いとだ旬太さんのレビュー一覧

紺碧にポラリス コミック

いとだ旬太 

少し読み取りにくかった

独特なタッチの味のある線が好きです。
海だったり波だったり、水に関するものの描き方が素敵。

幼馴染が人魚ってどんなお話だろう?と気になって手に取ったのですが、うーん。
私にはちょっと難しかったというか、分かりにくさを感じるお話だったかもしれません。

長寿な人魚の設定は切なくて、その設定自体はすごく良かったんです。
思わず魅せられてしまうコマもたくさんありました。
全体的に余白と…

1

紺碧にポラリス コミック

いとだ旬太 

人魚の設定にした意味が…ちょっと分からなかったです

最初に読んだ時は、よく分からない感じだったので、2度ほど読み返しました。

うーん、なんていうかやっぱり
話のまとまりとして弱いかな、と。
フラグがあちこちで立っていくのを
抱えて後からついて読んでいくわけですが
意味あり気に呟かれたり
気になる余韻を残されたりといったものばかりで
含みのある言い方が多いというのか
残念ながら、その点と点が線で繋がっていくような感じを受けませんで…

3

紺碧にポラリス コミック

いとだ旬太 

その光を信じいまを生きる

執拗なまでの執着 哀れなほどの共依存 目を覆いたくなるような虐げ
自分の知るものとはどこか違う 痛々しく重い愛

苦痛 お好きですか? 好きなら読まなきゃ いとださん作品 

正直 諸手を挙げて悦べるものでもないし 万人受けするとも思えないんだけど「狂おしい」をいろんな角度から魅せてくださるので必然的に次を見たくなる

不思議な危うさがね クセになるのかも



その声は彼…

2

紺碧にポラリス コミック

いとだ旬太 

(ネタバレなし)あとがきまで見てほしい

人魚と人間の幼なじみBL。
現代ファンタジーですが、キラキラとした雰囲気というより、なんだか懐かしい気持ちにさせられるような、なんとも不思議な世界観です。出てくるシニアたちも可愛い(笑)設定はややこしくなく、すんなり理解できました。

先の展開が読めない構成やカッコいいモノローグ、エロなしでこの満足度。いとだ先生の作品は最高だなと改めて。BLに触れたことがない人にもバンバン勧めたくなります。…

2

紺碧にポラリス コミック

いとだ旬太 

切ない恋心、不思議な絆、心が温かくなる

くじら×唯


いとだ旬太先生の作品、2ヶ月で2冊も出版された。
先月と今回の作品のトーンがまったく異なることに驚いた。

この作品は、現実とファンタジーの境界線での純愛で、

小さな漁師町に住む高校生の唯と、
彼の幼馴染である人魚のくじらのお話。

穏やかな日常が恋でほんのり揺れる感じがすごく好き。

高校生の2人が一緒に成長しながら、
2人だけの世界で不器用な関係の…

3

ぼくの狂人くん コミック

いとだ旬太 

落ちて、堕ちて、墜ちてゆく

あああ…なんてーものを読んでしまったんでしょう。

ポップなタイトルと表紙から
クズはクズでも最後はどんでん返しで大団円って思ってたんです。

ところがどっこい、モブレ、薬物、殺人、なんでもござれ。

ハピエン至上主義、痛いの無理な方には絶対おすすめできないやつです。

痛い、しんどい、グロい、切ないのオンパレードで
ページをめくる度、嫌な予感が募ってゆきました。

物語は…

12

ぼくの狂人くん コミック

いとだ旬太 

最狂

初めましての作家様です
1話を見て気になっていたので購入

試し読みで見ていた雰囲気とはかけ離れた展開、想像しない狂気で最高でした。
光属性の物語ではない、グロもある程度描かれるので、読む人を選ぶ作品。でも好きな人は好きだと思う。

幼なじみのイケメン極道×ちょろホスト、檜は春日部を自分のものにするため手段を選びません。
最初から狂ってる人間同士、狂気の渦に堕ちて行きます。二人の先は…

2

ぼくの狂人くん コミック

いとだ旬太 

先が読めない唯一無二の作品。すごい作家さんだ…

絵もストーリーも、モノローグも。ホンモノの漫画に触れた気がします。1冊で完結しているのに、まったく物足りなさがない……!

・普通のハピエンに飽きた方
・暴力系の描写が平気な方
・歪んだ愛ウェルカムな方

ぜひ一度読んでいただきたいです。

ネタバレはしませんが、とにかくページをめくる手が止まりません。先が読めないワクドキ。最後の1ページまで、「どう終わる気ですか先生!?」と楽しま…

4

ぼくの狂人くん コミック

いとだ旬太 

ここがトライアルチャンス! なのか?

前作が妙に気になるお話だったので なんの迷いなく買いはしたんですが
良いのか悪いのか いつになく目が厳しくなっているような気がします

それくらいセンセーショナルなものだったんですよね あたしの中で


今回も クズやゲスなんて生易しいものから 奪い 蔑み 虐げられるが綺麗に配置されそこにある痛々しさに 人を選ぶと言うより 前作以上に 作家さまに選ばれる という素敵な仕上がりになって…

2

呪って呪ってそれから愛して コミック

いとだ旬太 

心に響く

1度さーっと読んだだけでは「ちょっと暗い系ね」と思うだけでした
しかしちゃんと読み直すと、受けも攻めも心の傷があり、2人で傷付けた相手を憎んでいるけど憎まないフリをしながらやり過ごしているんだと分かりました
傷と向き合わないことは傷を見ないことと一緒で、傷が膿んでも知らないフリをし続けるどころか、自分で傷口を開いてもとの痛みを見ないようにしたんだなあと思いました
受けの子は攻めの子にどうにか…

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