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餡玉 青城硝子
ate
ネタバレ
和菓子にトラウマ持ちの主人公とその和菓子を考案した元同級生社長の再会癒しラブ〜〜〜 和菓子の成り立ち、和歌の想いを込めて…ってところ風流で熱かった!! 二人とも仕事に真摯で凛とした空気感も良い! 和菓子の世界の奥深さが恋愛模様と上手くリンクしていて、 季節の移ろいや誰かを想う気持ちが込められてるってエピソードがステキでした。 五感で楽しむの聴覚は咀嚼音だけじゃなくて、その時の会話…
二一 青城硝子
renachi
静かに読ませる作風でありながら、書き込まれた心理描写には解釈の余地があり、考察しながら読める一方で雰囲気小説としてさらっと楽しむこともできる。こういうのを求めて同人作品を読み漁ってるという、見つけて嬉しくなった作品。 小説家の八尋は、まあアクの強い人物。口の悪さや偏屈といった誰の目にも見えるところだけでなく、内面にも歪みを抱えているような。その根底に、作品冒頭で描かれた過去がどう影響している…
冬木真魚 青城硝子
とても良かった。ネタバレなしで読むのが良いと思う。めちゃくちゃ泣きそうになっていたところで、ん?となって、ピタっと涙が引っ込んだ。少々トンデモ展開と言えるかもだけど、ラストは感動の涙があふれた。長く余韻に浸れるお話。 メインは優梧と留加という幼なじみの同級生二人で、物語の始まりは中学時代から。甘やかされて育った留加はわがまま三昧、優梧はいつも留加の世話を焼いているような関係性。揃って同じ高校…
桜部さく 青城硝子
ちろこ
最初は面白く拝見していましたが、途中からの展開には正直モヤッと。 純にとって都合の良すぎる終わり方に喝! なんだろなー…ニコラスへの態度が酷いなと思いました。 ニコラスの愛人みたいなポジションに居心地の悪さを感じているならちゃんと言うべき。ニコラスの最後の引き際を見る限り、言えばちゃんと分かる人だと思うんですよね。 それを、ニコラスと付き合ってる限りは自分の実力が正当に評価されてないみ…
となり
和菓子の美味しさ、和歌の美しさをじっくり堪能できる作品だった。相変わらず文章は読みやすく、和菓子は美味しそうだし知識も増える。 年齢のせいかクリームたっぷりの洋菓子より和菓子のほうが好ましく思えるようになってきていることもあって、こういうしっとりした話はすんなり入ってくる。 苦い恋を経ての大人の恋愛という感じで甘さは控えめだけど、激しくはないがしっかりR18なシーンもあってよき。 ゆったりし…
iku2
社長命令で和菓子の引き取りに『満珠庵』を訪れた秘書の十織さん。でも、なぜか人気商品でお祝いの品でも ある「紅白梅もなか」を見た途端、体調不良となり… そして、四季折々の素敵な和菓子に思いを馳せながら、 和菓子を愛し続ける『満珠庵』社長の和音さん。 実は、お二人には繋がりが? 過去のトラウマとは? 京都の老舗和菓子屋を舞台に、和菓子と和音さんに癒されていく十織さんと、そんな十織さんから目…
和菓子のようにさっぱりとくどくなく、それでいて見せ場もキッチリ作った物語構成が素晴らしい!そこまでボリュームもないからサラサラッと読めるのに読み応えは十分。個人的には、もう少しページを増やして、2人の関係をみっちり描いても良かったかなと思います^ ^ 昔の幼馴染みとの再会から始まるドラマチックなドラマにズッキュン! 十織の社長がマジでキューピット。お菓子買いに行って来いとか、コラム載せろとか。…
yuーchi
京都が舞台の同級生の再会のお話。 思いがけない再会はちょっと苦いものでした。しかしそこからの展開がとても情感豊かで心に染み入るものとなりました。和菓子を通じ四季を感じ人の心も表現していく。 藤原家隆の和歌に込められた思いを和菓子で表す。その和菓子を差し出す気持ちが優しく愛おしくまだ気づいてはいないけど心の春が近くに訪れているよと暗に伝えているようでした。 言葉だけではなく和菓子で伝えるという…
umeair
こちら、153ページと短めなんですが、とても好きなお話でした・:*+. 「京都」「和菓子」「和歌」これらのワードにアンテナがぴぴっと反応する方に、特におすすめです。 京都が舞台の、小学校時代の友人との再会愛ストーリー。 元彼に「結婚する」と酷いフラれ方をした失恋から3年。いまだに立ち直れていない主人公・社長秘書の十織(とおり・受)は、社長命令で出かけた先の和菓子屋で自分のトラウマとなって…
柚槙ゆみ 青城硝子
初読み作家様でした。幽閉された不憫受け王子(受)とその護衛騎士(攻)のファンタジー物語です。 12歳で王や弟などの家族と引き離され、幽閉されている第一王子・ユージア。幽閉されている理由は彼が「精霊王子」で精霊のお告げを聞くことができる存在だから。 父王はいまやユージアが精霊から聞いた内容に完全に頼って政治を行っており、ユージアがいなくなっては困るのです。 そんなユージアにとっての幼い…