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砂原糖子 葛西リカコ
ポッチ
ネタバレ
『心を半分残したままでいる』の2巻。1巻がめっちゃ面白かったので2巻の発売を心待ちにしていました。 内容はすでに書いてくださっているので感想を。 とにかく文章の構成力とか、展開の仕方がすごくお上手。 1巻だけでもググっと惹きつけられましたが、2巻を読むことで1巻の伏線を上手に回収している。1巻で違和感を感じたところが、2巻で解明されていきます。 2巻は二人の過去…
fandesu
「ここで過去回想かい!?」 と読み始めた瞬間に思ったのですが、案の定、あとがきで砂原さんが同じ事を書いていらっしゃいまして笑ってしまいました。 またしても見事に、作者の思惑にはまってしまった訳で。 本当に読者をのめり込ませるのがお上手だな、と思います。 冒頭に大きなネタバレ(過去回想であること)をやってしまった訳ですが、この巻で前巻にちりばめられていた多くの謎が解ける作りになっているも…
ぴれーね
「心を半分残したままでいる」第2巻です。 ある意味、ここから全然読めますが、1巻から読まれる事を強くおすすめしたい!! 何故なら1巻から順番に読み進める事で、構成の妙が際立つ作品だからです。 元々、ストーリーテラーとして定評を得ている作家さんだと思いますが、今作ではホント神懸かってると感じます。 張り巡らされた伏線に、読者に向けて巧妙に仕掛けられた罠。 今回、衛と真文の過去が語ら…
わきの
三ヶ月連続刊行との事で、全て揃ってから読もうと思ってたけど我慢できずに手を出してしまいました。 読後、うぅ…やっぱり続きが気になりすぎる…といった感想。 詳しくは先の方がレビューされてますので、思いつくままの感想で失礼します。 記憶喪失しやすい体質というのが本当にあるかとかは私は無知なため分かりませんが、主人公の静良井は今巻で分かる限り二度記憶を失ってます。 記憶が無いので、過去何があ…
marilyn
※ネタバレ感想なのでご注意下さい※ 中上と静良井が『M』を探し始めて二度目の食事。 あるイタリアンレストランでの出来事。 二人にとってとても穏やかで優しい時間だと感じられる掌編でした。 誕生日を祝うささやかな時間がこの先の事を思うととても切なくなります。 約束の時点で中上は静良井の誕生日を知ってるような記述があるのですが深読みし過ぎかな・・・。 故意とも偶然とも取れるのです…
カラフル
3カ月連続刊行という事で興味を持ち、1巻目を購入しました。テーマが記憶喪失ものという定番中の定番の素材であるので、この先生はどのように料理されるのかなーという気分で読み始めました。 主人公が記憶喪失を何回か繰り返すという持病を持ち、その都度にMという恋人がいるという設定が面白かったです。恋人二人とも主人公への想いの深さが感じられるので、とても切なかったです。 記憶を喪った主人公が…
できたら喫茶店でまったり読みたい作品でした。 受の静良井くん、ドジっ子過ぎます~。何回転んで頭うってるんでしょう・・・( ;∀;) いや、作品自体はシリアスなんですけど、ドジっ子ぶりにちょっとツボってしまいました( *´艸`) 3ヵ月連続刊行の1巻目。 語り口は静かだけど主人公が記憶喪失者ということもあり、謎な部分が気になりぐいぐい引き込まれていきます。 色々気になる伏線や状況も…
ちょこみん
タイトルが素敵だと思います。 表紙はきれいな男性達が割と写実的なのに、コーヒー豆が踊っていて不思議な印象です。 こんなイケメン2人に会えるのなら、私はこの喫茶店に行ってみたいです。 3カ月連続刊行の小説なので、私にはとてもレビューが難しいです。 静良井真文(しずらい・まさふみ)には過去の記憶が1年半前からしかなく、それ以前のことはわかりません。 記憶喪失で、家族もいないらしくアパート…
雑誌『小説Dear+』で何話か読んでいて、1冊にまとまったら買おうと思っていた1冊。 が、なんてこった…! 1冊完結ではありません。 でも、めっちゃ面白い…! BLという観点から読んでも、謎解きという面から読んでも、とにかく圧倒的な面白さ。「記憶喪失もの」はよくあれど、斬新な切り口で紡がれていくストーリーに初っ端から引き込まれました。 「全生活史健忘症」という病を抱える静良井…
窓月
3ヶ月連続で刊行される長編の第1巻です。 全生活史健忘を患う静良井真文は、ちょっとしたきっかけで記憶を喪失してしまう。突然自分の顔にも馴染みがなく、年齢すらもわからなくなってしまう彼は、それまでの経験から身体に残っている反射的な自身の反応を頼りに、自分を探しながら生きていくしかない。 何度目かに記憶障害を起こした静良井が通いつめるようになった喫茶店「カナリー」は、彼の行動範囲内にある歩…