砂原糖子さんのレビュー一覧

心を半分残したままでいる(1) 小説

砂原糖子  葛西リカコ 

読む前にコーヒーを用意して!

できたら喫茶店でまったり読みたい作品でした。

受の静良井くん、ドジっ子過ぎます~。何回転んで頭うってるんでしょう・・・( ;∀;)
いや、作品自体はシリアスなんですけど、ドジっ子ぶりにちょっとツボってしまいました( *´艸`)

3ヵ月連続刊行の1巻目。
語り口は静かだけど主人公が記憶喪失者ということもあり、謎な部分が気になりぐいぐい引き込まれていきます。
色々気になる伏線や状況も…

8

心を半分残したままでいる(1) 小説

砂原糖子  葛西リカコ 

珈琲のような苦みもある話

タイトルが素敵だと思います。
表紙はきれいな男性達が割と写実的なのに、コーヒー豆が踊っていて不思議な印象です。
こんなイケメン2人に会えるのなら、私はこの喫茶店に行ってみたいです。
3カ月連続刊行の小説なので、私にはとてもレビューが難しいです。

静良井真文(しずらい・まさふみ)には過去の記憶が1年半前からしかなく、それ以前のことはわかりません。
記憶喪失で、家族もいないらしくアパート…

10

心を半分残したままでいる(1) 小説

砂原糖子  葛西リカコ 

とにかく面白い。

雑誌『小説Dear+』で何話か読んでいて、1冊にまとまったら買おうと思っていた1冊。

が、なんてこった…!
1冊完結ではありません。

でも、めっちゃ面白い…!
BLという観点から読んでも、謎解きという面から読んでも、とにかく圧倒的な面白さ。「記憶喪失もの」はよくあれど、斬新な切り口で紡がれていくストーリーに初っ端から引き込まれました。

「全生活史健忘症」という病を抱える静良井…

11

心を半分残したままでいる(1) 小説

砂原糖子  葛西リカコ 

切なさ全開

3ヶ月連続で刊行される長編の第1巻です。

全生活史健忘を患う静良井真文は、ちょっとしたきっかけで記憶を喪失してしまう。突然自分の顔にも馴染みがなく、年齢すらもわからなくなってしまう彼は、それまでの経験から身体に残っている反射的な自身の反応を頼りに、自分を探しながら生きていくしかない。

何度目かに記憶障害を起こした静良井が通いつめるようになった喫茶店「カナリー」は、彼の行動範囲内にある歩…

16

心を半分残したままでいる(1) 小説

砂原糖子  葛西リカコ 

続きが読みたくて辛抱たまらん!

何故か新書館刊行の小説は届くのが遅いのです。今回はディアプラス文庫でしたけれど、大好きなモノクローム文庫もそうなんだよね。でも、新書館さんの本はお気に入り率が高い事が多くて、ジレジレしながら発売を待った挙げ句、
……どうもこのお話は『ジレジレして次巻を待て』というコンセプトみたい。
「続きは来月、そして再来月を待て」なんて、どこまでいけずな企画!(笑)
でも、あとがきによれば、洋ドラに填った…

11

心を半分残したままでいる(1) 小説

砂原糖子  葛西リカコ 

人をその人たらしめるのは何なのか・・・?

こちら3ヶ月連続刊行の1冊目。記憶喪失ものです。
「記憶喪失ネタて、萌えるよね~」と軽~く読み始めたのですが、あまりの切なさにもう涙腺崩壊。
恐ろしい事に、これでまだ1巻目です。

内容的には序章と言った所で、まだまだこれから一波乱も二波乱もありそうなのです。
が、切なさと痛さがハンパない・・・!!

人を、その人たらしめるのは一体何なのか。
共に分かち合い、共有した時間。触れ合っ…

12

心を半分残したままでいる(1) 小説

砂原糖子  葛西リカコ 

大変だっ

砂原先生×リカコ先生でとても楽しみにしていた本。読み始めたらもう大変、止められなくて、今、ちょっとまってーっ状態です。まとまった時間がある時にお読みいただくことを推奨します。3か月連続刊行とのこと、寸止めは嫌よというお姐様は、3冊まとまってからの方がいいかもしれない。続きで神になると思うので、出し惜しみの萌2です。せつなさ満点、どうなるどうなる???と気になるタイプのお話が大好きな方にはオススメ、…

10

小説ディアプラス創刊50号記念「書き下ろしプチ文庫」 グッズ

後日談の甘さ堪能

本編の番外編15作品の小冊子です。

本編が未読だと「ふーん仲良しだね」だったんですが、本編を読んでから読むと、後日談の二人の甘さにジタバタしそうになりました。

私が一番印象に残ったのは、「溺れる人魚」の番外編「ひとりじめ人魚」です。反省したとはいえ、遊び人の桂(攻)に本編読了後もなんとなく不安を抱いていたのですが、眞生(受)にメロメロだという心中が分かり、ホッとしました。これ、これが欲…

0

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

やはり名作

ようやく読みました。
特殊な能力がキーポイントになり、恋愛が進んでいくお話です。

恋愛の流れが少し能力に頼り過ぎな部分はありましたが、面白く読めました。
特に大きなハプニングはなく、小さな日常が積み重なっていきます。
情緒のある感情が細かく描写されているので、恋愛中に起こる小さな痛みのようなものが切なく感じられました。

最後、能力がなくなってしまうのは残念でしたが、それがこのお話…

3

毎日カノン、日日カノン 小説

砂原糖子  小椋ムク 

大好き同士がすれ違いながらやっと結ばれるただただ甘い物語

プロポーズが家政婦の引き抜きと勘違いしたすれ違いから始まる初恋の成就までの甘いラブストーリーです。

攻めは名家で資産家 朱鷺川家の御曹司。
下々のものとはズレたところがあるけれど思いやりのある優しい主人です。

受けは可音 代々朱鷺川家の使用人を束ねる家の男の子。
厳しい祖父の教育にもめげず明るくおっとりとした天然さん。主人に仕えるのが幸せな19歳です。

大学を出て社会人になる…

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