル

訳あって、ホームレスが集まる河川敷の小屋に住んでいる高校生の三丈(受け)。腕っぷしの強い彼は、悪友の多真上(攻め)とふたり、ホームレスたちの用心棒のようなことをしている。ある日、キャバクラのバイトは時給がいいことを知り、ふたりして女装で面接に臨んだところ、180センチ台後半の多真上は門前払いだったが、中性的な美貌の三丈は採用される。しかし、贔屓の客までついて、花束やプレゼントを貢がれるようになった…

7

リバーサイドベイビーズ 小説

砂原糖子  雨隠ギド 

ヤンキーの面白すぎる生態

訳あって河川敷の小屋に住む高校生・三丈(受け)と、中学からの悪友・多真上(攻め)は、喧嘩では負けなしのヤンキー二人組。
いつも一緒につるんでいた二人だが、三丈が女装しキャバクラでバイトを始めて以来、多真上の様子がおかしくなり…。

いくら稼げるからと言って、なぜよりによってキャバ嬢になろうと思ったのか?とか、ツッコんだら負け。
底抜けにバカで単純でやりたい放題のヤンキー二人が面白すぎ&愛し…

13

恋じゃないみたい ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

翻弄される年下くん

愛しの雪野先輩は、いろいろツッコミ所満載なギャップの玉手箱みたいな人で、料理は出来でも掃除は苦手。
実家のお下がりでもらってきたオーブンレンジで、二人で仲良く作ったグラタンを、さあこれから焼こうという段になって、取扱説明書を捨ててしまったからオーブン機能の使い方がよく判らないって…!
それでも、優のうろ覚えの記憶をたどって、なんとか完成させたグラタンでいちゃいちゃしながらの夕食タイム。
いろ…

1

恋愛できない仕事なんです 小説

砂原糖子  北上れん 

大好きな作品

レビューのために再読。
『恋愛できない仕事なんです』とその後の二人を描いた『キスさえできない仕事なんです』が収録されています。

今まで読んだ砂原作品の中で一番好きかも。
よくあるバディものなのですが、なんかこの作品は特別好き。
どこが他の作品と違うのかな。

うーん。
二人の距離感が好きなのかも。
イチャイチャしたいけどできない感じ?

そうか、それだ。

受けの本名の…

4

ロマンスの演じかた 小説

砂原糖子  麻々原絵里依 

こじらせ系

砂原糖子さんの2015年の作品!男子高校生モノ!と思って読むと期待外れになるかもしれません。私は残念ながらそう感じました。2003年の作品に加筆修正されたもの+後日談にあたる書き下ろしと知って少々納得しましたが、評価は「中立」です。

受の有佐は、鈍感ワンコな惣一へのアプローチを間違ってしまったがために十数年にわたって恋心を拗らせてしまっています。遠回しにあれこれ細工するものの全く気づかない惣…

2

ファンタスマゴリアの夜 小説

砂原糖子  梨とりこ 

まさにタイトルどおり

走馬灯か!ナルホドナ(*・∀・)な一冊。
お話自体がまるで走馬灯を見ているかのような作品でしたね。
現在から過去。それから今に至るまでの流れ。
そして現在に戻る。
艶が見た走馬灯を読まされているかのような作品でした。

小さいころに出会った永見とのお話。
一人だった自分と一人だった永見。
お互いを埋めあうように一緒にいて、
好きだと告白されたのもうれしかった。
でも唯一間違った…

2
PAGE TOP