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40/110(合計:1098件)
砂原糖子 志水ゆき
vine
攻めしかいない攻めキャラワールド。 二人とも一筋縄ではいかない性格で、口が悪い槻島にイラッとすることもあるのですが、お話が進んでくるとその理由が分かってきます。 お仕事描写がしっかりしているのでお仕事BLとしても楽しめます。 お話の展開は王道、でも恋愛が始まるスタートの部分が珍しくて面白いです。 あと絵師さんが素敵。 こんな絵も描かれるんだなぁと、いつもと違う感じに感動しました。…
砂原糖子 ヤマダサクラコ
fandesu
ネタバレ
電子書籍で読了。挿絵なし。 すみません。ガッツリネタバレします。 地雷と言うほどではありませんが、私はツンデレをあまり好みません。「駆け引きはいいから、素直になったらいいじゃないのぉ。人生は短いのよう」と思っちゃいます。 このお話の春巳はとんでもないツンデレです。おまけにやってることが『駆け引き』と言うより、自分のプライドを守ることだけに汲々としている子どもです。仙介を「ホモの童貞」と罵…
砂原糖子 夏目イサク
てるてるせぶん
夏目イサク先生のイラスト目当てに購入したものの、砂原先生だしストーリーも期待していたのですが…。残念ながら、今まで読んだ砂原先生の作品の中では一番面白くなかったです。 まず最初に、いくら全寮制とはいえ、あまりにも時代錯誤な男子校の風紀についていけず、更にその中で「お雛様」と生徒達に愛でられ自らもその立場に馴染みきっている受けに、攻め以上にドン引きし、最後に、他校の女生徒襲来で今まで崇め奉って…
砂原糖子 金ひかる
電子書籍で読了。挿絵なし。 電子書籍のリストを見ながら「あれ?砂原さんの昔の本で読んでいないやつがある」と何気なく購入したものなんですけれど、白坂と黒石がチラッと出て来るところで「あれ?この人達、なんか知ってるぞ」。 このお話『夜明けには好きと言って』のスピンオフだったんですね。好きな作品だったのに、読んだのがかなり昔だったのですっかり失念しておりました。いやー、呆けたものです。 もう1…
砂原糖子 梨とりこ
幼馴染みの再会もの。受けが貸金業ということで、893要素もあるのかなと思ってたけど、ギリギリ法的身分の会社で安心しました。 砂原先生は、自己評価の低いヤサグレ・こじらせ系受けの書き方が本当にお上手だと思います。辛い経験をして自分の殻に引き込もってしまった理由もわかるし、根っこのところでは希望を捨ててなくて、救われたいと思ってることが伝わるから、読んでてつい応援したくなります。 そんな受けか…
砂原糖子 三池ろむこ
もこ
すでにカプは出来上がってて、駆け落ちもの~と事前に聞いていたので わりと甘くてゆるーい展開の話なのかなと読み初め。 兄弟として田舎にやってきた二人の日常からスタート。 年下の攻を連れてきてしまった負い目。 好きだと思う気持ちと、帰してやらないとという気持ちと。 本当は嫌いだった過去からの生い立ちと~というところですね。 だいぶ受の方が大人なんだけど 攻の大きさがよくわかるお話…
人の心の声が聞こえる青年と表裏のない実直な青年のお話。 評価が高かったので、感動できるお話を期待して読みました。思わず涙するような激しい感情の揺さぶりはありませんでしたが、じわじわと優しさで心を満たされるような、そんなお話でした。結果的に、読めてよかったと思います。 聞きたくもないのに心の声が聞こえてしまう罪悪感と、好きな相手に心の声を聞かれてしまう不安、どちらが辛いのだろうと考えさせられまし…
宇宙(そら)
人の心が読める…一度は願った事がありますよね?!私もあります。 だから、感情移入がしやすかったのかな?と思います。とても読みやすい本でした❢ 後半(声が聴こえなくなったあと)は 解るような解かんないような…感じがするのですか…でも、そんな風になるのかもしれないですね。読み終わってなんだかホッとした1冊です。
電子書籍で読了。挿絵有り。 『名は体を表す』と言いますが、まさしく『全寮制男子校のお約束事(ただし、BL仕様)』がこれでもか、これでもかと出て来ます。その様式美にウットリするんじゃなくて、転校生の峰井くんと共に「ありえねー」と笑いながら読むわけですから、ある意味、リアル社会寄りのお話です。学園を取り囲む刑務所のような高い煉瓦造りの塀の中に、学園祭行事のためにお嬢様学校の女生徒が入ってくれば、…
電子書籍で読了。挿絵有り。志水さんのイラストの益荒男ぶりが素敵です。 最初に、槻島の仕事は『不動産会社』というより『都市プランナー』の方が近いと思います。読み始めの辺りでは「プランナーとしては考え方が古くない?」と思いましたが、ちゃんとそれもストーリーに絡んでいましたので、ご安心して読み進めください。 今まで砂原糖子さんのお話を読んで「あ、イマイチ」と思うことがありません。どこかで必ず…