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沙野風結子 小山田あみ
kurinn
ネタバレ
男前×男前でぶつかり合う色気がムンムンする作品でした。 最近は沙野先生の「チェンジリングシリーズ」に「疵物の戀」を読んだばかりで否応もなく期待が高まっていました。それになんと言っても小山田あみ先生のイラストも素晴らしかったです。 謎の男ゼロもカッコ良いし、彼の纏う匂いの描写が好きでした。 でもですね、鹿倉が熱くなってゼロの警告を無視して突っ走って行った辺りから「すん」って冷めだし…
窓月
タンデムシリーズって竹書房だったんだぁと振り返りつつ。個人的にこういったカラーの作品に作者らしさを感じます。ディアプラスではちょっと珍しいハードなタイプなんじゃないでしょうか…? シリアスな警察・裏社会ものは好きです。得意とされる作家様が多々いらっしゃる中、沙野先生が手掛けるものはやっぱりエロが手堅いんですよね。…手堅いエロってなに?笑 それにやみつきになるような独特な暗さがあって、読…
fandesu
10年前に刊行された『タンデム~狂犬と野獣~』が大好きな私としては「これぞ沙野&小山田コンビの例のやつ!待ってました!」と叫び(指笛付き)たくなる様な一冊でした。 『恋』と言うより闘いの熱に冒された様なセックス、それぞれ心に決めたことがあるので敵にも味方にも転びうる関係性、獣として互いを威嚇しながらも根幹の部分では強く惹かれあってている……そんな雄2匹が、同じ獲物を追うのですよ。 カッコい…
renachi
謎をたっぷり残した状態で終了、続きがちゃんとあるとのことで一安心。 この低糖度な刑事モノの雰囲気がツボにはまって最高だった。 キャラ設定は攻めのゼロが特にめちゃくちゃ好き。カリスマ感とラスボス感と圧倒的な雄感が、挿絵と文章で押し寄せてくる感じ。いろいろと濃い背景を持っていそうなのも、今後明かされていくことへの期待が高まる。 受けの鹿倉は心理描写まで徹底してクール。刑事モノのドラマや映画で…
BLに目覚めてから人生楽しい
こういう作品をずっと待ってました(TДT ) 最近の流行りなのか、あったかくて優しいほんわかBLが主流ですが、 やはりBLはこうでなくては!!!! 正体不明×めちゃ強×包容力の鬼=男の中の男の攻め!!!!!! 待ってました〰️!!!! 小山田先生のイラストと相まって、男臭さに思わず呻きました最高です。 強い×タフ×男前×(優しさ)=男前の受け〰️!!!!最高です神です。 自分…
本編を補うかのような修道騎士オルトのアンリ皇子への愛情と劣情が語られています。 アンリは17歳なので本編の前日譚ですね。 熱を出して寝込んでるアンリを心配しつつ、清拭の為に裸にしたアンリの成長した肉体に欲情してしまうオルトの苦悩が書かれていました。 少年から青年に成長しつつあるアンリの肉体に驚き、目が離せなくなる様子がとても淫靡に書かれていて興奮してしまいました。 本編でア…
沙野風結子 奈良千春
奈良先生のダークでありながらロマンティックなカバーイラストにウットリしてしまいます。 そしてこの作品の世界観が一枚に集約されていている事に気が付くのです。素敵過ぎる。 前巻でとても気になっていたアンリ皇子と修道騎士のオルトでしたが、彼等の主従関係に悶えまくりました!ゼインとルカCPより好きかも。 妖魔化したアンリを恐れながらも、身体を繋げられる悦びを感じるオルトの行き場の無い深い…
えすむら
珈琲でいうところのブラック、甘さゼロです(笑)。「好き」とか「愛してる」とかゆー言葉はいっさいありませんので、糖度高めなものを求める読者向けではないと思いますが、この男前二人の間にある不穏でありながら親密な空気を嗅ぎ取ってドキドキ、むはむはできる作品だなと思いました。タイトルが素晴らしいです。 なにしろ、この二人は、仕事(目的)以外のことには一切興味がないです。 仕事に対しての貪欲さ、特に…
momo5
今作を読み終え、レビューを書く前に寝落ち、メモとして下書き保存していたレビュー画面にひと言、男くさいと残していました。寝落ちる前にどうしても書き留めておきたかったのが、それ!?となんだか自分で可笑しかったのですが、まぁ間違ってはいないのかな(*´◒`*) 沙野先生に小山田先生のイラストとくれば、必然的に期待値も上がる訳で。 発売前から、何度、表紙のイラストを眺めたか分かりません。 個人的…
木春菊
男前攻めと男前受けという個人的に最高の組み合わせ。 さらに沙野風結子さんと小山田あみさんという素晴らしい組み合わせ! 買うしかないでしょう!と発売を楽しみにしていました。 結果、大・大満足。 好みのカップリングということもありますが、最初から最後までノーストレスで読み進めあっという間に読了してしまいました。 そしてまたイラストがとんでもない破壊力。眼福です。 フリーライターのゼ…