えすとえむさんのレビュー一覧

作品ナンバー20 コミック

えすとえむ 

人生のドラマ

ドラマティックな作品です。
えすとえむ先生のストーリー展開は、他と一線を画すお洒落さですね。BLマンガというより青年誌の雰囲気。まさに今は青年誌に移られていますが。

どれも眩しいほどのハッピーエンドではありません。だからこそ続きを考えて楽しめるというかこの先に広がりがあるというか、完全に閉じきっていないからこそ余韻が一層楽しめます。

表題作のおまけが最後にあったのは嬉しかった!けれど…

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equus コミック

えすとえむ 

美しい馬体

非BL作品扱いの単行本ですが「はたらけケンタウロス」を読むとさらに楽しめると思います。

もちろんこちらだけでも!こちらも真中心のBLかというと、ニアBLの作品も多いかもしれない。
少しですが馬の交接シーンがあるので、苦手な方はご注意を。好きな人から見たらなかなかないBL漫画で感服ですが。

ケンタウロスというだけでかなり異色で捻った物語が作れますが、寿命設定まで加わったら心抉られるしか…

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非BL作品

はたらけ、ケンタウロス! 非BL コミック

えすとえむ 

ゴードバン持ってていいのか

非BL作品になるのね!「equus」も合わせてぜひ

出落ち、あるいはやったもの勝ちのネタかもしれませんが、なかなか思いつく方もいないのでは。
馬を描く画力も必要ですし、ともすれば笑いだけになってしまう要素を、感動にも繋げられるえすとえむ先生の凄みを感じます。ケンタロウシリーズで世界観をコミカルに伝えた後の短編もいいんですよ…
えすとえむ先生が"やったもの"になってくれ…

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やがて、藍になる コミック

えすとえむ 

繰り返し迫られる選択

刺さる…セリフの1つも、セリフのないコマもとにかく刺さる。「藍」や「ズレちゃいけない」に込められた思いがびしびし伝わります。

・大青(藍染を営む実家の実子 兄)
・紺太(義理の弟)
大青の会社員時代に男性とホテルにいるシーンが妙に生々しくて好きでした。直接的描写はないのですが、あぁ大青はゲイなんだなぁというのが伝わってきて。
最終話のラスト、大青の穏やかな笑顔に胸が熱くなる。
BLら…

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ハッピーエンドアパートメント コミック

えすとえむ 

幸せ通り

えすとえむ先生の中でもかなり好きな作品。
アパートメントで暮らす住人たちを描くオムニバスです。
物語がテーマになっています。どこまでが作品の中のノンフィクションで、どこからがフィクションかは分かりませんが、どこまでも皆が幸せであるといいのにと願う作品です。読後感も大変いい。ただ完全なる幸せに包まれるというよりも、少しの寂しさが残ります。

映画っぽい、作品のことを思えば小説っぽいというのが…

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ULTRAS コミック

えすとえむ 

短編集

表題作は初めてケツイキできたくらい体の相性が抜群で、お互い惹かれ合うもお互い敵対同士と知り……というフーリガン同士のロミジュリ愛です。
仲間の兄の婚約者が敵対チームのフーリガンだと知り婚約破棄騒動になったり、小学生同士でもそれが原因で虐めたりみたいな描写が出てきて、フーリガンの熱狂具合が怖いというよりもたががサッカーでアホくさと思ってしまう自分がいますが……。
でも、彼らにとっては「たかが」で…

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やがて、藍になる コミック

えすとえむ 

じわじわ染まっていく

藍染めを家業とする一家に生まれた大青と、そこの養子になった幼馴染の紺太。
義兄弟となった二人が、藍染を通して交わす思い……。

言葉少なく淡々と道を極める職人の世界が描かれていますが、言葉少なめな分、モノローグが光るんです。

「1mmでもズレたら 先には大きなズレとなる」という藍染の型紙制作の教えを自分たち義兄弟に当てはめている二人。
「兄弟」という枠から1mmでもはみ出さないように…

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equus コミック

えすとえむ 

異種間の愛はどうしてこうも美しいのか

 世界観が本当に素敵ですね。えすとえむ先生のタッチにもよく合っている。関連作品に非BLの『はたらけ、ケンタウロス!』がありますが、世界観が同じなだけで、あちらで登場したキャラがこちらにも登場するということはありませんでした。あちらはケンタウロスと人間との健全な絆を描いたもの、対するこちらはケンタウロスと人間、もしくはケンタウロス同士の愛を描いたものということですね。私はこの独特の雰囲気が好きなので…

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非BL作品

はたらけ、ケンタウロス! 非BL コミック

えすとえむ 

ごくごく普通のケンタウロスとは

 数ある生き物の中からなぜケンタウロスを…と戸惑いながら読んだんですが、なんでしょうこのしっくり感は。犬猫を除けば、やはり人間と最も密接に関わってき動物は馬だからかもしれない、なんて思いました。厳密にはケンタウロスと馬は別物なのだけれど。人間社会に溶け込もうと必死で働く彼らが本当に存在しているように思えてくるんですよね。

 そして、とても愛おしくも感じました。一生懸命な表情と、必死に上半身を…

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恋のしっぽをつかまえて 小説

L.B.グレッグ  えすとえむ 

NYのアートシーン!

モノクローム・ロマンス文庫2冊目の出版だった本作。
このシリーズは、ほぼ全部読んでいるのですが、この本だけどうも手が出なくて。

合衆国の素人探偵はどうしてこうも『ぼやき君』が多いのでしょうかね?
私はこの『シニカルな自虐を飛ばしながら頑張る素人探偵』が大好きなのですけれども。
本作のシーザーも例に漏れず、クローゼットに隠れたまま自分との恋をない事にしてしまっている(おまけに俳優として成…

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