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もりもより
pokatyan
ネタバレ
漫画っていうよりアート作品かなぁ。ほんとに素晴らしすぎますよ!しっかりと練り上げられた壮大なファンタジーストーリー、もう最低10巻くらいは続いて欲しいです。 リタの手作りの装飾の凝った花嫁衣装が美しく、ショートカットで小柄な彼に似合っています。人間と竜のハーフでいつも深刻そうな暗い表情のイグナート。雪深い山奥にある彼の洞窟で二人は暮らすようになります。 途中に村で薬屋をしている幼馴染のスヴ…
新米腐女子
優しく儚げな雰囲気の絵と心温まるストーリーがよく調和しているところが私的にどストライクでした!! 作品全体に「光と闇」の対比が散りばめられていて、そこもまた素敵、! 第3者視点というか2人の姿が引きで描かれているコマでは、目の見えない佳澄さん(受け)が明るい場所に立っていて目の見える千夏(攻め)が闇の中に立ってることが多いんですけど、佳澄さん視点のコマだと千夏が光側にいて、千夏視点のコマだ…
しぐれ西瓜
もりもより先生の二作目の作品になります。前作の「君の夜に触れる」での繊細で美しい絵は印象に残っている方がたくさんいらっしゃると思います。その美しい絵のまま、今作は雪山で孤独に暮らす竜と人間のハーフのイグナートと、竜の花嫁という体で口減らしを兼ねた生贄になったリタの物語です。 人外のイグナートは人型にもなれるし、全身鱗に覆われた竜にもなれます。普段は尾が着いた状態の人型をして過ごしているんです。竜…
ジン・ジャン
村のしきたりである「竜の花嫁」に自ら申し出て生贄となるリタ。それはただの伝説だと思っていたら、吹雪で死にかけていたリタを救ってくれたのは美しい竜の青年イグナートだった…。 居場所のない孤独な2人が共に過ごしながら心通わせていく様子に、読んでいるこちらの胸にも温かい火が灯る。 竜の姿も人型の時も凄まじく美しいイグナート、山奥の景色や夜空の壮大さ、リタの衣装のデザインの可愛らしさなど細部まで緻密に…
しらあえ
孤独な魂たちがそっと寄り添って、やっと温もりを感じ始めた1巻でした。 数年に一人の竜の生贄(男女は問わず)に選ばれた「リタ」と、雪山に住む竜「イグナード」。 それぞれが孤独で、自分以外の幸せは祈るけど、自分の幸せには無頓着と言うか、自分は幸せにならないと思っている節すらある。 こんな不器用だけど優しい二人は幸せになっておしまい!と思うわけです。 まだ1巻なのでこの先どうなるかわかりませんが…
jpeg
前作もそうですが、まず絵が本当に美しいです。 ストーリーとともに絵の美しさに息を呑みます。 その美しい絵からどんどんストーリーにのめり込み、感情移入し、いつの間にか泣きながら読み終えてしまいました。 イグナートとリタ、それぞれが抱えるトラウマの描写やそれを徐々に和らげていきつつかけがえのない存在になっていくのが読者として応援せずにはいられません。 続きがとても気になりますが、次巻までの楽し…
しなちくちく
先生のアワードランクインしたデビュー作「君の夜に触れる」は少し苦手な作品で…。 本作はどうかなと試し読みしたら、先生の繊細で美しい絵柄と、本格的なファンタジーが大変マッチしていて面白かったので読んでみました。 天涯孤独な少年リタは、20年に一度の竜への生贄の花嫁となり、雪山に向かう。そこで怪我をして竜のイグナートに助けられ、一緒に暮らすことになり…というお話。 「君の夜〜」はひ弱で不…
みなみ66
もりもより先生の描かれる繊細で美しい絵に感動しました。 とくにリタのキラキラした目が印象的で綺麗でした。 可愛らしい笑顔はもちろん、大きな瞳から溢れる涙も苦しみに耐える表情までもが美しいです。 そんなリタを近くで見ているイグナートも大きくてカッコよくて優しくて、少し寂しそうな影のあるところも味があってよかったです。 お話の流れも読みやすくて、イグナートとリタの距離が縮まるような…
みぃーみ
表紙の綺麗さに惹かれて購入しました 人外嫁入り…大好きなんですよね 先生の絵柄もあり世界観がとても綺麗で引き込まれました 村で呪いを受けた子として居場所がなく暮らしていたリタが竜の花嫁として雪山へいくと、人の姿をしたイグナートに拾われる 花嫁としてきたと知ったイグナートは必要ないというものの、怪我をしているリタを放っておけず面倒をみることに リタは自分の役割を捨てたくないとイグナート…
MOET子
作画の美麗さ繊細さが画面・紙面一杯に広がって一瞬で虜に、そしてこの世界に取り込まれます リタの花嫁衣裳のコートの質感やイグナートの鱗などこの世界にマッチしたデザインの全てが美しいです どのページ、どのコマも息遣いや温度が感じられそうな五感を刺激する作画で埋め尽くされています そして2人の内にある想いの切なさもまたとても美しく切なく映ります 精巧に作られた飴細工のようにキラキラしてい…