total review:279132today:84
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
40/85(合計:845件)
沙野風結子 高緒拾
M+M
ネタバレ
原作が沙野風結子先生というだけあって、主役二人だけでなくその友人も含めた4人の過去や現在の思いがもれなく書かれています。友人同士なんだけど、その情を利用しているとか。 誠実そうなのに嘘だらけの主人公が、自分から語ることがなかった吾形の一途な思いを知るにつれ変わっていく様が胸にグッときました。 そんな本編の後に、番外編漫画「引っ越しと丼とご挨拶」で友人二人の今後を思わせ、ショートストーリ…
あーちゃん2016
今年初めて応募してGETしました。A4サイズのカラー用紙(小説は黄緑で両面、コミックは薄黄色で片面)で折り無し、16枚びしっとラッピングされて送付されてくるものですから、迫力!そして全編楽しい、ニマニマ、幸せ!!以下、本編読んでいないものもあって、頼りない内容で申し訳ないですが。 小説の1,2とコミックの2が大好きでした!すいません、以下長いです。 1:「DEADLOCK」副題「How t…
沙野風結子 笠井あゆみ
雲絶間姫
本来ならプライベート中のプライベート、二人だけの秘め事であるはずのセックスシーンに第三者が介入する、というのは、さほど稀なことではありません。少なくとも沙野作品においては。 「狂犬と野獣」シリーズの靫真通クンなんて衆人環視プレイがしまいには快感になっちゃって「お前は本当に見られながらが好きだな」なんて言われてたし、「神の囲い人」じゃ「婚姻の証人」の大義名分の下にお友達カプ2組も参戦して堂…
沙野風結子 小山田あみ
chikichikibonbon
途中で思いっ切りネタバレしています。ご注意下さい! ーあの時キスしたの、覚えてる?ー 小山田あみさんの表紙イラストが素晴らしく美しい この作品には、スルメみたいなところがありました。 初読み時には分からなかった・気づけなかった文章表現や描写の意味が 重みを持って心を打ってきたのは、再読している最中でした。 沙野さんらしさのある細やかで意味深な描写の数々に ハッとさせられ、…
chikakumaco
ロマンティックなタイトルに魅かれて。 その月は、冷たいのだろうか。昼間に見上げた白い月なのか。輪郭が甘い朧なものなのか。 タイトルの意味はラスト周辺に明かされる。それは私の想像していた様な「白い月」でない事を知る。 父が事故死した時期周辺の記憶を失くした恵多は、時々発作に悩まされながら、何か「大切な」記憶を思い出そうとしている。 そして父亡き後、弱った自分の世話をしながら側にいてくれる…
先生&表紙買い。ほんわり甘いのかと思ったら違った・・ドキドキどうなる話でした。最後までドキドキ苦しくてちょっと重いなと思ってしまったので萌にしました。本編230P弱+あとがき。 平日の朝、洗面台で二人歯磨きなど身支度をするシーンから始まります。デザイン事務所勤務の叔父は寝起きはゆるいクマ状態ですが、ぱりっと身支度を整えるとイケメン。色んな女の残り香をまとってきますが、必ず帰宅し、甥っ子である…
沙野風結子 和鐵屋匠
ふばば
冒頭、登場人物たちのの高校時代から始まります。 クライミング部の副部長・3年の中井蒼一と、蒼一の弟で1年の中井昇(しょう)、そして昇のクラスに転校してきた陸豪士(くが たけし)。 医者になるか迷っていた蒼一が、陸のボルダリング姿を見て、すっぱりとクライミングをやめて医学部に進む決心をする… それから10年が経ち、蒼一は外科医となり、昇は天才アルピニストとしてヒマラヤの山々を無酸素で登攀してい…
みちみち
大好きな沙野風結子さんなので、迷わず作者買いしましたが、う〰️ん。高い評価の中、評価を下げて申し訳ないのですが、私は今一つ萌えきれませんでした。 設定は本当にすごくいいんです!恋人と思われる男性に湯船で温かく抱き締められる記憶(夢)を持ちながらも、父親の死をきっかけにして、その相手のことだけでなく、記憶の一部を欠落してしまって、水や性的なことに拒絶反応するかのように発作が出てしまう甥の恵多と…
まりぽん812
SSペーパー付のコミックを買い慣れていなくて、うっかり本編を読む前に読んでしまいました。リアルな鯛の絵から目が離せなくて(笑)。 場所は啓人のマンションでしょうか。 啓人、孝二、イクが揃ったところに、アガタが鯛を釣ってきて、アラ煮、鯛飯、お造りなどを作り始めます。居酒屋で働いたことがあるアガタなので、きっと美味しいのでしょうね。 孝二は、アガタから「米を研いでくれ」「湯を」とか、あれ…
沙野さんの作品は初めてなので、コミックだと入りやすいかも…と読んでみることに。高緒さんは、栗城偲さんの「玉の輿シリーズ」と木原音瀬さんの「FRAGILE」の挿絵で拝見したことがあり、気になっていました。 とても面白かったです!スリリングな展開に、高緒さんの人物の強い目力がぴったりでした。沙野さんと高緒さんのほかの作品も読んでみたくなりました。 物語は、やり手の若手弁護士・周藤啓人の元に、同…